ホノルルのカラカウア通りに、寿司のおまかせに音楽と演出を合わせた「Sushi Sky(スシ・スカイ)」というお店ができました。夜は5時と7時半の2回制で、演出がつくのは7時半からの回。公式サイトのメニューには、15品のおまかせが150ドルと出ています。私たちはハワイで寿司屋に足を運ぶことがほとんどなく、どちらの回も我が家の晩酌がもう始まっている時間なので、今のところ行く予定はありません。それでもショーを観るのは好きな二人なので、寿司とショーが一緒になるとどうなるのかが気になって、最後まで読んでしまいました。場所と時間、2つのコースの違い、試食会で出てきた料理を順番に並べておきます。
ニュースのあらまし
Aloha State Daily | Sushi Sky is a new omakase with an 'entertainment sushi' experience
The new sushi restaurant, located on Kalākaua Avenue, features two dining experiences — a relaxed sushi course (without any entertainment), and a…
現地のニュースサイト Aloha State Daily が9月21日(ハワイ時間)に紹介したところによると、Sushi Sky は10月1日に正式にオープンするおまかせ寿司のお店です。予約はすでに OpenTable(レストランの予約サイト)で受け付けていて、店内は8人ほどが座れる広さ。ワイキキの屋上バー「SKY Waikiki(スカイ・ワイキキ)」とは別のお店だそうです。
お店の公式サイトのお知らせには、8月12日からソフトオープン(本格的な開業の前に、様子を見ながら営業を始めること)と出ていました。10月1日の正式オープンの前から、少しずつお店を開けているということのようです。
板前さんは、元記事によると九州出身の Maki Goto さん。公式サイトのほうでは、お店を率いるのは福岡の「ichitaka」というお店で腕を磨いた板前さんで、ハワイでは数少ない女性の寿司職人だと紹介されています。お店の説明は「江戸前の寿司の技とライブの演出を合わせたおまかせ寿司」といった内容で、デートや記念日、誕生日のお祝い、仕事の会食、旅行で来た人に向けたお店とのことでした。
場所はカラカウア通り1731番地、アラモアナ寄り
まず場所と時間から。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 1731 Kalakaua Ave, Space B, Honolulu(公式サイトによる) |
| 営業 | 水曜〜月曜 午後5時〜11時、火曜定休(公式サイトによる) |
| 夜の回 | 1回目 午後5時〜6時45分 / 2回目 午後7時半〜10時(公式サイトによる) |
| 席 | 8人ほど(元記事による) |
| 予約 | OpenTable |
| 駐車場 | お店の駐車場あり・台数に限りあり(元記事による) |
Aloha State Daily は場所を「カラカウア通りの Ki Club のそば」と書いていて、公式サイトの住所は1731番地の Space B です。Ki Club は、日系ペルー料理の「Caleta at Ki」を始めたお店で、住所は同じ1731番地。同じ建物の中の、別の区画なのかもしれません。
番地の数字でいうと、ワイキキから見てハワイ・コンベンションセンター(1801番地)のもう少し先になります。公式サイトは店名に「Ala Moana」と添えていて、郵便番号もワイキキの96815ではなく96826。ワイキキの中というより、アラモアナ寄りの場所と考えたほうが近そうです。
レンタカーを借りない私たちの場合は、滞在先から歩いて行くとなると少し距離があります。コンベンションセンターまでなら歩いて行ける建物なのですが、そこからもう少し先、というあたりです。車で行く方にはお店の駐車場があるのは助かりそうですが、台数に限りがあると書かれているので、予約のときに確かめておくと安心です。
夜は2回、中身の違うコースが1つずつ
公式サイトの店舗案内では、営業は水曜〜月曜の午後5時〜11時(火曜定休)。夜は2回制で、1回目が午後5時〜6時45分の「Casual Course」、2回目が午後7時半〜10時の「Entertainment Course」となっています。英語の案内を日本語に直したもので、そのままの訳ではありません。
同じお店で、時間ごとに別々のコースを出す作りです。元記事でも、2つのコースはメニューが違うと紹介されていました。
5時の回は「Casual Course」
元記事によると、5時の回は1人100ドル。前菜が3品、お刺身、握りが8貫、お味噌汁、デザートという内容で、ショーのような演出はつかず、落ち着いて寿司を食べるコースです。
7時半の回は「Entertainment Course」
7時半の回は、元記事によると1人150ドル。公式サイトのメニューのページにも「15品のおまかせ 150ドル」と出ています。元記事には Goto さんの話として、こちらは品数が多く、特別な演出があって、ショーのような流れで進む、といった内容のコメントが紹介されていました。この演出つきのコースが正式に始まるのも10月から、とのことです。
| 5時の回 | 7時半の回 | |
|---|---|---|
| 時間(公式サイトによる) | 午後5時〜6時45分 | 午後7時半〜10時 |
| 値段(元記事による) | 1人100ドル | 1人150ドル |
| 中身(元記事による) | 前菜3品・刺身・握り8貫・味噌汁・デザート | 品数が多く、音楽や演出つき |
元記事には税やチップの扱いまでは書かれていませんでした。夫婦2人で7時半の回に座ると、税やチップが乗る前の時点で300ドルになります。
試食会で出てきた料理
Aloha State Daily の記者は、メディア向けの試食会で7時半の回のコースをひと足先に体験していて、出てきた料理がいくつか紹介されていました。紹介されていたのはその一部で、これでコースの全部というわけではありません。
- 一品もの: コーンポタージュ、トロの握り、カニの茶碗蒸し(マスの卵のせ)、金箔をのせたウニ
- 握り: 北海道のホタテ、エビ、ブリの仲間の魚(元記事では yellowtail amberjack)、漬けにしたマグロの赤身、牛肉(元記事では washu beef)をバーナーで炙ったもの
- 演出つきで出てきたもの: トロとたくあんをトーストにのせてキャビアと金粉を散らしたもの、音楽に合わせて「ショットのように」出てくるコーンポタージュ、その場で炙るマグロの握り
公式サイトにも、メニューは決まったものではなく、その日にいちばんいい食材を見て板前さんが決める、と書かれていました。食材は主に日本とハワイのものを使っているそうです。試食会の中身がそのまま出てくるとは限らないので、ここは「こんな一皿が出たことがある」くらいに読んでおくのがよさそうです。
読みながら手が止まった一皿
いちばん長く眺めていたのは、トロとたくあんの一皿です。トロとたくあんを合わせるのは日本の寿司屋でもおなじみの「トロたく」ですが、それをトーストにのせて、キャビアと金粉まで散らす、というのは初めて見る形でした。
こういうとき、金粉やキャビアより先にたくあんのほうへ目が行ってしまうのが私たちです。ポリポリした歯ごたえと、脂ののったトロ。その組み合わせだけで、お酒はずいぶん進みそうだなぁと思います。華やかなものが少しのるより、たくあんがもうひと切れ多いほうがうれしい二人なので、同じ一皿でも見ているところが少しずれているのかもしれません。
コーンポタージュが寿司のコースに入っているのも、日本の感覚だと少し意外です。そういえばオアフのおまかせ寿司4軒が紹介されたときも、カイムキのお店は冷たいコーンスープが評判と書かれていました。ハワイのおまかせでは、案外よく見かける一品なのかもしれません。音楽に合わせてショットのように、という出し方は、読んでもうまく想像がつかなくて、そこだけ何度か読み返しました。
その場でマグロを炙るのは、カウンターで見ていたらたしかに盛り上がりそうです。バーナーの炎が上がって、香ばしいにおいがしてくる。8人ほどの小さなお店なら、その一瞬を全員で見ることになるんでしょうね。
ショーは好きなのに、今回は読むだけにしておく理由
ショーを観るのは好きです。ワイキキで常設公演をしているシルク・ドゥ・ソレイユの『‘Auana(アウアナ)』も、歩いて行ける場所だったので観に行きました。寿司のカウンターが小さな舞台になる、という発想そのものには惹かれます。それでも今回は読むだけにしておこう、となったのには、いくつか重なることがあるんですよね。
ハワイでは寿司屋にほとんど行かない
ハワイで寿司屋に行くことは、私たちはほとんどありません。現地の値段にチップが乗ると日本より高くなりがちですし、同じお金を出すなら日本で食べたほうが美味しいだろうなぁと思ってしまいます。せっかくハワイにいるなら、バーガーやガーリックシュリンプ、ポケのように、日本ではあまり食べないものに回したい気持ちもあります。ロール寿司なら別ものとして普通に食べるのですが、Sushi Sky は公式サイトが江戸前をうたう、握りのおまかせのお店です。
5時の回でも、晩酌はもう始まっている
時間の話もあります。我が家の晩酌は、午後3時か4時には部屋で始まります。5時といえば、ビールは2本目に入っているころ。そこから着替えて出かける、という流れにはなかなかなりません。7時半の回となると、もう何杯か入ってソファでのんびりしている時間です。
1回目は6時45分まで、と終わりの時刻まで決まっているのも、数時間かけてだらだら飲む私たちには少し短く感じます。もちろん2回制のお店なら終わりが決まっているのは当たり前で、ゆっくり座りたい人は2時間半ある7時半の回を選べばいい、というだけの話です。
記念日のお店としてなら、分かる気がします
15品に音楽と演出がつくなら、特別な日のお店としてはこういう値段になるんだろうなぁと思います。お店自身も、記念日や誕生日のお祝いに向けたお店だと書いていました。普段は堅実でも、誕生日のような「せっかくだから」の日には奮発する、というのは私たちにも分かる感覚です。
お酒も置いてあります。公式サイトのお知らせによると、日本酒・ワイン・ビールがそろっているそうです。刺身には日本酒を合わせることもあるので、もし座る日が来たら、日本酒を頼むんだろうなぁと思います。
お店の名前は「澄海」
公式サイトを見ていて、へぇ、と思ったのが店名の漢字です。SUSHI SKY のあとに「澄海」と書かれていました。澄んだ海と書いて、「すかい」と読ませるのでしょうか。英語の Sky と響きを重ねているのかなぁと想像しています。
ハワイの空と澄んだ海を、両方とも名前に入れたかったのだとしたら、なかなかいい名前ですね。元記事がワイキキの屋上バーとは別のお店だとわざわざ断っていたのも、同じ「Sky」の名前がついているからなんでしょうね。
私たちはこう読みました
まとめておきます。
- ホノルルのカラカウア通り1731番地に、おまかせ寿司の Sushi Sky ができた(公式サイトのお知らせでは8月12日からソフトオープン、元記事によると10月1日に正式オープン)
- 夜は2回制で、5時の回が「Casual Course」、7時半の回が音楽と演出つきの「Entertainment Course」(公式サイトによる)
- 値段は、元記事によると5時の回が100ドル、7時半の回が150ドル。公式サイトのメニューには15品のおまかせが150ドル
- 予約は OpenTable、火曜は定休
- 試食会で紹介された料理は一部で、コースの中身はその日の食材で変わる
住所、営業時間、2回の時間、15品150ドルのメニューは、2026年9月22日にお店の公式サイトで確かめました。10月1日の正式オープンに向けて、時間やコースの中身が変わることもありそうなので、予約の前に公式サイトか OpenTable で最新の案内を確かめるのが確実です。
我が家はたぶん、その時間も部屋でビールを開けています。それでも、トロたくをトーストにのせる話は、次の晩酌でもう一度出てきそうです。











