ホノルル空港からワイキキまで、TheBusの急行「Wライン(W Line)」を使えば、HOLOカード払いで片道3ドル(現金は3.25ドル)で移動できます。2025年10月に走り始めた路線で、止まるバス停を絞った急行です。私たちは空港からはいつもUberかLyftで部屋の近くまで直行しているのですが、3ドルという数字はやっぱり目に留まりました。荷物はいくつまで乗せられるのか、どこで降りられるのか、公式の時刻表と案内を開いて確かめてみたので、配車サービスとの使い分けも含めて並べていきます。
ニュースのあらまし
ハワイの情報サイト「プーコのハワイサイト」が、このWラインに実際に乗ってみたレポートと使い方のまとめを9月下旬に出していました。空港からアロハタワーのあたり、ワードビレッジ、アラモアナセンターを通ってワイキキへ向かう路線で、止まるバス停が少ないので、これまでの20番のバスより早く着くという紹介です。
ホノルル空港からワイキキへ!話題の新路線「Wライン」乗車レポート&利用ガイド | ハワイ最新情報満載!プーコのハワイサイト
ホノルル空港からワイキキへ!話題の新路線「Wライン」乗車レポート&利用ガイド - たった$3で移動できるTheBusのNEWルート「W Line」の乗り方や現金での支払い方法、主要バス停、速さの秘密を徹底解説!円安のハワイ旅行でお得に賢く移動したい方必見の最新交通情報をお届けします。
走り始めたのは2025年10月16日。開業の朝に現地の旅行ニュースサイト「Beat of Hawaii」も記事を出していて、止まる場所の多い20番のバスでは空港からワイキキまで50〜60分ほどかかっていた、という話も書かれていました。
Fast $3 Airport Ride To Waikiki Starts Today. Here's The Catch.
Honolulu's new $3 airport bus to Waikiki is faster and runs past midnight. But there's one rule that decides whether you can use it.
ホノルル市の交通局のページでは、Wラインは「空港とダウンタウン、アラモアナ、ワイキキを結ぶいちばん新しいTheBusの路線」で、「ワイキキと空港を行き来するいちばん安い方法」といった内容で紹介されています。
Wラインの料金と時刻
料金はTheBusのほかの路線と同じです。TheBusの料金表と、TheBusが出しているWラインの時刻表(2026年5月31日から有効の版)で確かめた内容を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金(大人・現金) | 3.25ドル(2026年7月1日から)。おつりは出ず、乗り換えも付かない |
| 料金(大人・HOLOカード) | 3ドル。最初のタッチから2時間は乗り換え自由(2時間パス) |
| HOLOカードの1日の上限 | 7.50ドル。1日にそこまで払うと、その日はそれ以上かからない |
| HOLOカードの発行手数料 | 2ドル |
| 空港発の始発(平日) | 朝4時15分 |
| 空港発の最終(平日) | 時刻表では深夜1時30分(夜10時を過ぎると30分おき)。ただし市の空港ページとは案内が食い違う(下で説明) |
| 本数(平日の日中) | おおむね10〜15分おき |
| 空港から終点までの時間 | 時刻表の上では35分前後 |
HOLOカード(ホロカード)は、オアフのバスと鉄道「スカイライン」で使える交通系のICカードです。「片道3ドル」はこのHOLOカードで払った場合の話で、現金だと2026年7月1日から3.25ドルに上がっています。現金はおつりが出ないので、夫婦2人で現金なら1人3.25ドルずつ、25セント硬貨まで揃えておくと落ち着いて乗れそうです。HOLOカードは、空港のスカイライン駅の入口前にある券売機で買ってチャージできるそうです。
週末や祝日も同じ時刻表に表が載っていて、始発と最終の時刻は平日と同じでした。
気をつけたいのは夜です。TheBusの時刻表では空港発の最終は深夜1時30分。ただ、市の空港ページには、スカイラインが夜10時半に終わったあとは42番のバスがWラインの代わりに走る、とあって、案内が食い違っています。夜遅く着く日は、当日にTheBusの公式サイトかHEA(バスの運行情報を調べられるTheBusのアプリ)で確かめてください。
荷物はいくつまで乗せられる?
空港からのバスでいちばん気になるのは、やっぱりスーツケースですよね。
TheBusは、Wラインが走り始めたのと同じ2025年10月16日から、全路線で一時的な荷物のルールを出しています。中身をざっくり日本語にすると、次のような内容です。
- 乗客1人につき、標準的なスーツケース1つと、機内持ち込みサイズの小さめのかばん1つまで
- 荷物は自分の前か横に置く
- 通路をふさいだり、ほかの座席を使ったり、周りの人の安全や快適さを邪魔したりしないこと
TheBusのもともとの決まりは、座席の下かひざの上に置ける大きさの荷物までというものなので、この一時的なルールで、スーツケースも1つまで乗せられる形になっています。
ただ、「一時的」と書かれている以上、いつまで続くかは分かりません。大きなスーツケースを2つ以上持っている人や、ベビーカーなどの大きな荷物がある家族連れは、最初から別の手段を考えておくほうが気が楽だと思います。混んでいる時間帯は、置き場所に困ることもありそうです。
空港のどこから乗って、ワイキキのどこで降りる?
空港の乗り場
TheBusの時刻表では、Wラインの空港の発着点は「ダニエル・K・イノウエ国際空港スカイライン駅(Lelepaua)」となっています。市のページによると、この空港のスカイライン駅は第2ターミナルの山側にあり、第2ターミナル駐車場と国際線駐車場の4階から歩道でつながっているそうです。
プーコのハワイサイトの記事は、空港を出てから乗り場までを写真で順に追っているので、初めて使う方は出発前に一度見ておくと迷いにくいと思います。
ワイキキで降りられる場所
TheBusの路線説明では、空港を出たバスはニミッツ・ハイウェイからアラモアナ通りに入り、カラカウア通りからクヒオ通りを通って、最後はカパフル通りへ抜けていきます。終点はカパフル通りのカートライト通り向かい、ホノルル動物園のそばです。
主なバス停は、プーコのハワイサイトとBeat of Hawaiiの記事に挙がっていたものを並べると、次のとおりです。
| エリア | 主なバス停(元記事による) |
|---|---|
| ダウンタウン〜カカアコ | アロハタワー付近、サウス通りの向かい |
| カカアコ | ワードビレッジ |
| アラモアナ | アラモアナセンター |
| ワイキキ西側 | カハナモク通り(イリカイ・ホテルのあたり) |
| ワイキキ中心部 | クヒオ通り(デュークス・レーン、オフア通りのあたり。デュークス・レーンの停留所は2026年7月に少し場所が移っている) |
| ワイキキ東側 | カパフル通り(カートライト通りの向かい) |
ワイキキの中はクヒオ通りを走るので、カラカウア通り沿いのホテルに泊まる方は、バス停から1〜2ブロック歩くことになりそうです。スーツケースを引いて歩く距離がどのくらいになるか、泊まる場所と地図で一度見比べておくと安心です。
配車サービスと比べると
私たちはいつも空港からUberかLyftを使っています。時間帯や混み具合で変わりますが、ワイキキまでは1台30ドル台からがひとつの目安です。乗り場の場所や料金の比べ方は、ホノルル空港からUber・Lyftで滞在先へ向かう方法にまとめています。
並べてみると、こんな感じです。
| Wライン | Uber・Lyft | |
|---|---|---|
| 料金の数え方 | 1人ずつ | 1台ずつ |
| 夫婦2人の片道 | HOLOカードなら6ドル(現金なら6.50ドル) | 30ドル台〜(時間帯で変わる) |
| 荷物 | 1人スーツケース1つ+小さめのかばん1つまで | 車に積める分なら気にしなくていい |
| 降りる場所 | 決まったバス停 | 泊まる場所の近くまで |
| 待ち時間 | 日中は10〜15分おき | アプリで呼んで数分〜 |
2人なら差は20ドル台。HOLOカードを初めて作るときは1枚2ドルの発行手数料がかかるので、2人だと最初だけ4ドル足しておく必要があります。この差をどう感じるかは、荷物の量と、着いた日の体力しだいだと思います。
私たちが空港からUber・Lyftを使い続けている理由
私たちは25泊くらいの長めの滞在になることが多くて、着いた日はとにかく部屋に入って落ち着きたい、というのが本音です。飛行機を降りて、入国を済ませて、荷物を受け取ったあとに、バス停まで歩いて、乗ってから降りる場所を気にして、降りたらまたスーツケースを引いて歩く。どれも大したことではないのですが、全部重なると、到着日の午後の晩酌が少し遠のく気がするんですよね。
我が家は明るいうちから飲み始めるので、着いた日もできるだけ早く部屋でビールを開けたい、というのが大きいです。そう考えると、配車サービスで部屋の近くまで運んでもらう20ドル台の差は、私たちにとっては納得のいく出費になっています。
一方で、3ドルで空港まで行けるというのは、ワイキキで過ごす人にとって本当に心強い話だと思います。止まる場所の多い20番では50〜60分ほどかかっていたそうなので、時刻表の上で35分前後というのは大きな変化です。そういう選び方ができるようになったんだなぁ、と感心しました。
使うならこんな人・こんな日
時刻表と荷物のルールを見ていて、Wラインが合いそうだと思ったのは次のような場合です。
- 荷物がスーツケース1つと小さめのかばん1つに収まる旅
- 1人旅や、荷物の少ない2人旅
- クヒオ通りやアラモアナ通りのバス停の近くに泊まる
- 着いた日にそこまで疲れていない
逆に、スーツケースが大きかったり数が多かったりする場合、子ども連れで荷物が多い場合、カラカウア通り沿いでバス停から離れたホテルに泊まる場合は、配車サービスやシャトルのほうが楽だと思います。
私たちも、もし荷物の少ない帰りの日が来たら、一度くらいは3ドルで空港まで行ってみるのも悪くないかな、と少しだけ思っています。
まとめ
- ホノルル空港とワイキキを結ぶTheBusの急行「Wライン」は、2025年10月16日に走り始めた
- HOLOカードなら片道3ドルで2時間は乗り換え自由・1日の上限7.50ドル、現金は3.25ドルでおつりも乗り換えもなし
- 平日の時刻表では、空港発の始発は朝4時15分。日中はおおむね10〜15分おき、空港から終点まで35分前後。夜遅い時間は時刻表と市の案内が食い違うので当日確認を
- 荷物は、TheBusの一時的なルールで「標準的なスーツケース1つ+小さめのかばん1つ」まで
- ワイキキの中はクヒオ通りを走り、終点はホノルル動物園のそばのカパフル通り
- 夫婦2人ならHOLOカードで6ドル(現金なら6.50ドル)。配車サービスとの差は20ドル台なので、荷物の量と着いた日の体力で決めるのがよさそう
料金は2026年9月にTheBusの料金表(2026年7月1日からの改定版)で、時刻はTheBusの時刻表とホノルル市の空港ページで、荷物のルールはTheBusの案内で確かめました。夜の最終便は両者の案内が食い違っているので、遅い便で着く日は当日に確かめてください。荷物のルールは「一時的」とされているので、乗る前にTheBusの公式サイトで最新の内容を見ておくと安心です。











