サンダルはNG!ハイズ・ステーキハウス ワイキキ (Hy’s Steak House Waikiki) のハッピーアワー
ハワイで美味しいステーキが食べられるお店は?と聞かれたら、どう答えるでしょうか。
ハワイ旅行に行った日本の人に聞くと、ウルフギャング・ステーキハウスやルースズ・クリスといった名前が返ってきそうですが、地元に住んでいるロコの人達に聞くと、必ずと言っていいほど返ってくるお店があります。それが「ハイズ・ステーキハウス (Hy’s Steak House)」です。
1946年創業の老舗で、ハワイ産のキアヴェ(マメ科の木)の炭火でじっくり焼き上げるステーキが看板。観光客向けというより、地元の人が記念日に使うような渋い名店です。
私たちが初めて訪れたのは、まだハッピーアワーが今よりずっと気軽だった頃。今日はそのときの記録を、最新のメニュー価格もあわせて紹介します。
ハイズ・ステーキハウスの場所
ハイズ・ステーキハウスは、ワイキキのクヒオ通り沿いにある老舗ステーキハウスです。カラカウア通りからだと、ワイキキビーチの真ん中あたりにあるデューク・カハナモク像の向かい、ハイアットリージェンシーの右側のウルニウ通りを進んでいき、クヒオ通りにぶつかったところにあります。
目印は「hys」と黄色い文字で書かれた黒い看板です。
クヒオ通り沿いに掲げられたハイズの看板
看板を見つけたら、そこから奥のほうに続く通路を進んでいきます。
ハイズへ続く通路
すると右手に、なんともゴージャスなお店の入り口が見えてきます。
ハイズ・ステーキハウスの入り口
ハイズ・ステーキハウスはドレスコードが必要!
さて、お店がオープンする17:00の少し前に到着すると、すでに数組のお客さんがオープンを待っていました。
私たちもお店の前で待っていると、入口横の、結構大きな文字で書かれた看板が目に入ってきました。
入り口に置かれたドレスコードについて書かれた看板
COLLARED SHIRTS AND SHOES REQUIRED.
(襟付きシャツと靴が必要です。)
NO SWIMWEAR OR BASEBALL STYLE CAPS.
(水着とベースボールキャップは禁止です。)
どうやらドレスコードのことが書かれているようです。
私たちの格好はと言うと、夫がアロハシャツ・短パン・サンダル、妻がノースリーブ・スカート・サンダルという、ザ・ビーチリゾートスタイル。水着でもベースボールキャップでもなく、アロハシャツは襟付き。ここまでは問題なさそうですが、SHOES(靴)にサンダルは含まれるんでしょうか。
周りの待っている人達を見てみると、男性はスーツでびしっと決めた人もいれば、短パンにスニーカーという人もいます。女性もきちんとした服装の人もいれば、普段着に近い格好にサンダルという人もいます。
アロハシャツはハワイでは正装ですし、まぁ周りの人ともそんなに大差ないので、問題ないだろうとそのままオープンを待つことにしました。
待つこと十数分、17:00になると時間きっかりに重たそうなドアが開いて、お店がオープンしました。
すでにかなりの人数になっていたお客さんが、どんどんお店に入っていきます。私たちもその流れに乗ってお店に入り、受付で「予約はないけれど、ハッピーアワーを楽しみたい」と伝えます。
すんなり中へ案内してもらえると思いきや、受付の方が下のほうを見て、夫のサンダルがダメだと言うではありませんか。どうやらサンダルは靴に含まれないようです。妻のサンダルは問題ないようで、男性のサンダルだけがNGとのこと。
なんとか入れないか頼もうかとも思ったのですが、後ろに待っている人がつかえていますし、英語で交渉できるほど話せるわけでもないので、ここは潔く靴を買いに行くことにしました。
急いで近くの靴屋で足の覆われた靴を買い、新しい靴に履き替えて再訪したら、今度は無事に中へ入れてもらうことができました。出だしからひと汗かきましたが、これも今となってはいい思い出です。
ドレスコードのために急遽購入した靴
ハッピーアワーエリアには、もう少しゆったりできそうなこんな席や、
ハッピーアワーエリアの様子
バーカウンターなんかもあるのですが、
ハッピーアワーエリアにあるバーカウンター
今回通されたのはこちらの席。靴を買いに行っていたぶん出遅れたからか、バーカウンター席の後ろの、ちょっとせせこましい席になってしまいました。早く来た者勝ちというのは、どこの国でも変わらないものですね。
通された席
ドレスコードの注意(2026年現在)
公式サイトによると、現在のドレスコードは「男性は襟付きシャツとつま先の覆われた靴が必須」で、タンクトップやノースリーブ、ビーチウェア、運動着は禁止と明記されています。私たちが行った当時より少し厳しめの書き方になっているので、サンダルはもちろん、ノースリーブも避けて、足元はスニーカーでもいいので必ず靴で行くのが安全です。
ハイズのハッピーアワーメニュー(当時の記録)
席につくとすぐに、ダンディーなロコ風のおじさまがハッピーアワーメニューを持ってきてくれました。(メニューの写真がピンぼけしてしまいました……)
当時のハイズのハッピーアワーは毎日17:00〜19:00の2時間。
飲み物はマウイブリューイングのボトルビールが5ドル、ワインがグラスで10ドル、カクテルが8ドル。ウルフギャングやルースズクリスと比べるとワインが少し高めでした。
フードメニューは全11種類と豊富です。
- 生牡蠣 (Oyster on Half shell) 15ドル
- エスカルゴ・ア・ラ・ハイズ (Escargot a la Hy’s) 10ドル
- アヒポケ (Ahi Poke) 12ドル
- プライムステーキのクロスティーニ 炒めた玉ねぎとバルサミコポートソースを添えて (Prime Steak Crostini with Balsamic-Port & Sauteed Onion) 10ドル
- トリュフフライ (Truffle Fries) 10ドル
- バイソンとラムのスライダー (Bison and Lamb Sliders) 12ドル
- プライムビーフフィレのカルパッチョ (Prime Filet of Beef Carpaccio) 12ドル
- ハイズ・プライム・リブのフレンチディップ (Hy’s Prime Rib French Dip) 12ドル
- シェフ ケコアのローストポーク (Chef Kekoa’s Roast Pork) 12ドル
- クレソン・サラダ「ゴマスタイル」とバター・ポーチド・シュリンプ (Watercress Salad “Goma Style” & Butter Poached Shrimp) 10ドル
- ウェリントンスタイルのミニプライムビーフフィレ (Mini Prime Filet of Beef “Wellington Style”) 10ドル
ハイズのハッピーアワーメニュー
【2026年最新】今のハッピーアワーはいくら?
ここからが、リライトでいちばんお伝えしたかったところです。久しぶりに公式サイトを見にいったら、ハッピーアワーの中身がだいぶ変わっていました。
まず時間。今は毎晩17:00〜18:30(ラストオーダー)に短くなっています(バー&ラウンジ席のみ)。当時の「2時間たっぷり」から、1時間半に縮まっています。
そしてお値段。2026年現在の主なメニューはこんな感じです。
- クラシックカクテル(マティーニ、マンハッタン等)13ドル
- グラスワイン(赤・白)13ドル
- ミニ・ビーフウェリントン 32ドル
- ステーキバイツ 35ドル
- ハイズ・フレンチディップ 31ドル
- ブラックガーリックバーガー 25ドル
- A5和牛のフレンチフライ 11ドル
- アヒポケ 21ドル
- 生牡蠣 17ドル
- シュリンプカクテル 15ドル
並べてみると、当時10ドルだったミニ・ビーフウェリントンが32ドル、12ドルだったアヒポケが21ドル。飲み物もカクテル8ドルが13ドルにと、ざっくり「ハッピーアワーなのにそれなりのお値段」へと様変わりしていました。
ハワイの物価が全体的に上がっているので、ハイズだけが特別というわけではありません。それでも、当時の「高級店の味を気軽につまめるお得な時間帯」というイメージで行くと、お会計でちょっと身構えるかもしれません。良くも悪くも、時代が変わったなぁとしみじみします。
実際に食べてみた(当時の記録)
ここからは、私たちが訪れたときの実食レポートです。今のメニューとは品目も値段も変わっていますが、ハイズの料理の雰囲気は伝わると思います。
まずはいつも通りビールで乾杯。ビールはマウイブリューイングカンパニーのビキニブロンドか、ココナッツポーターのどちらか、とのこと。ビキニブロンドはよく飲むので、ココナッツポーターに挑戦してみました。
チョコレートのような香りがして、なかなか美味しいです。
Maui Brewing Co. Coconut Hiwa Porter (マウイブルーイングココナツポーター) で乾杯!
最初に頼んだのは、プライムビーフフィレのカルパッチョ (Prime Filet of Beef Carpaccio) 12ドル。牛肉の上には紅葉おろしと青ネギ、ニンニクチップがのっていて、ポン酢風のタレがかかった、日本の牛肉のたたきのような料理です。
お肉はさすが高級ステーキハウス、めちゃめちゃ柔らかい。簡単に噛み切れます。お肉の味もしっかり感じられて、これは良かったです。
プライムビーフフィレのカルパッチョ (Prime Filet of Beef Carpaccio) 12ドル
続いてやって来たのが、エスカルゴ・ア・ラ・ハイズ (Escargot a la Hy’s) 10ドル。ウェイターさんいわく、この辺で一番美味しいエスカルゴだそうです。
エスカルゴ・ア・ラ・ハイズ (Escargot a la Hys) 10ドル
器にはたこ焼き器みたいな丸い穴が6つ空いていて、その中にエスカルゴが1粒ずつ入っています。穴の中にはエスカルゴ以外に、バターとマヨネーズ風味のソースが入っています。
この料理の主役はエスカルゴではなく、実はこのバターとソース。エスカルゴを食べた後には、バターとソースがたっぷり穴の中に残っているので、それに一緒にやってきたパンを浸していただきます。
パンにバターとマヨネーズを付けて食べたら美味しいですよね。まさにそんな味がします。とても美味しいのですが、個人的にはちょっとマヨネーズの酸味が強めかなと感じました。ルースズクリスの、ニンニクがすごく効いたエスカルゴのほうが私たちの好みでした。
器から取り出したエスカルゴ
ドリンクの2杯目は赤ワイン。それに合わせて、さらに2品ハッピーアワーメニューから注文してみました。
そしてやって来たのがこちら。バイソンとラムのスライダー (Bison and Lamb Sliders) 12ドルです。
バイソンとラムのスライダー (Bison and Lamb Sliders) 12ドル
こちらはラムのスライダー。フェタチーズと赤玉ねぎに、ミントジェリーが入っています。ラムの香りがしっかりしていて、ラム好きにはたまらないだろうバーガーです。
ラムのスライダー
こちらがバイソンのスライダー。コロラドのバイソンなんだそうで、ベーコンとバーベキューソース、チーズがのっています。バイソンの肉はまったく癖がなくて、牛肉との違いが正直よくわかりません。バイソンはウシ目ウシ科バイソン属に属するウシ族の総称ということなので、牛と変わらないのも当然かもしれませんね。
バーベキューソースとベーコンのトッピングもあって、ラムよりバイソンのほうが私たちには美味しく感じました。
バイソンのスライダー
最後の一品はこちら。ウェリントンスタイルのミニプライムビーフフィレ (Mini Prime Filet of Beef Wellington Style) 10ドルです。ビーフウェリントンといえばゴードン・ラムゼイ。どんな料理かは、なんとなく想像がついていました。
ウェリントンスタイルのミニプライムビーフフィレ (Mini Prime Filet of Beef Wellington Style) 10ドル
パイ生地に包まれた塊を半分に切ると、中にはフィレステーキが入っています。フィレステーキがパテで覆われているのが、ビーフウェリントンの定番。味のほうはもちろん良くて、下に敷かれたソースと、添えられたガーリック味のキノコ、マッシュポテトも良し。全部いっしょに食べると、とても美味しかったです。
ちなみに、このミニ・ビーフウェリントンこそ、冒頭でお伝えした「今は32ドル」のメニューです。当時10ドルだったことを思うと、しみじみしますね。
パイの中にはフィレ肉が
お会計
料理を4品食べたところで、お腹いっぱい。結局ステーキそのものは食べずに、お会計となりました。
飲み物はビールとワインを2杯ずつ。お会計は税込みで77.48ドルでした。高級ステーキハウスの雰囲気と料理を、ディナーのフルコースよりずっと手頃に楽しめたわけで、当時としてはなかなかお得感がありました。
お会計は税込みで77.48ドル
ハイズ・ステーキハウスはクレジットカードが使えるので、メインカードで支払いました。
最後に
地元のロコが絶賛するワイキキの老舗「ハイズ・ステーキハウス ワイキキ」のハッピーアワーを、当時の記録と最新情報を交えて紹介しました。
正直に言うと、私たち自身は最近この手の高級系ステーキハウスのハッピーアワーから、少し足が遠のいています。今回見直した通り、お値段がぐっと上がってしまったのが大きな理由です。普段の私たちの晩酌は、部屋でのんびり飲むか、ワイキキのおすすめステーキハウス10選でも触れたような、もう少し肩の力を抜いて通えるお店が中心になりました。
それでもハイズは、キアヴェの炭火で焼く独特の香りも含めて、ここでしか味わえないものがある一軒です。記念日や、ちょっと特別な夜に「高級ステーキハウスの雰囲気を味わいたい」というときには、今でも候補に挙がります。割引された料理は種類が豊富なので、ディナーのフルコースまではいかなくても、その世界の片鱗を楽しむにはちょうどいい。行く前に靴だけは忘れずに、というのが私たちからの一番のアドバイスです。
お店情報
ハイズステーキハウス ワイキキ
Hy’s Steak House Waikiki
住所: 2440 Kūhiō Ave, Honolulu, HI 96815 [地図]
電話: (808) 922-5555
ハッピーアワー: 毎晩 17:00〜18:30(ラストオーダー/バー&ラウンジ席のみ・2026年6月現在)
公式ページ: hyswaikiki.com
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