ワイキキの通りの名前、ちゃんと意味があった ― カラカウアもオロハナも由来を知ると散歩が変わる


ワイキキの通りの名前って、考えてみると一度もちゃんと意味を調べたことがありませんでした。ハワイ・マガジンが、ワイキキの7つの通りの名前とその由来を紹介していて、これがなかなか面白かったんです。私たちは何年もこのあたりを歩いているのに、「カラカウア通り」も「オロハナ通り」も、ただの地名としか思っていませんでした。読んでみると、王様やお妃さま、歴史上の人物の名前がそのまま道になっていて、毎日歩いている道が少しだけ違って見えてきます。

ニュースのあらまし

ハワイ・マガジンが、ワイキキにある7つの通りの名前の由来をまとめた記事を出しています。カラカウア・アベニューやデュークス・レーンのような有名どころから、ふだんあまり意識しない小さな通りまで、それぞれの名前にハワイ王朝や歴史にまつわる意味が込められている、という内容です。

7 Streets in Waikīkī and What Their Names Mean

7 Streets in Waikīkī and What Their Names Mean

*This story was originally published on Sept. 13, 2021, and updated in June 2026.   History lives all around us—even in our street signs. Yes, those From Kealohilani Avenue to Lemon Road, the streets in Waikīkī on Oʻahu have some connection to the history of Hawaiʻi.

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HAWAIʻI Magazine

記事で取り上げられていたのは、ナーマハナ通り、ケアロヒラニ・アベニュー、デュークス・レーン、カラカウア・アベニュー、レモン通り、カイウラニ・アベニュー、オロハナ通りの7つです。

毎日歩いている道なのに、名前の意味は考えたことがなかった

ハワイに何度も通っていると、通りの名前は「目印」としては完全に頭に入っています。「カラカウアを海に向かって」「オロハナを曲がって」みたいに、道順を言うときには自然と口から出てきます。それなのに、その名前がどこから来たのかは、まったく気にしたことがありませんでした。

考えてみれば日本でも、毎日通る駅前の通りの名前の由来なんて、いちいち調べないですよね。それと同じで、生活の道具として使っているうちは、名前は記号のままになりがちです。今回の記事を読んで、その記号にちゃんと中身があったんだなぁと、ちょっと得した気分になりました。

カラカウア通り ― 一番うるさくて、一番お世話になっている道

私たちにとって一番身近なのは、やっぱりカラカウア・アベニューです。ワイキキの背骨みたいな通りで、買い物も食事も、だいたいこの道沿いで済んでしまいます。

記事によると、カラカウアはハワイ王朝最後の国王、デビッド・カラカウア王にちなんだ名前だそうです。音楽やフラを愛して「陽気な君主(メリー・モナーク)」と呼ばれた王様だと知ると、夜遅くまでにぎやかなあの通りの空気と、なんだか妙にしっくりきます。

ただ、にぎやかさには裏もあって、我が家は宿を取るとき「カラカウア通りからなるべく遠い部屋にしてください」とお願いすることが多いんです。深夜のサイレンや車の音は、本音を言えば静かなほうがありがたい。にぎやかな王様の名前の通りだからこそ、寝るときはちょっと距離を置きたい、というのが正直なところです。

デュークス・レーンとオロハナ通り ― 抜け道と、ヒルトン村への道

カラカウアから一本入ったところにあるデュークス・レーンも、よく通る道です。小さなお店やABCストアが並んでいて、ちょっとした抜け道として便利なんですよね。名前の由来は、サーフィンの神様でオリンピック選手でもあったデューク・カハナモク氏。アロハの大使とも呼ばれた人の名前が、こんな気取らない小道に付いているのが、なんだかハワイらしくて好きです。

オロハナ通りは、ヒルトン村の方へ歩いていくときに通る道です。記事によると「総員(all hands)」という意味の言葉で、カメハメハ大王の補佐役だったジョン・ヤングという人物に由来するとのこと。船乗りに「全員集合」と号令をかけるイメージの名前が、海沿いへ抜けていく通りに付いているのも、地図を眺めながら考えると面白いです。

王族の名前が並ぶ通り ― カイウラニ、ケアロヒラニ、ナーマハナ

残りの通りは、ふだんあまり意識していなかったものばかりです。カイウラニ・アベニューは、ハワイ王国最後の王位継承者だったカイウラニ王女から。記事では、王政の廃止に抗議した人物として紹介されていました。

ケアロヒラニ・アベニューは、リリウオカラニ女王の海辺の家の名前で「王族の輝き」という意味だそうです。ナーマハナ通りは、カメハメハ1世のお妃でオアフの知事も務めたリディア・ピイア・ナーマハナにちなむとのこと。それからレモン通りは、ちょっと毛色が違って、1849年にハワイへ渡ってきたフランス人、ジェームス・シラス・レモンという人の名前なんだそうです。ガス灯を最初に取り入れたホテルの経営者だったと書いてありました。

王族の名前がこれだけ並んでいると、ワイキキという街がただのリゾート地ではなくて、もともと王様たちの土地だったんだなぁと、あらためて感じます。

次のハワイで、ちょっと標識を見上げてみたい

私たちは出かけるより部屋でのんびり過ごすほうが好きなので、観光名所を巡るタイプではありません。それでも、いつもの買い出しの行き帰りに通る道の名前に、こういう物語が隠れていたと知ると、次の散歩がちょっと豊かになりそうです。

歴史を勉強しに行くわけではなくて、ビールのつまみを買いに歩く道すがら、「あ、ここがあの王様の通りか」と思い出すくらいでちょうどいい。次にハワイに行ったら、カラカウアを歩きながら、たまには標識を見上げてみようかなと思います。

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