HISが走らせているLeaLeaトロリー(レアレアトロリー)に、2026年11月1日(日)から新しい路線が2本加わります。ひとつはハワイ大学のあるマノアへ向かう「マノア/UH・ライン」、もうひとつは土曜の朝だけ走る「カカアコファーマーズマーケット・エクスプレス」です。これで全部で11路線・58停留所になるそうです。私たちはワイキキとアラモアナのあいだをピンクのトロリーで行き来するくらいで、LeaLeaトロリーに乗ったのは、だいぶ前にカードの特典で乗車券をもらったときの一度きりです。それでも、マノアやカカアコの朝市までトロリーで行けるようになると聞くと、路線図を広げて眺めたくなります。時刻と停留所を公式の案内で確かめながら、我が家なりに読んでみました。
ニュースのあらまし
旅行ニュースサイトのTRAICY(トライシー)が、HISの発表として伝えていました。
HIS、ハワイの「LeaLeaトロリー」で新たに2路線開設 11月1日から - TRAICY(トライシー)
エイチ・アイ・エス(HIS)は、「LeaLeaトロリー」に2路線を11月1日に開設する。 新路線のうち「マノア/UH・ライン」は、マノア・マーケットプレイス、ハワイ大学マノア校、レナーズ・ベーカリーなどを巡るほか、土曜限 […]
HIS自身のニュースリリースにも、同じ内容が出ています。
「LeaLeaトロリー」11月1日より新路線2本を開設
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都新宿区 以下、HIS)は、ハワイ・オア...
リリースに書かれていた中身を並べると、こんな内容です。
- 新しい路線の運行開始は2026年11月1日(日)
- 「マノア/UH・ライン」は、マノア・マーケットプレイス、ハワイ大学マノア校、レナーズ・ベーカリーなどを通る
- 「カカアコファーマーズマーケット・エクスプレス」は、カカアコの土曜日のファーマーズマーケットへの直行便
- 開設後は全部で11路線・58停留所になる
- 既存の「マラマ・ライン」では、電気で走るバスの導入を始める
- HISのハワイツアーを申し込んだ人には、滞在中のトロリーが付く(一部のツアーは除く)。トロリーのパスだけを買うこともできる
- 同じ11月1日から、施設めぐりの周遊パス「LeaLea Discovery Pass」と、海の上からワイキキを眺めるクルーズ「LeaLea Ocean Cruise」も始まる
HISは、11路線・58停留所という数を、ハワイ州の周遊型のバスでいちばん多いとしています(2026年10月時点のHISハワイの調べ)。
新しい2路線の時刻
リリースには走る時間までは書かれていなかったので、LeaLeaの公式サイトのトロリーのページを開いてみました。11月1日からの新しい路線は、こう案内されていました。
| 路線 | 走る日 | 始発 | 終発 | 運行間隔 | 一周 |
|---|---|---|---|---|---|
| マノア/UH・ライン | 曜日の限定の記載なし | 9:00 | 16:30 | 約75分 | 約63分 |
| カカアコファーマーズマーケット・エクスプレス | 土曜日だけ | 7:30 | 11:30 | 約60分 | 約40分 |
どちらも公式ページでは「運行開始予定」という書き方なので、始まってから時刻が動くこともありそうです。乗る日が決まったら、公式ページの時刻表とリアルタイムの運行状況で、もう一度確かめておくと安心です。
マノア/UH・ライン
公式ページでは、カパフル通りやハワイ大学マノア校に止まってから、緑の多いマノアのほうへ入っていく路線として紹介されていました。HISは、ハワイ州の周遊型のバスで初めてマノアへ行ける路線だとしています。
気をつけたいのは約75分という間隔です。一周は約63分なので、1本見送ると次は1時間以上あとになります。行きよりも帰りの時刻を先に見ておいたほうが、向こうで時間を持てあまさずに済みそうです。
カカアコファーマーズマーケット・エクスプレス
こちらは土曜の朝だけの直行便で、始発が7時30分、終発が11時30分です。一周が約40分と短いので、朝のうちの便に乗れば、昼前には戻ってこられそうです。11月1日は日曜日なので、実際に走り出す最初の土曜日は11月7日になります。
ちなみに土曜の朝には、もともと「KCCファーマーズマーケット・エクスプレス」という直行便も走っています。土曜の朝は、ファーマーズマーケット行きのトロリーが2本並ぶ形になります。
マノアへのラインは、レナーズの前も通ります
マノアと聞いても、私たちにはどんなところなのか正直あまり浮かびません。滞在中に動くのはワイキキと、ピンクのトロリーで行くアラモアナくらいまでなので、ハワイ大学のあるあたりまではまず足が向かない場所でした。公式ページには「虹の街」とも呼ばれるローカルタウンと書かれていて、ワイキキとは違う、地元の人の暮らしに近いエリアなんだろうなと想像しています。
ひとつ目が留まったのは、リリースにレナーズ・ベーカリーの名前が入っていたことです。マラサダで知られるあのお店のカパフル本店は、9月に改装で一時休業していたお店ですね。ホノルル動物園の角からカパフル通りを山のほうへ進んだ先にあって、ワイキキとアラモアナで毎日を過ごしている私たちには、なかなか行きにくい場所でした。路線図を見ると、これまでもダイヤモンドヘッド/カハラ・ラインがレナーズの前に止まっていたのですが、それはワイキキへ戻る向きだけ。新しいマノア/UH・ラインはマノアへ向かう側でも止まって、ロイヤル・ハワイアン・センターを9:00に出た便が9:14に着く時刻になっていました。行きのほうが近くなるのか、へぇ、そういうつなぎ方をするのかぁ、と感心しました。
甘いものは旅先の朝に一個つまむくらいの我が家ですが、レンタカーを借りない旅行者にとって、マノアまで乗り換えなしで行けるのは便利な話だと思います。ただ、ここでも約75分の間隔は頭に入れておきたいところです。マラサダを買って、ゆっくりしていたら次の便まで1時間以上、ということも普通にありえます。
土曜の朝7時半から、というところで手が止まりました
時刻の表を読んでいて、私がいちばん長く見ていたのは、カカアコの直行便の「7:30〜11:30」という数字でした。
私たちの朝は、部屋のキッチンでライオンコーヒーを淹れて、フルーツを少しつまんで終わりです。昼は食べず、午後3時か4時には晩酌が始まります。つまり、出かけられるとしたら午前中から昼過ぎまで。夕方に遠くへ、という時間はそもそも空いていません。土曜の朝だけ走って11時半に終わる直行便は、時間帯だけ見れば我が家の空いている時間にぴったり重なっていました。
奥さんにこの時刻表を見せたら、「7時半なら、コーヒー飲んでからでも間に合うね」と一言。たしかに、朝のコーヒーを済ませてから出て、昼前には戻ってこられる計算です。
カカアコのあたりは、アラモアナから歩いて行ける距離ではあるものの、ワイキキから見るとちょっと遠く、ここ数年は足が向いていません。朝食がわりのフルーツはいつもスーパーで買っていますが、ファーマーズマーケットの果物はまた違うんだろうなと思います。滞在に土曜日が入っていたら、この直行便の時刻をもう一度開いてみようと思います。
ピンクのトロリーも「アラモアナ・ライン」の名前で載っていました
公式ページの路線一覧を上から読んでいって、最後のほうで「あれ」と思ったのが、ワイキキトロリーのアラモアナ・ライン(旧ピンク・ライン)という書き方です。私たちがJCBのカードを見せて乗っているワイキキとアラモアナセンターを結ぶピンクのラインが、LeaLeaの案内では「アラモアナ・ライン」という名前で並んでいました。
11路線という数は、LeaLeaトロリーの路線に、このアラモアナ・ラインを加えたものとして案内されています。LeaLeaトロリーのパスがあれば、この11路線に乗れるという書き方でした。ピンクのラインは約15分おきで、9:45〜19:15に走っていると書かれています。
ずっと同じラインに乗っていても、呼び名や案内のされ方は少しずつ変わっていくものなんですね。何年も同じ乗り物ばかり使っていると、こういう小さな変化を見つけるのがちょっと楽しかったりします。
同じ日に始まる周遊パスとクルーズ
新しい路線と同じ11月1日から、トロリーとは別に2つのサービスも始まります。どちらも2026年10月1日付のHISのリリースに出ていた内容で、料金もその時点のものです。
| 名前 | 中身 | 料金 |
|---|---|---|
| LeaLea Discovery Pass | ビショップ・ミュージアム、ホノルル美術館、ホノルル動物園、ワイキキ水族館、シーライフ・パークなどで、提示するだけで入れる周遊パス。紙のパスとアプリの両方がある | 大人120ドル、子供(4〜12歳)60ドル。トロリーの乗車券は別 |
| LeaLea Ocean Cruise | ケワロ湾から出て、ワイキキの景色を海の上から眺める約1時間のクルーズ。毎日16:30出航、定員20名 | 大人59ドル、子供(3〜11歳)39ドル |
周遊パスはトロリーの乗車券が含まれていないので、施設をいくつも回るつもりの人が、トロリーのパスと組み合わせて使うものになりそうです。仮に1ドル150円で計算すると、大人1人1万8,000円ほど。何カ所回るかで、元が取れるかどうかが変わってきそうです。
クルーズの16時30分出航という時間は、私たちだと晩酌が始まってビールが1本目か2本目に入っているころです。海の上から夕方のワイキキを眺めるのは、それはそれで気持ちよさそうですね。
ほかにも、11月1日からはトロリーのパスを見せると、ゴーグルをつけて乗るXR(現実の景色に映像を重ねる技術)のバスアトラクション「エクスプロアライド」に無料で乗れるそうです。期間は2027年7月31日までで、予約は要らず、空席があるときだけ。公式ページでは7歳以上が対象と案内されていました。
パスの買い方と、乗る前に確かめたいこと
HISのハワイツアーで行く人は、滞在中のトロリーが付いてくるので(一部のツアーは除く)、まずは自分の申し込んだツアーに付いているかを見るところからになります。ツアーを使わない個人旅行でも、トロリーのパスだけを買うことはできると書かれていました。パスの値段はリリースには出ていなかったので、買う前に公式の販売ページで確かめてください。
それと、どちらの新路線も、公式ページでは「2026年11月1日運行開始予定」という案内です。始まった直後は時刻や停留所が調整されることもありそうなので、乗る日の朝に公式ページのリアルタイムの運行状況を一度見ておくと、待ちぼうけにならずに済みます。
我が家は相変わらず、ワイキキとアラモアナのあいだをピンクのトロリーで往復するのが中心です。それでも、レンタカーを借りずにマノアやカカアコまで行ける乗り物が増えるのは、同じように車を運転しない旅行者にとって、選べる行き先が広がる話だと思います。
まとめ
- LeaLeaトロリーに、2026年11月1日(日)から新しい路線が2本できる。全部で11路線・58停留所に
- マノア/UH・ラインは、マノア・マーケットプレイス、ハワイ大学マノア校、レナーズ・ベーカリーなどを通る。9:00〜16:30、約75分おき
- カカアコファーマーズマーケット・エクスプレスは土曜日だけ。7:30〜11:30、約60分おき。最初の土曜日は11月7日
- 同じ日から、周遊パス(大人120ドル)とクルーズ(大人59ドル・毎日16:30出航)も始まる
- HISのツアーには滞在中のトロリーが付く(一部除く)。パスだけの購入もできる
新しい2路線の時刻と、ピンクのラインの案内は、2026年10月23日にLeaLeaの公式ページで確かめました。運行開始の前後は変わることもあるので、乗る前に公式の案内をもう一度見ておいてください。
私たちが乗るのは、たぶん当分ピンクのラインだけです。それでも、土曜の朝7時半という数字だけは、なんとなく頭の片隅に残っています。











