英国の航空格付け会社スカイトラックスが出している2026年の賞で、ANAが「空港サービス」部門の世界1位に入りました。航空会社の総合ランキングのほうでも4位です。空港サービスというのは、チェックインのカウンターやラウンジ、搭乗口といった「飛行機に乗る前の地上の部分」の評価のことで、ANAでハワイに通っている私たちにとっては、機内よりずっと長く過ごしている場所の話でもあります。家を出てから飛行機に乗るまでのあの時間が世界1位と言われると、我が家の過ごし方まで少し褒められたような気分になりました。今回は発表された順位を表にまとめつつ、ハワイ行きの日の地上の時間を振り返ってみます。
「世界最高の航空会社」にシンガポール航空、スカイトラックス調査 - TRAICY(トライシー)
航空調査会社のスカイトラックスは、「ワールド・エアライン・アワード 2026」をロンドンのランガムホテルで発表した。 トップはシンガポール航空で、昨年の2位から順位を上げ、6回目の受賞となった。この他に、エコノミークラス […]
スカイトラックス2026年「世界最高の空港サービス」賞、ANAが1位を獲得 JALも3位にランクイン | sky-budget スカイバジェット
ニュースのあらまし
スカイトラックスは、世界中の旅行者へのアンケートをもとに航空会社を評価している英国の会社で、毎年「ワールド・エアライン・アワード」という賞を発表しています。traicyの記事によると、2026年の結果は9月18日にロンドンのランガムホテルで発表され、2,480万人以上の旅行者が回答し、300社以上の航空会社が評価の対象になったそうです。賞の数は70以上あります。
そのなかで、日本の2社の結果はこうなっていました。順位はスカイトラックスの公式サイトの一覧で確かめています。
| 部門 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| 空港サービス(The World’s Best Airport Services) | 1位 | 3位 |
| 航空会社の総合ランキング(World’s Top 10 Airlines) | 4位 | 9位 |
| 客室乗務員(World’s Best Airline Cabin Crew) | 5位 | 9位 |
空港サービス部門の1位から3位は、ANA、マレーシア航空、JALの順です。日本の2社がそろって3位までに入っているのは、読んでいてちょっと嬉しいところでした。
総合ランキングのANAの4位については、traicyの記事では、前年の5位から1つ順位を上げたと伝えられています。JALは前年と同じ9位だったそうです。
「空港サービス」ってどこからどこまでの話?
ランキングの名前だけ見ると少しピンとこないのですが、sky-budgetの記事では、チェックインカウンターの手際、係員さんの対応、ラウンジの過ごしやすさ、搭乗口での案内といった、地上で航空会社から受けるサービスを見る賞と説明されていました。機内の座席や機内食、客室乗務員さんの接客はそれぞれ別の部門があるので、こちらは「飛行機に乗るまで」と「降りてから」の話と考えるとわかりやすいと思います。
スカイトラックスの公式サイトでも、空港サービス部門の上位10社が並んでいます。
| 順位 | 航空会社 |
|---|---|
| 1位 | ANA |
| 2位 | マレーシア航空 |
| 3位 | JAL |
| 4位 | シンガポール航空 |
| 5位 | 海南航空 |
| 6位 | キャセイパシフィック航空 |
| 7位 | タイ国際航空 |
| 8位 | カンタス航空 |
| 9位 | エバー航空 |
| 10位 | スターラックス航空 |
上位10社がすべてアジアとオセアニアの航空会社、というのも面白い並びです。空港でのきめ細かさは、このあたりの会社が得意としているのかもしれません。
公式サイトはこちらです: The World’s Best Airport Services 2026(SKYTRAX)
総合ランキングの上位10社
航空会社そのものの総合ランキングも並べておきます。こちらもスカイトラックスの公式サイトの一覧です。
| 順位 | 航空会社 |
|---|---|
| 1位 | シンガポール航空 |
| 2位 | カタール航空 |
| 3位 | キャセイパシフィック航空 |
| 4位 | ANA |
| 5位 | ターキッシュエアラインズ |
| 6位 | エミレーツ航空 |
| 7位 | エールフランス航空 |
| 8位 | 海南航空 |
| 9位 | JAL |
| 10位 | 大韓航空 |
traicyの記事によると、シンガポール航空は前年の2位から1位に上がり、前年1位だったカタール航空が2位になったそうです。
うちのハワイ行きは、ANAの特典航空券でフライングホヌ(ANAの成田-ホノルル線を飛ぶA380の愛称)のプレミアムエコノミーに乗るのがいつもの形です。アジアの国に行くときもANAで飛ぶので、上位のシンガポール航空やカタール航空、キャセイに乗る機会はなかなかありません。ランキングの上のほうに並ぶ名前は、「こういう航空会社が評価されているんだなぁ」と眺める感じで読みました。
公式サイトはこちらです: World’s Top 10 Airlines 2026(SKYTRAX)
客室乗務員の部門は5位
機内の接客を見る客室乗務員の部門は、1位がキャセイパシフィック航空、2位がシンガポール航空で、ANAは5位、JALは9位でした。
| 順位 | 航空会社 |
|---|---|
| 1位 | キャセイパシフィック航空 |
| 2位 | シンガポール航空 |
| 3位 | マレーシア航空 |
| 4位 | 海南航空 |
| 5位 | ANA |
| 9位 | JAL |
ハワイまでの7時間ほどの間、客室乗務員さんにお世話になる場面といえば、機内食とお酒が運ばれてくるときくらいです。プレミアムエコノミーはエコノミーより食事が少しだけ豪華なので、あれが出てくるのを楽しみに座っています。部門の順位は5位ですが、トップ10に日本の2社が入っているのは、どちらの会社に乗る人にとっても安心材料になりそうです。
ハワイ行きの日、地上で過ごす時間
今回の結果を読みながら思ったのは、我が家は飛行機に乗っている時間より、乗るまでの時間のほうがずっと長いということです。
ハワイに行く日は、まず家でゆっくりお風呂に入ってから空港へ向かいます。時間に余裕を持って動きたいので、空港には早めに着いて、カウンターで荷物を預けたらそのままラウンジへ。ラウンジで食べるのは、うどんかおそばが定番です。ビールはプレミアムモルツ、一番搾り、エビス、アサヒあたりから気分で選びます。
国内の移動の日なら、ラウンジでは一杯だけにして、着いた先のお店のためにお腹を空けておきます。でもハワイ行きの日は別で、出発そのものが旅の始まりなので、ラウンジが1次会のような位置づけになります。出ているお酒をひと通り試したくなって、機内食のために控えるつもりが、結局あれこれ手が伸びてしまうのがいつもの流れです。
そう考えると、カウンターの手際がいいとか、搭乗口の案内がわかりやすいといった地上の部分は、私たちの旅の気分をかなり左右しているのだと思います。並ばずにすっと手続きが終わって、ラウンジで落ち着いて一杯やれる。それだけで、長い移動の日のしんどさがずいぶん軽くなります。
ラウンジの話題は、ほかの記事でも何度か書いています。羽田の国内線ラウンジの朝の軽食がなくなったときの話はこちらの記事に、ハワイ便のフライングホヌの機体点検のニュースはこちらの記事にまとめています。
ランキングで航空会社を選ぶかというと
では、この順位を見て乗る航空会社を変えるかというと、私たちの場合はそうはなりません。マイルを貯めるのも使うのもANAにまとめているので、どこかの会社が1位になっても、ハワイ行きはANAのまま、というのが実際のところです。
それでも、自分たちがいつも使っているところが外から見ても高く評価されていると知るのは、素直に嬉しいものです。ランキングは航空会社を乗り換えるための材料というより、「いつもの空港の過ごし方は、世界的に見てもいいほうなんだなぁ」と確かめる材料として読みました。
これからハワイ行きを考えている方で、ANAとJALのどちらにしようか迷っている場合も、空港サービスは1位と3位、総合は4位と9位と、どちらも上位に入っています。マイルを貯めている会社や、出発する空港、乗りたい機材で選んでも、地上の部分で大きく外れることはなさそうです。
まとめ
- スカイトラックスの2026年の賞で、ANAは空港サービス部門の世界1位、総合ランキング4位、客室乗務員の部門5位
- JALは空港サービス3位、総合9位、客室乗務員9位
- 空港サービスは、カウンター・ラウンジ・搭乗口といった地上で受けるサービスの評価
- 総合1位はシンガポール航空
我が家にとっては、ハワイ行きの日にいちばん長く過ごしているのがまさにこの地上の部分です。次にラウンジでうどんをすするときは、世界1位の場所で食べているんだなぁと思いながら、いつもの1次会を始めようと思います。
順位は2026年9月26日にスカイトラックスの公式サイトの一覧で確かめたものです。











