ワイキキのノードストローム・ラックが7月27日で閉店 ― クヒオ通りの「歩いて行けたお店」がまた一つ消える話


ハワイ・ワイキキのクヒオ通り沿いにある「ノードストローム・ラック(Nordstrom Rack)」が、2026年7月27日で閉店するそうです。歩いて過ごすことの多い私たちにとっては、街の風景が少し変わるニュースなので、つい目が止まりました。

Nordstrom Rack in Waikiki set to close next month | Honolulu Star-Advertiser

Nordstrom Rack in Waikiki set to close next month | Honolulu Star-Advertiser

The Nordstrom Rack in Waikiki is set to close permanently on July 27, according to a notice from the Seattle-based company.

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Honolulu Star-Advertiser

ニュースのあらまし

シアトルに本社を置くノードストローム(Nordstrom Inc.)が、ワイキキの店舗を閉めると正式に発表しました。事実関係を整理すると、こんな内容です。

  • 閉店する店舗: ワイキキのクヒオ通り(2255 Kuhio Avenue)、ホテル「Hyatt Centric Waikiki Beach」内の店舗
  • 閉店予定日: 2026年7月27日
  • 開店時期: 2016年春。当時の「ワイキキ・トレード・センター」で営業を始めたお店で、ちょうど10年ほどの歴史
  • 店舗の規模: 開店時で約34,000平方フィート(約3,160平方メートル)、2階建て
  • 従業員: 34人が対象。一部は他店舗への異動の機会が用意され、異動しない場合の最終勤務日は7月27日かその後2週間以内

ノードストローム・ラックは、ノードストローム百貨店の商品をお値打ちに扱う、いわゆるアウトレット系のお店ですね。閉店の理由については、今回の発表では特に触れられていません。

歩いて行ける範囲のお店が、また一つ

我が家はハワイ滞在中、買い物といえばビールや食材の買い出しが中心で、夫婦そろって洋服を熱心に見て回るタイプではありません。なので正直に言うと、このお店で何かを買い込んだ思い出があるわけではないんです。

それでも、このニュースが少し気になったのには理由があります。我が家にとってのワイキキは、カラカウア通りから一本内側に入ったクヒオ通りあたりまでが、だいたいの生活圏です。レストランやABCストア、ちょっとした用事は、その歩いて回れる範囲でだいたい片付きます。だからこそ、「歩いて行ける範囲に何があるか」には、自分でも意外なくらい敏感なんですよね。

クヒオ通りは、ビーチ沿いのカラカウア通りほど観光客でごった返してはいませんが、ホテルやお店がほどよく並んでいて、滞在者の日常がにじむ通りです。そこのお店が一つ静かに看板を下ろすというのは、派手なニュースではないけれど、街の地図がちょっとだけ書き換わる感じがします。買い物をしなくても、「あの角にあれがある」という風景の一部だったんだなぁと、なくなると聞いて改めて思いました。

ハワイで残るノードストローム・ラックと、私たちの動線

ちなみに、ワイキキの店舗が閉まっても、オアフ島からノードストローム・ラックそのものが消えるわけではありません。報道によれば、ワード・ビレッジ・ショップス(Ward Village Shops)の店舗は引き続き営業するとのこと。さらに、アラモアナセンターには通常のノードストローム百貨店もあります。

ただ、ここは我が家の事情で正直にお伝えしておくと、ワード方面はアラモアナから歩いて行ける距離ではあるものの、ここ数年はめっきり足が向いていないエリアです。ワイキキの生活圏から見るとちょっと遠くて、つい後回しになってしまう。一方で、アラモアナセンターはピンクトロリーで気軽に行けるので、そちらの通常店なら「ついでに覗く」こともできなくはない、という距離感です。

つまり私たちの場合、「ワイキキで歩いて行けた店が、行きにくい場所だけに残る」という形になるわけですね。買い物熱心な方には選択肢が残るのは良いことですが、歩いて完結させたい身としては、ワイキキの一店舗が持っていた手軽さは戻ってこない、というのが実感に近いです。

次の滞在で、クヒオ通りを歩くときに

こうしたお店の入れ替わりは、ハワイに通っていると珍しいことではありません。気に入っていたレストランがいつの間にか別の店になっていた、ということもよくあります。寂しさはありつつ、「まあ、街は生きものだから変わっていくよねぇ」と落ち着いて受け止めるくらいが、ちょうどいいのかなと思っています。

次にワイキキを歩くときには、クヒオ通りのあの場所に何が入るのか、ちょっと気にして眺めてみようと思います。新しいお店ができていたら、それはそれで街の新しい地図として面白い。歩いて過ごす私たちにとっては、そういう小さな変化を見つけるのも、滞在のささやかな楽しみの一つなんですよね。

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