ハワイのハワイアン音楽ラジオ局3局|オアフ105.1・マウイ93.5・ハワイ島99.1と103.1、車を運転しない私たちは部屋のBGMとして考えました
ハワイでハワイアン音楽を流しているラジオ局は、島ごとに周波数が違います。オアフならHawaiian 105 KINEの105.1 FM、マウイならKPOAの93.5 FM、ハワイ島ならKAPAのコナ周辺99.1 FM・ヒロ周辺103.1 FM。Go Visit Hawaiiがそんな一覧を出していました。元記事は「早い時間に車を走らせながら地元の番組を聴くと楽しい」という話なので、車を運転しない私たちにはその入り口がありません。ただ読んでいるうちに、滞在中いちばん長くいる場所である部屋のBGMとしてなら、我が家にこそ合うんじゃないかなぁと思えてきました。
Radio stations to listen to Hawaiian music on your Hawaii vacation - Go Visit Hawaii
We absolutely love listening to Hawaii-style radio stations while we explore the beautiful Hawaiian Islands. Listening to relaxing and cheerful
ニュースのあらまし
ハワイの旅行情報を長く発信しているGo Visit Hawaiiが、2026年8月3日付で「ハワイ滞在中にハワイアン音楽を聴くならこのラジオ局」という記事を出していました。書き手の方はハワイに行くとローカルのラジオを聴くのが本当に好きなのだそうで、スラックキーギターとウクレレのゆったりした音が流れているだけで滞在が一段良くなる、というところから話が始まります。
もうひとつ挙げられていたのが、早い時間に車を走らせながらローカル番組を聴いていると、地元のジョークや他愛のないおしゃべりがそのまま耳に入ってきて、その土地の文化を知るもうひとつの手立てになる、という話。ガイドブックには載らない種類のものが、車の中で勝手に流れてくるわけですね。これはちょっといいなぁと思いました。
そのうえで、島ごとのおすすめ局と周波数が並べてあります。
島ごとの局と周波数
| 島 | 局名 | 周波数 |
|---|---|---|
| オアフ島 | Hawaiian 105 KINE | 105.1 FM(元記事では98.3 FMも併記) |
| マウイ島 | KPOA | 93.5 FM |
| ハワイ島 | KAPA | コナ周辺 99.1 FM / ヒロ周辺 103.1 FM |
| カウアイ島 | (紹介なし) | — |
カウアイ島については「これという一局がまだ見つかっていない」と、そのまま書かれていました。四島すべてきれいに埋めて出すこともできたはずなのに、見つかっていないものは見つかっていないと出す。こういうところが、かえって信用できるなぁと感じます。
局名で言うと、オアフのHawaiian 105 KINEはホノルル一帯をカバーしているハワイアン音楽の局として知られています。マウイのKPOAとハワイ島のKAPAも、それぞれ公式サイトの一番上に「Hawaiian Music」「THE MUSIC OF HAWAI’I」と掲げていて、名前を見た瞬間に何が鳴っているか分かる作りになっていました。
「朝のドライブで聴く」入り口が我が家にはない
さて、ここで我が家の事情です。私たちはレンタカーを借りない派で、ハワイでの移動は歩きとThe Bus(市バス)、あとはUberかLyft。アラモアナセンターへ行くときはピンクトロリーで往復しています。
つまり、カーステレオのボタンを押して局を回す、という場面がそもそも一度も訪れません。元記事の楽しみ方の中心にあるのが「朝の車の中」なので、そこだけを取り出すと、うちには当てはまらない話ということになります。
もちろんレンタカーで島を回る方には、この周波数の一覧はそのまま使える情報です。ハワイ島だとコナとヒロで局は同じでも数字が変わるので、島を横断する日には覚えておくと便利そうですね。ドライブする人にはドライブする人の楽しみ方があって、そこはそのまま置いておきます。
部屋にいる時間が長いほど、音の出番はある
我が家のハワイは、1回の滞在で25泊くらいというのが普通の感覚になっています。日数が長いので、毎日出歩いているわけではありません。大きな買い出しをした翌日から数日は、部屋で買ったものを消化しながらほとんど外に出ない、という波が必ず来ます。晩酌も明るいうちから始めて、窓を開けてリビングのソファでコナブリューイングをだらだら飲むのが定番です。
その時間に何が鳴っているかというと、特に何も鳴っていません。
音に無頓着なわけではなくて、むしろ気を使っている方だと思います。寝るときはエアコンを切りますし、冷蔵庫の自動製氷も止めています。氷が落ちる音で目が覚めるのが嫌なので。そこまでしているのに、起きている時間の部屋の音については、これまで一度も考えたことがありませんでした。
外のサイレンや車の音が気になる日はやっぱりあります。そういうとき、スラックキーとウクレレが小さく鳴っていたら、少し気が紛れるかもしれないなぁと思うわけです。日本にいるときのハワイ補給も、グルメやだらだら歩き系のテレビ番組をぼんやり眺めるくらいで、音だけで補うという発想が抜けていました。
ネットのライブ配信なら、周波数は関係ない
では車がないと聴けないのかというと、そうでもなさそうです。マウイのKPOAとハワイ島のKAPAは、どちらも公式サイトに「Listen Live」のボタンが置いてあって、ブラウザからそのまま流せるようになっていました。iPhoneかiPadさえあれば、周波数を合わせる必要はありません。
日本から繋がるかどうかまでは試していないので言い切れませんが、もし鳴ってくれるなら出発前の助走にちょうどよさそうです。荷物も増えませんし、予定も増えません。摩擦の少なさで言えば、これ以上ないくらい軽い足し算ですね。
電波は島の全部には届かない
元記事がもうひとつ正直だなぁと思ったのが、受信状況についての一言でした。島のラジオ局は島全体に届くほど電波が強いことはめったになく、まして他の島まではなおさら届きにくい、と書かれています。
つまり、ワイキキで105.1を回したときに気持ちよく入ってくれるかどうかは、行って試してみないと分かりません。ビルの多い場所ですし、これは実際にやってみるしかなさそうです。逆に言えば、電波で聴くというのは「その場所に届いている音を拾う」ということで、ネット配信とは体験としてまるで別物ということでもあります。
そういえばハワイ語に「カニカピラ」という言葉があります。誰かの家に人が集まって、ひとりがウクレレを持ち出して、そのまま即興で音楽が始まってしまうという文化を指す言葉です。ハワイ島ヒロには、この言葉を名前に取ったクラフトビールとハワイアン音楽の複合施設もできました。その場に居合わせた人と、その場で鳴っている音。ラジオの電波の話も、どこか地続きな気がします。
次のハワイ滞在で試してみたいこと
ラジオをひとつ足すだけなら、出かける必要も並ぶ必要もありません。我が家にとってはこれが何より大きいところです。
観光客の平均滞在日数が短くなっているという話も出ていますが、私たちの場合は1回を長く泊まる過ごし方のままなので、部屋にいる時間はこれからも長いままです。その時間の空気を少しだけ変える手立てが、周波数を合わせる、あるいは公式サイトのボタンを押す、それだけで手に入るというのは悪くない話だなぁと思います。
窓を開けて、冷えたビールを開けて、スラックキーが小さく鳴っている。次の滞在で一度だけ試してみて、うるさく感じたらすぐ消せばいいだけです。そのくらいの軽さで持っておこうと思います。
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