普段は部屋でのんびりビールを開けたり、歩いて数分のハッピーアワーをまわったりが中心の私たち。お酒もスーパーで$10前後のボトルを気軽に開けるのが日常の家飲みスタイルです。でも、結婚記念日くらいは少し背伸びをしてもいいかな、ということで、ワイキキの端に静かに建つ老舗フレンチミッシェルズ(Michel’s at the Colony Surf)で、ゆっくりディナーをいただいたことがあります。1962年から続くオーシャンフロントのお店で、夕陽の見える海辺の席で過ごした夜は、いつもの気楽な滞在とはまた違う、特別なものでした。
日本人にも地元の人にも人気の、1962年から続く老舗のフレンチ。実は前の年の記念日にも候補に挙がっていたのですが、当時はサンダルしか持っていなくて「ドレスコードに引っかかるのでは」と尻込みして見送ったお店でした。その後かかとのある靴を用意したこともあって、今回は意を決して予約を入れてみた、という経緯があります。
先に結論:予約・ドレスコード・お会計の目安
行く前にいちばん気になるのはこの3つだと思うので、先にまとめておきます。
| 項目 | 私たちが行ったときの実際 |
|---|---|
| 予約 | 席数が多くないので事前予約はほぼ必須 |
| 足元 | サンダル・ビーチサンダルは避け、かかとのある靴を用意 |
| 男性の服装 | 襟付きのシャツがあると無難(短パン・タンクトップは避ける) |
| 女性の服装 | ワンピースやきれいめの服装が安心 |
| お会計 | 二人でコースとグラスワイン、税込みで約303ドル |
| 場所 | ワイキキ東端・ダイヤモンドヘッド寄りのコロニーサーフ(カイマナビーチ前) |
| 時間帯 | ディナーは夕方5時ごろから。夕陽を狙うなら早めの時間 |
「高級店だから緊張する」というより、引っかかるとしたら足元だけ、というのが行ってみての実感です。私たちも前の年は靴がないという一点だけで見送っています。逆にいえば、きれいめの靴を一足スーツケースに入れておくだけで、この一軒は選択肢に入ります。
ダイヤモンドヘッド寄り、カイマナビーチのオーシャンフロント
ミッシェルズがあるのは、ワイキキの東の端、ダイヤモンドヘッド寄りのコロニーサーフ。目の前がカイマナビーチという海のすぐそばのオーシャンフロントで、夕陽が本当にきれいです。ワイキキの中心部からは少し離れていますが、記念日のような特別な日にわざわざ足を運ぶ価値のある眺めでした。
我が家はレンタカーを借りない派なので、こういう少し離れた場所へは歩くか、さっと車を呼んで向かいます。普段はホテルのご近所で食事を完結させてしまう私たちにとって、この「少しだけ遠出する」こと自体が、記念日らしい非日常でした。


同じワイキキで夕陽の見える海辺のディナーというと、以前ご紹介したチャートハウスも思い出深いお店です。海を眺めながらの食事はやっぱり格別で、こういう景色つきの一軒は記念日に強いなぁと思います。
サンダルで怯えた「ドレスコード」の話
先にも触れたとおり、ここはきちんとしたドレスコードのあるお店です。普段サンダルとTシャツで気楽に過ごしている我が家のようなラフな滞在スタイルだと、うっかりすると入り口で慌てることになります。
上の表にも書きましたが、実際に効いてくるのは足元です。服のほうは、男性なら襟付きのシャツ、女性ならワンピースやきれいめの一着があればまず問題になりません。ところが靴だけは、現地で調達しようとすると意外と手間で、しかも履き慣れていない靴で夜に出かけることになります。
私たちの場合、前の年に「靴がない」というだけの理由で諦めた経験がありました。翌年はかかとのある靴をちゃんと持ってきて、ようやくお店の扉をくぐれた、という順番です。スーツケースにきれいめの服と靴を一組だけ入れておく。荷物を増やしたくない私たちでも、これだけは入れる価値があったなぁと思っています。
予約はオンラインで取れます
予約は電話(808-923-6552)のほか、OpenTable からオンラインで取れます。私たちのように英語での電話を先延ばしにしがちな人間には、これはありがたい仕組みでした。予約の画面で希望を書き添えられるので、記念日である旨や席の希望も、そこで伝えてしまうのが早いです。
なお、ドレスコードの細かい基準は公式サイトの案内が正になります。行く前に一度目を通しておくのがいちばん確実で、私たちのように「靴で引き返す」心配もなくなります。
記念日に頼んだフレンチのコース
このときに頼んだのは、こんな内容でした。
- フォアグラのソテー(アナナス添え) … 濃厚なフォアグラに、甘酸っぱいパイナップルがよく合います
- ロブスタービスク … 海老のうま味がぎゅっと詰まった看板スープ
- ウォームシーフードサラダ … 温かいシーフードのサラダ
- シャトーブリアン(2人前・ソースベアネーズ) … 記念日らしく、二人でどんと一皿


ロブスタービスクは、目の前でコニャックの香り付けと仕上げをしてくれる演出付き。ふわっと火が立ち上がる様子を眺めながら、「あぁ、こういうのが記念日だなぁ」としみじみしました。海老のうま味が濃くて、これは家では出せない一皿です。

普段の私たちは、焼き魚やポキみたいな気楽なシーフードで晩酌を回すことが多くて、ハワイのシーフードとの付き合い方も基本はテイクアウト中心です。だからこそ、こうしてきちんと手をかけて作られたシーフードのコースは新鮮でした。

メインのシャトーブリアンは二人前をどんと。うちは家でステーキを焼かない(煙で火災報知器が鳴るのが怖いのと、そもそも分厚い肉をうまく焼けない)ので、いい牛肉はもっぱらお店でいただく派です。普段はウルフギャングのようなステーキハウスのハッピーアワーでお得につまむことが多いのですが、記念日はコースでゆっくり、というのもまた良いものでした。
お酒は、普段の部屋飲みとはちょっと違う一杯
お酒は我が家はワイン党です。ハワイのスーパーで$10前後のボトルを気軽に開けるのが普段の家飲みスタイルで、スーパーでのワイン選びも滞在中の楽しみのひとつ。ニュージーランド産のソーヴィニヨンブランやカリフォルニアのシャルドネを、夫婦で気兼ねなく開けるのがいつもの調子です。
でもこの日は、お店のグラスワインを料理に合わせて、一杯ずつゆっくりいただきました。同じワインでも、夕陽の見える海辺で料理に合わせて選んでもらう一杯は、また格別ですね。普段はハッピーアワー巡りでわいわいやっている私たちにとって、こういう静かな飲み方も年に一度くらいは新鮮でした。
お会計と、年に一度の背伸びについて
この日のお会計は、税込みでだいたい303ドルほど。普段の我が家の晩酌が、スーパーのビールとワインにテイクアウトのおつまみで数十ドルにおさまることを思うと、なかなか思い切った金額です。それでも、年に一度の記念日だからこそ、という気持ちで気持ちよく払える一夜でした。
ラグジュアリーをいつも追いかけているわけではない私たちですが、夕陽のきれいな海辺で、少しかしこまった料理をゆっくりいただく記念日の夜は、やっぱり特別で良いものでした。昔はいろんなお店を試して回るのも好きでしたが、最近はご近所でのんびり過ごすのが心地よくなってきた私たち。それでも、こうしてたまに背伸びをする夜があると、普段の気楽な滞在がまた一段と愛おしく感じられます。
メニューや営業時間は変わることがあるので、行く前に公式サイトで確認して、予約を入れてから出かけてくださいね。ドレスコードの準備もお忘れなく。
お店情報
- 店名: ミッシェルズ(Michel’s at the Colony Surf)
- 住所: コロニーサーフ、2895 Kalākaua Ave, Honolulu, HI 96815(ダイヤモンドヘッド寄り・カイマナビーチのオーシャンフロント)
- エリア: ワイキキ東端。中心部からは少し離れた、記念日向きの一軒
- ジャンル: フレンチ(ドレスコードあり・要予約)
- 営業時間: 毎日午後5時〜午後9時(最終着席)
- 予約: 電話(808) 923-6552 または OpenTable からオンライン予約
- お会計の目安: 二人でコース+グラスワインで税込み約303ドル(私たちが利用したときの実績)
- 地図: Googleマップで「Michel’s at the Colony Surf Honolulu」を検索
- 定休日・最新メニューも変わることがあるので、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。











