カパフルの老舗プレートランチ店レインボー・ドライブイン(Rainbow Drive-In)が、1961年の創業から65年を迎えました。公式メニューをのぞいてみると、ロコモコは15.50ドル、豆入りのチリプレートは13.25ドル。地元のニュースサイトでは、記念の日にこのチリプレートを主役にした企画があると伝えています。私たちはワイキキで部屋飲みをしながら過ごすことが多く、カパフルは気軽に歩いて行く場所ではないのですが、65年という数字にはさすがに目が止まりました。お店の歩みと、いまの値段、記念の企画の中身を順に並べてみます。
ニュースのあらまし
ハワイの地元ニュースサイト Aloha State Daily が、レインボー・ドライブインの65周年の企画を伝えています。記事によると中身はこうです。
| 項目 | 内容(元記事による) |
|---|---|
| 日にち | 10月2日(金)の1日だけ |
| 目玉 | チリプレートが6.50ドル(ふだんはカパフル店13.25ドル、パールリッジ店13.50ドル) |
| カパフル店 | 終日 |
| パールリッジ店 | 午前11時〜午後1時 |
| 3代目オーナーとの顔合わせ | パールリッジ店 午前11時〜午後1時 / カパフル店 午後5時〜7時 |
| プレゼント | ステッカー、ストラップ、キーホルダー、ギフトカードなどが当たる抽選。65年にちなんだ65ドルのギフトカードが大きな賞。応募できるのはオーナーがお店にいる時間帯(パールリッジ店 午前11時〜午後1時 / カパフル店 午後5時〜7時) |
| 記念Tシャツ | 10月2日から、カパフル店とオンラインで販売 |
3代目のオーナーは Chris Iwamura さんとのこと。チリプレートの割引は、ふだんの値段のほぼ半分になる計算です。一人いくつまでか、店内で食べるか持ち帰りか、配達アプリでも同じ値段になるかといった条件は、元記事には書かれていませんでした。
Aloha State Daily | Rainbow Drive-In is celebrating 65 years with $6.50 chili plates
The eatery is offered discounted chili plates on Friday, Oct. 2, all day at its Kapahulu location and from 11 a.m. to 1 p.m. at its Pearlridge Center…
1961年から65年、ご夫婦で始めたお店
レインボー・ドライブインの公式サイトによると、お店を始めたのは Seiju さんと Ayako さんの Ifuku ご夫婦で、1961年のこと。ご飯2すくいとマカロニサラダのプレートランチを手ごろな値段で、たっぷり、早く出すという創業者の考え方を今も守っている、と紹介されています。
同じ考え方のまま65年続いているというのは、それだけで強いなぁと思います。65年のうち、私たちがこのお店の名前を知ってからの年月なんてほんの一部ですが、それでも昔から変わらずそこにある店、という印象があります。
いまのお店は2つ
9月29日に公式サイトの店舗一覧を見たところ、載っていたのは次の2店でした。
| 店舗 | 住所 | 営業時間(公式サイト) |
|---|---|---|
| カパフル店 | 3308 Kanaina Ave., Honolulu | 毎日 午前7時〜午後9時 |
| パールリッジ店 | 98-1005 Moanalua Road, Aiea | 月〜土 午前10時半〜午後8時 / 日曜 午前10時半〜午後6時 |
カパフル店は感謝祭の日やクリスマス当日などに休みがあり、年に一度、清掃とメンテナンスのための休業日もあると案内されていました。アラモアナ近くのパゴダホテルに入る計画も報じられていましたが(パゴダホテルのリニューアルの話)、9月29日の時点の店舗一覧にはまだ載っていません。
公式メニューで見るいまの値段
カパフル店の公式メニューから、プレートランチをいくつか抜き出しました。どのプレートもご飯2すくいとマカロニサラダ1すくいが付いてきて、ご飯はフライドポテトに、マカロニサラダはコールスローに替えられるそうです。
| メニュー | 中身(公式の説明から) | 値段 |
|---|---|---|
| ミックスプレート(グレイビー付き) | 元祖のミックスプレート。チキンに名物のグレイビー | 16.95ドル |
| ミックスプレート | BBQビーフ、骨なしチキン、マヒマヒ | 16.75ドル |
| ロコモコプレート | ハンバーグ2枚と卵2つ(焼き方は注文時に選べる)をご飯にのせてグレイビー | 15.50ドル |
| チリプレート | 牛ひき肉、にんにく、赤いんげん豆を煮込んだチリ | 13.25ドル |
| チリドッグプレート | ソーセージ2本に名物のチリ | 13.50ドル |
※2026年9月29日にカパフル店の公式メニューで確かめた値段です。
ロコモコにご飯とマカロニサラダまで付いて15.50ドル。私たちの感覚では、ハワイでお昼ごはん1皿ならこのくらい、という値段に見えます。その中でもチリプレートは抜き出した中でいちばん手ごろです。記念の日の6.50ドルという値段も、65ドルのギフトカードと並べると、65年にかけた数字なのかもしれません。
チリプレートってどんな一皿
公式の説明では、チリは毎日手間をかけて仕込んでいるもので、牛ひき肉とにんにく、赤いんげん豆(キドニービーンズ)を、お店独自のハーブとスパイスで煮込んでいるそうです。それをご飯にかけて、マカロニサラダを添えたのがチリプレート。
Aloha State Daily の記事では、マーケティング担当の Crystine Ito さんが、チリは創業当時から出しているもので、レシピも仕込みも同じまま、毎日煮込んでいる、といった内容のコメントを出しています。65年同じレシピ、というのは記念の日に看板として出すのにぴったりの話ですね。
私たちの知っているチリとは少し別物
ハワイで私たちがよく食べるチリといえば、ワイキキのHI Burgerで、バーガーとフライドポテトに必ず付けるチリです。あちらは豆なしの肉々しいタイプで、ビールと一緒にだらだらつまむのにちょうどいい。
レインボー・ドライブインのチリは赤いんげん豆がしっかり入っていて、しかもご飯にかけて食べる前提の一皿です。同じ「チリ」でも、ハンバーガーの横に置くのとプレートランチの主役にするのとでは、たぶん別の料理と思ったほうがいいんだろうなぁと思います。どちらがいいという話ではなく、ハワイのローカルの食べ方としてはこちらのほうが昔からの形なのかもしれません。
カパフルは、ワイキキからどう行くか
レンタカーを借りない私たちの場合、滞在中はワイキキの中とピンクトロリーで行けるアラモアナくらいで過ごすことがほとんどです。カパフルはワイキキから少し距離があって、晩酌の前にふらっと寄れる場所ではありません。
行くとしたら、私たちならUberかLyftを使うと思います。遠くのお店の料理がどうしても食べたいときは、割高になるのを承知でDoorDash(料理の配達アプリ)を使うこともあるのですが、今回の6.50ドルが配達でも同じになるかは元記事に書かれていないので、この企画を目当てにするなら店頭で買う前提で考えたほうがよさそうです。
カパフル店は元記事によるとチリプレートの値段が終日なので、時間の縛りはゆるめです。私たちの晩酌は午後3〜4時に始まるので、行くならその少し前に持ち帰って、部屋で冷えたビールと一緒に、という形になると思います。ただ抽選のほうはカパフル店だと午後5〜7時なので、その時間にはもう部屋で飲みはじめていて、私たちには縁がなさそうです。
記念の日と、並ぶのが苦手な私たち
1日だけ、しかも半額に近い値段となると、地元の人がたくさん集まりそうな気がします。並ぶのが本当に苦手な私たちにとっては、安さより待ち時間のほうが気になるところ。お店の65年を祝いたい地元の人たちで賑わう日なら、それはそれでいい光景だろうなぁと思いながら、私たちは記事を読んで楽しむくらいがちょうどいいのかもしれません。
一方で、プレートランチ1皿で13ドル台というふだんの値段も、私たちの感覚では手ごろに見えます。記念の日に行けなくても、カパフルまで足を延ばす用事があるときに、いつもの値段で頼めば十分というのが私たちの受け止め方です。
まとめ
- カパフルのレインボー・ドライブインは、1961年に Ifuku ご夫婦が始めてから65年(公式サイトより)
- 2026年9月29日のカパフル店の公式メニューでは、ロコモコプレートが15.50ドル、チリプレートが13.25ドル
- Aloha State Daily によると、10月2日(金)だけチリプレートが6.50ドルになる企画あり。カパフル店は終日、パールリッジ店は午前11時〜午後1時
- 一人あたりの数や配達の扱いは元記事に書かれていないので、狙う方は行く前にお店の案内で確かめてください
創業当時から同じレシピだというチリ、と聞くだけで、なんだか一度は食べてみたくなる話でした。私たちはワイキキの部屋で、豆なしのチリとビールをつまみながら、この老舗のこれからをのんびり眺めていようと思います。











