ハローキティの絵が入ったスパムの缶が出回っています。ハワイ限定なのかと思って公式サイトを見に行ったら、これはアメリカ全国で売られている期間限定のコラボでした。ただし公式のオンラインショップは1缶5ドルで、しかも今のところ売り切れ。発送もアメリカ国内だけなので、日本から取り寄せようとすると急に話がややこしくなります。私たちのように滞在中スーパーとドラッグストアを行ったり来たりしている人間からすると、こういうものは棚で見かけたときが勝負なんですよね。値段と売っている場所を、確認できた範囲でまとめておきます。
ニュースのあらまし
現地の情報サイト「プーコのハワイサイト」が、2026年8月8日付でハローキティの限定スパム缶を取り上げていました。買えるお店と値段まで並べてくれています。
ハワイ限定?ハローキティの限定スパム缶が登場!購入できるお店と価格まとめ | ハワイ最新情報満載!プーコのハワイサイト
ハワイ限定?ハローキティの限定スパム缶が登場!購入できるお店と価格まとめ ハローキティ柄がかわいい期間限定スパム缶が登場!塩分25%カットで、フードランド等のスーパーや、一時安売りしていたロングス・ドラッグス等で入手可能です。お土産にもぴったりなので見つけたらチェックしてみて!
作っているのはスパムでおなじみのホーメル(Hormel)で、公式サイトにもハローキティとの特設ページができていました。
Hello Kitty | Spam
公式に書かれている中身を並べると、こうなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Limited Edition Hello Kitty SPAM 25% Less Sodium |
| 中身 | 定番のスパムより塩分を25%減らしたタイプ |
| 大きさ | 12オンス缶(約340g・スパムのいつもの大きさ) |
| ラベル | スパムむすびを持ったハローキティ |
| 売り場 | アメリカ全国の小売店(公式の表記は「お近くのお店で」) |
| 期間 | 在庫がなくなるまで |
いつ発売が始まったのかは、公式ページには書かれていませんでした。書いてあるのは「在庫がある間」という一行だけです。数量を区切ってあるのではなく、なくなったら終わり、というよくあるかたちですね。
絵柄については、公式のショップにスパムむすびを持ったハローキティと書かれている一方、現地のサイトでは着物姿のキティとして紹介されていました。何種類か出ているのかもしれませんが、そこまでは確かめられませんでした。棚で見かけたら、絵を一度じっくり見てみると面白そうです。
ハワイ限定ではなく、アメリカ全国で出ています
スパムとハワイは切っても切れない関係なので、こういうコラボが出るとまずハワイを思い浮かべます。私たちも最初はそうでした。ただ公式ページには「アメリカ全国のお店で」とはっきり書かれていて、ハワイのことは一言も出てきません。つまりハワイでしか買えないものではありません。
とはいえ、日本に住んでいる私たちからすると、実際に手に取れる場所は限られます。アメリカ本土に行く用事がそうそうあるわけでもないので、結局はハワイ滞在中にスーパーへ寄ったときが一番現実的な機会になります。「ハワイ限定ではないけれど、ハワイで買うのが一番近い」というくらいの受け止めがちょうどいいのだと思います。
公式サイトには「Tour de Sizzle」という企画も載っていて、ハローキティと一緒に世界のスパムの食べ方をめぐる、という趣向でした。並んでいるレシピはスパムむすび、スパムのメープル・プーティン、スパムラーメン、スパムのビビンバボウルの4つ。プーティンはカナダのフライドポテトにグレイビーとチーズをかけたもので、そこにスパムを乗せる発想は初めて見ました。見慣れないメニュー名に出会うと由来を調べたくなる質なので、これはこれで楽しく読みました。
どこで買える?値段は3.79ドル前後
現地サイトが挙げていたお店と値段を、日本円の感覚と一緒に並べておきます。1ドル160円で計算しています。
| 買える場所 | 値段 | 1ドル160円で |
|---|---|---|
| フードパントリー | 3.79ドル | 約610円 |
| フードランド | 3.79ドル | 約610円 |
| ロングス・ドラッグス | 3.79ドル(セールで2缶5ドルのことも) | 約610円 |
| 公式オンラインショップ | 5.00ドル(現在売り切れ・アメリカ国内発送のみ) | 約800円 |
店頭の値段は2026年7月時点で確かめたもので、その後上がっているかもしれないと現地サイトにも添えられていました。ハワイの食料品はここ数年ずっと値上がりが続いているので、棚の値札のほうを信じるのが確実だと思います。ドン・キホーテとウォルマートについては、以前見たときは置いていなかったと書かれていました。
歩いて行けるお店で足りそうなのが助かります
私たちがビールやワインを買いに行くのは、滞在先から歩いて1〜2分のロングス・ドラッグスです。そこに3.79ドルで並んでいるのなら、わざわざどこかへ出かける必要がありません。ハワイでこういう限定ものを探すと、たいてい遠くのお店の名前が出てきて、そこで話が終わってしまうことが多いのですが、今回はそうでもなさそうです。
フードランドは我が家から見るとアラモアナの奥で少し遠いので、普段は同じ系列で近所にあるワイキキマーケットのほうを使っています。系列が同じなら似たようなものが棚に並んでいそうな気もしますが、そこは行って確かめるしかありません。フードパントリーもワイキキの中にあるので、こちらも通りかかったときに覗ける場所です。
日本へ持ち帰るのは難しい缶詰です
スパムは豚肉の加工品なので、日本に持ち帰るときは動物検疫の対象になります。動物検疫所のページには、生・冷蔵・冷凍・加熱調理済みの加工品などいかなる形態のものでも対象と書かれていて、加工品の例としてジャーキー、ハム、ソーセージ、ベーコンが並んでいます。缶詰なら別あつかい、という書き方は見当たりませんでした。
肉製品などのおみやげについて:動物検疫所
動物検疫所ホームページ
持ち込むには輸出国の政府が出した検査証明書が要ることになっていて、お店で買った缶詰にそれが付いてくることはまずありません。缶詰は丈夫で運びやすいので、つい荷物に入れたくなるところですが、帰国のときの扱いはそれとは別の話になります。国ごとの細かい決まりは変わることもあるので、迷ったら動物検疫所に確かめるのが確実だと思います。
つまりこの缶は、基本的には現地にいる間に食べるものということになります。滞在先にキッチンがあるなら、なおさら現地で開けてしまうのが話が早いですね。
中身は「25%減塩」のタイプ
今回のコラボで面白いのは、絵柄だけでなく中身が定番のスパムではないところです。選ばれているのは25% Less Sodium、つまり定番より塩分を25%減らしたタイプ。ハローキティの缶を買うと、自動的に減塩のほうを買うことになります。
しょっぱいものは夫婦とも好きなので、減塩と聞くと最初は「あれ、そっちなんだ」と思いました。ただスパムは焼くと塩気が立ってくる食べ物ですし、そのまま食べるより、薄く切ってフライパンで焼いてビールのつまみにするくらいなら、少し控えめでもちょうどいいのかもしれません。ご飯にのせるならなおさらです。実際どのくらい違うのかは、食べ比べてみないと分からないところではあります。
スパムをめぐる話題はハワイだと本当によく出てきて、この夏も8月8日にL&Lがスパムむすびを1個無料で配っていましたし、春にはカラカウア通りを封鎖してスパムが主役のブロックパーティも開かれていました。同じ缶詰がこれだけ手を替え品を替え主役になる土地は、なかなかないと思います。
公式のオンラインショップは今のところ売り切れ
ホーメルの通販ページも見てみました。値段は1缶5.00ドルで、店頭より1ドルほど高い設定です。そして表示はSold out(売り切れ)。注文が増えていて発送に時間がかかるかもしれない、という断り書きも出ていました。
Limited Edition Hello Kitty® SPAM® 25% Less Sodium
#G6217HK - The SPAM® brand in collaboration with Hello Kitty® is launching a limited-edition collectible can featuring Hello Kitty® holding SPAM® musubi. The limited-time label is featured on our 25% Less Sodium variety providing the same delicious SPAM® Classic flavor with 25% less sodium. From Hawaiian-inspired Musub
さらに発送はアメリカ国内のみと書かれているので、日本の住所には届きません。仮に在庫が戻ったとしても、日本から直接注文するのは難しいということになります。
こうなると、現地のお店の棚が実質的に唯一の入り口ということになります。ハワイのスーパーやドラッグストアは、こういう限定ものが入ってきても大きな告知が出るわけではありません。気づいたら並んでいて、気づいたら消えている、というのがいつもの流れです。狙って買うというより、買い出しのついでに缶詰の棚を一度見ておく、くらいの気楽さがちょうどよさそうです。
私たちはこう読みました
かわいい絵の缶詰というだけの話ではあるのですが、公式の通販が売り切れていて、しかも日本に送れない、と分かった時点で、急に現地の棚の価値が上がって見えるから不思議です。ハワイに行く予定がある方は、スーパーの缶詰の列を通るときに少し目を止めてみると、思いのほかあっさり見つかるかもしれません。
私たちも次にロングスへビールを買いに行くときに、ついでに缶詰の棚を覗いてみようと思っています。あれば一缶、なければそれまで。値段が知れているものは、こういう気持ちで探せるのが気楽でいいですね。
なくなり次第終了とだけ書かれている商品なので、いつまで並んでいるのかは誰にも分かりません。見かけたときに手に取るかどうかで決まる、そういう種類の缶詰だと思って眺めておくのがよさそうです。











