ホノルルのカカアコに、福岡の八女(やめ)の抹茶を出すカフェ「ヤメ・マッチャ・ハウス(Yame Matcha House)」ができる、と地元のニュースサイトが伝えていました。これまではハワイ大学マノア校の構内でトレーラーのお店を出していて、今度はカカアコにお店を構えるそうです。店名の「ヤメ」が八女のことだと分かったところで、私たちもつい最後まで読んでしまいました。ハワイで日本の地名を看板に見かけると、どうしても気になるんですよね。メニューと値段、開いている時間、お店のサイトに書かれていた抹茶の話まで、順番に並べておきます。
ニュースのあらまし
Aloha State Daily | Yame Matcha House is opening in Kakaʻako
The business, known for its matcha from Fukuoka, Japan, is opening its first cafe in Kakaʻako. The biz has a trailer that pops up at the University of…
地元のニュースサイト Aloha State Daily の記事とお店のサイトによると、ヤメ・マッチャ・ハウスは福岡県の八女の抹茶を使うお店です。記事に書かれていたことをまとめると、こうなります。
- 新しいカフェの場所はカカアコの 961 Kawaiahaʻo St.。以前 Poke Stand by Shokudo が入っていた場所
- 記事の見出しでは、グランドオープンは11月7日とされている
- 開いている時間は火曜〜日曜の朝9時30分〜午後3時で、月曜は休み
- これまでどおり、ハワイ大学マノア校のトレーラーも月曜〜金曜に出している
- オーナーは福岡出身の Ryo Hirayama さん。福岡の実家は、抹茶の道具や茶碗を扱うお店をしている
Hirayama さんは、トレーラーについて「トレーラーではできないことがたくさんある」といった内容のコメントを出しています。お店を構えることで、出せるものの幅を広げたいということのようです。
(開く日と時間はこの記事によるものです。オープン直後は変わることもあるので、行く前にお店のインスタグラム @yamematchahouse で確かめてください)
福岡・八女の一番茶を使っている
お店の公式サイトを開いてみると、使っている抹茶のことがいちばん詳しく書かれていました。
yame matcha house(公式サイト)公式サイトによると、抹茶は福岡県・八女の歴史ある茶園から仕入れていて、使うのはその年に最初に摘んだお茶、一番茶(ICHIBAN-CHA)だけだそうです。お店の説明では、八女は日本で「旨みが深く、色が鮮やかで、口当たりがなめらか」なことで知られる産地、と紹介されています。
お店のサイトには、八女の歴史と、ダニエル・K・イノウエ(Daniel K. Inouye)上院議員を通じた八女とハワイのつながりに触発された、という一文もありました。福岡出身の創業者が、本場の八女の抹茶をハワイに持ってきて、地元の食材と組み合わせている、という書き方です。
島の抹茶はほとんど静岡から、という話
Aloha State Daily の記事のなかで、Hirayama さんは「島の抹茶はほとんどが静岡から来ていて、宇治の抹茶も多い」といった内容のコメントを出しています。だからこそ八女の抹茶を、ということなんでしょうね。
日本に住んでいると、お茶の産地の名前はスーパーのお茶の棚でなんとなく目にしているものです。それがハワイのカフェでは、お店の名前そのものになっている。産地の名前を背負ってお店を出すのは、なかなか思い切ったことだなぁと思います。
二度焙煎と、1杯に使う抹茶の量
記事によると、このお店の抹茶は二度焙煎する作り方で、ナッツのような香ばしさが出るそうです。Hirayama さんは「二度焙煎するのが、ほかとの違い」といった内容のコメントも出していました。
ふつうの抹茶のベースには、人工の甘味料を使っていないとのこと。1杯に使う抹茶は6グラムで、アインシュペナーだけは10グラムほどと記事は伝えています。数字で出してくれると、抹茶をたっぷり使っているんだな、というのが伝わってきますね。
メニューと値段を表にすると
記事に出ていた飲み物と値段を、表にまとめておきます。日本円は1ドル150円で計算した目安です。
| 飲み物 | 値段 | 日本円の目安 |
|---|---|---|
| シグネチャーの抹茶、またはほうじ茶 | 8ドル | 約1,200円 |
| ヤメ・アインシュペナー(Yame Einspanner) | 8.75ドル | 約1,313円 |
| バナナ・ドリーム(Banana dream) | 8.50ドル | 約1,275円 |
| オキナワン・ブラウンシュガーのほうじ茶 | 8.50ドル | 約1,275円 |
| ソルテッド・バニラ・キャラメル | 8.50ドル | 約1,275円 |
| ソルテッド・バニラ | 8.50ドル | 約1,275円 |
| ストロベリー・ミルク | 8.50ドル | 約1,275円 |
| 季節のメープルクッキーのほうじ茶 | 記事に値段の記載なし | ― |
(表はすべて Aloha State Daily の記事と写真の説明による。ストロベリー・ミルクの値段は写真の説明に出ていたもの)
並べてみると、ほとんどの飲み物が8ドル台に収まっています。夫婦で1杯ずつ頼むと16〜17ドルほど、日本円で2,500円前後という計算です。
記事に載っていたのは紹介された飲み物が中心で、これでメニューが全部かは分かりません。Hirayama さんはマノアのトレーラーと似たメニューになると話しているそうですが、まったく同じかどうかまでは書かれていませんでした。
抹茶だけでなく、ほうじ茶も多い
メニューを読んでいて目に留まったのは、ほうじ茶の飲み物がいくつも並んでいることでした。シグネチャーは抹茶とほうじ茶のどちらかを選べて、黒糖を使ったほうじ茶や、季節のメープルクッキーのほうじ茶もあります。
店名は抹茶なのに、ほうじ茶がこれだけ並んでいるのは少し意外でした。抹茶の苦みより香ばしさのほうが好き、という方にはうれしい並びかもしれません。
お店の場所と、マノアのトレーラー
新しいカフェの住所は 961 Kawaiahaʻo St.。記事によると、以前は Poke Stand by Shokudo が入っていた場所です。
カカアコは、アラモアナセンターのさらに先。滞在中はワイキキの中と、ピンクトロリーで行けるアラモアナセンターくらいで毎日が済んでしまうので、カカアコ方面にはここ数年足が向いていません。ワイキキから見ると、ちょっと遠いあたりです。
もうひとつのトレーラーのお店は、ハワイ大学マノア校の構内にあります。お店の公式サイトでは、場所は 2500 Dole St.、月曜〜金曜の朝7時30分〜午後2時と案内されていました。大学の構内なので、学生さんや大学で働く人が中心のお店なんだろうな、と想像しています。そのトレーラーに加えて、カカアコにもお店ができるというのが今回の話です。
これから増えるかもしれないもの
記事によると、新しいお店には冷凍庫があるので、シェイクやアイスクリームを出すことも考えているそうです。ソフトクリームの機械も届く予定、と伝えられていました。
トレーラーではできなかったことの中身は、このあたりなのかもしれませんね。抹茶やほうじ茶のソフトクリームが出てくるのかどうかは、記事には書かれていません。出たら出たで、日本から来た人にはなじみのある味の並びになりそうです。
私たちの一日と、午後3時の店じまい
私たちの滞在中の一日は、朝に部屋のキッチンでライオンコーヒーを淹れて、フルーツで軽く済ませるところから始まります。昼ごはんは食べず、買い出しやお風呂でのんびりして、午後3時か4時ごろから晩酌、というのがいつもの流れです。
記事どおりに朝9時30分〜午後3時の営業なら、晩酌が始まるころには、お店のほうがちょうど店じまい。我が家が寄るとしたら、朝のコーヒーのあとから晩酌の準備に入る前まで、ということになりそうです。カカアコまで足をのばす日があったら、そのときは一番茶のシグネチャーを1杯、と思いながら記事を読みました。
甘いものはあまり買わない夫婦ですが、ふつうの抹茶のベースに人工の甘味料を使っていない、と書いてあると、ちょっと気になってしまいます。知らない土地の名前より、知っている土地の名前のほうが、やっぱり手が伸びやすいものですね。
ワイキキの中にも、抹茶ラテを出す小さなトレーラーがあります。
ワイキキのデュークス・レーンに抹茶ラテのトレーラー「ガッチャ・マッチャ(Gotcha Matcha)」― 地元サイトが紹介した「クッキーのふた」って何?行く前に確かめておきたいこと
最後に、行く前に押さえておきたいことを並べておきます。
- お店: ヤメ・マッチャ・ハウス(Yame Matcha House)
- カカアコのカフェ: 961 Kawaiahaʻo St.(以前 Poke Stand by Shokudo があった場所・Aloha State Daily による)
- 開く日: 記事の見出しでは、グランドオープンは11月7日
- 時間: 火曜〜日曜の朝9時30分〜午後3時、月曜休み(Aloha State Daily による)
- マノアのトレーラー: 2500 Dole St.、月曜〜金曜の朝7時30分〜午後2時(お店の公式サイトによる)
- 最新の情報: お店のインスタグラム @yamematchahouse
オープンしたばかりのお店は、時間やメニューが落ち着くまで変わることがあります。カカアコのお店の時間は公式サイトにはまだ出ていなかったので、行く前にインスタグラムで確かめておくと安心です。
まとめ
カカアコにできるヤメ・マッチャ・ハウスは、福岡・八女の一番茶を使う抹茶とほうじ茶のカフェです。飲み物はほとんどが8ドル台で、1杯に抹茶を6グラム使うそうです。開いているのは火曜〜日曜の朝9時30分から午後3時まで、と記事は伝えています。
晩酌の時間とは重ならないお店ですが、ハワイで八女という地名を見かけたこと自体が、ちょっとうれしい話でした。抹茶やほうじ茶が好きな方は、インスタグラムで最新の案内を確かめてから寄ってみてください。
(Aloha State Daily の記事と、お店の公式サイトの内容は2026年11月7日に確かめました)











