沖縄そばが、ハワイに4日間だけやってきます。カハラホテルの中にあるプルメリア・ビーチハウス(Plumeria Beach House)に、沖縄そばで知られるお店のシェフが2026年8月13日から16日まで登場して、海沿いのテラス席でそばを出すそうです。お昼は4日間とも単品で頼めますが、14日と15日の夜だけはシーフードビュッフェの中の一品という形になります。私たちはワイキキとその周りだけで済ませてしまう過ごし方なので、実際に行けるかというと今回はむずかしいのですが、そばと一緒にオリオンビールまで並ぶと聞いて、つい最後まで読んでしまいました。
ニュースのあらまし
ホノルルの地元メディア、アロハ・ステート・デイリーが伝えていました。
Aloha State Daily | Specialty Okinawa soba pop-up coming to The Kāhala Hotel & Resort
Chef Eibun Nakamura, known for his specialty soba, is bringing his Okinawa soba to The Kāhala Hotel & Resort’s Plumeria Beach House on Aug. 13 to 16. Soba…
場所はカハラホテルの中のプルメリア・ビーチハウス。ここの海沿いのテラス席に、沖縄で「Okinawa Soba Eibun」という沖縄そばのお店をやっているシェフが、4日間だけそばを出しに来るという話です。麺はハワイの製麺会社サンヌードルと組んで用意するとのこと。そばだけでなく沖縄のお菓子とオリオンビールも並ぶと書かれていました。
ホテルの公式サイトにも案内が出ていて、そちらのほうが日にちごとの出し方まで細かく載っています。
Plumeria Beach House - The Kahala Luxury Hotel & Resort
Comfortable & Casual On the edge of the white sands of Kahala, the oceanside Plumeria Beach House is our open-air, all day dining restaurant. Reminiscent of a comfortable island home, ... Plumeria Beach House
8月13日から16日まで、お昼(午前11時30分〜午後2時)は毎日そばを単品で注文できます。夜は13日と16日が単品、14日と15日はシーフードビュッフェ(午後5時〜8時30分)の中で出されます。
といった内容です。ひとつだけ気をつけたいのが、お昼の終わり時刻。ニュース記事のほうは午後2時30分まで、ホテルの公式サイトは午後2時までと書かれていて、両者が食い違っています。ぎりぎりの時間に向かうつもりなら、行く前に一度お店に確かめておいたほうが確実です。
日にちで出し方が変わるので、そこだけ整理しておきます
4日間ずっと同じ形ではないので、表にしておきます。
| 日にち | お昼(11時30分〜) | 夜(午後5時〜8時30分) |
|---|---|---|
| 8月13日(木) | 単品で注文できる | 単品で注文できる |
| 8月14日(金) | 単品で注文できる | シーフードビュッフェの中 |
| 8月15日(土) | 単品で注文できる | シーフードビュッフェの中 |
| 8月16日(日) | 単品で注文できる | 単品で注文できる |
なぜ14日と15日だけビュッフェなのかというと、たぶん元からその2日がビュッフェの日だからです。公式サイトを見ると、プルメリア・ビーチハウスのシーフードビュッフェは金曜と土曜に開かれています。今年の8月14日は金曜、15日は土曜なので、ちょうどそこに重なった、ということなのだと思います。
肝心の値段ですが、そのシーフードビュッフェは公式サイトの表示で大人97ドル++、子ども49ドル++。うしろについている「++」は、ここに税とサービス料が別で乗りますよ、という印です。1ドル160円で計算すると大人ひとり1万5千円ほどで、そこからさらに増えることになります。そばの単品の値段はニュースにも公式サイトにも出ていませんでした。
つまり沖縄そばだけを目当てにするなら、4日間のお昼か、13日と16日の夜ということになります。金曜と土曜の夜に行くと、そばはあくまでビュッフェの一皿という扱いです。もちろん「シーフードのビュッフェも食べたいし、そばもある日に行きたい」という人には14日と15日がいちばんお得な日になるので、どちらを取るかという話ですね。
シェフの経歴が、ちょっと面白い
そばを出すのは中村エイブン(Eibun Nakamura)さんというシェフです。ニュースによると、岩手県山田町の生まれで、岩手の調理の学校を出たあと東京に移ってフランス料理のお店で修業したとのこと。その後で沖縄に移り住み、リゾートホテルの厨房で働きながら、休みの日には沖縄じゅうのそば屋さんを食べて回っていたそうです。そして2016年4月に、自分のお店「Okinawa Soba Eibun」を開いたと書かれていました。
岩手から東京のフランス料理店、そこから沖縄そば。ずいぶん遠回りに見える道のりですが、そういう人が作ったものは大抵おいしいんですよね。スープは豚骨を弱火で8時間かけてゆっくり煮込むとのことで、そこはニュースにもはっきり書かれていました。
見慣れないメニューに出会うと、まず由来を調べてから食べるのが我が家の癖です。今回もこの経歴を読んでから、頭の中で思い描く一杯の姿が少し変わりました。同じそばでも、誰がどうやってそこに辿り着いたのかを先に知っていると、口に運ぶまでの時間がちょっと長くなる気がします。
我が家の時計とは、きれいにすれ違います
とはいえ、行けるかどうかで言うと今回は分が悪いです。理由は味でも値段でもなくて、時間のほうです。
お昼は午前11時30分から。私たちは昼を食べない過ごし方なので、この時間はまだ何も口にしていません。夜は午後5時から。こちらは逆で、我が家の晩酌はもう午後3時か4時に始まっていて、5時にはすでに2杯目あたりに入っています。そこから支度をして出かけるという流れには、どうしてもなりません。ランチの時間だけ出る夏の冷麺の話を読んだときとまったく同じで、おいしそうなのに時計が合わない、というやつです。
もうひとつ、麺そのものの問題もあります。そばやラーメンのような一杯ものは、出てきたら伸びる前に食べきることになるので、数時間かけてだらだらお酒を進める飲み方には乗りません。食べもの自体は夫婦とも好きなのですが、部屋で3時間かけてビールを開けていく夕方に、一杯のそばを差し込む場所がないんですよね。
それでも今回いちばん反応したのは、オリオンビールが一緒に出るというところでした。そばのほうではなく、そっちが先に目に入ってしまうあたりが我ながら分かりやすいなと思います。
カハラまでは、ちょっと遠い
場所の話もしておきます。カハラホテルがあるのは、ワイキキからダイヤモンドヘッドを回り込んだ先。歩いて行けるような距離ではありません。私たちはレンタカーを借りないので、行くとしたらUberかLyftを呼ぶことになります。
行けない場所ではないのですが、普段の過ごし方からは確実に外れます。同じような感覚で眺めたお店は今までにもあって、マノアで新しい朝食を始めたお店や、港のピア38で週末ブランチを始めたお店もそうでした。読んでいる間はおいしそうだなと思っていても、朝から車を手配して向かうところまでは進まない、という距離感です。
車を使う人にとっては、カハラは全然遠くない場所だと思います。海沿いのテラス席で沖縄そばを食べて帰れるなら、たった4日間で終わってしまうことも含めて、わざわざ出かける値打ちは十分にありそうです。そこは私たちの過ごし方の話であって、お店の話ではありません。
まとめ ― 4日で消えるものは、それだけで気になります
期間限定のポップアップは毎月どこかしらでやっていますが、沖縄そばというのは今まであまり聞きませんでした。しかもハワイの製麺会社と組んで、沖縄のお菓子とオリオンビールまで揃えてくる。読んでいるだけで、その4日間だけホテルのテラスの空気が変わりそうだなと想像しています。
行く予定のある方は、日にちと時間だけ気をつけてください。おさらいすると、そばを単品で食べたいなら4日間のお昼か、13日と16日の夜。14日と15日の夜は97ドル++のシーフードビュッフェの中の一品です。お昼の終わり時刻はニュースと公式サイトで食い違っているので、遅い時間に向かうなら電話で確かめてからのほうが安心です。
私たちは今回はたぶん見送りですが、いつかワイキキの歩いて行ける場所で、あの豚骨8時間のスープに出会える日が来たら嬉しいなと思います。そのときは冷えたオリオンビールを一本つけて、部屋に持ち帰って窓を全開にして、のんびりやりたいところです。











