ANAの国際線航空券タイムセールが、10月15日から21日までの1週間で始まりました。ホノルル往復はエコノミーが10万5,400円から、プレミアムエコノミー(PEY)が20万円からで、どちらも一番安い「Light」という運賃の値段です。搭乗できるのは2026年11月1日から2027年7月31日までと長めで、ホノルルの欄で外されているのは年末年始の12月24日〜1月3日だけでした。私たちのハワイ行きはマイルで取る特典航空券が基本ですが、セールが来るとやっぱり値段は毎回のぞいてしまいます。今回はPEYの対象が成田発着の便に絞られていて、いつも乗る成田線とそのまま重なっているのが、我が家としては気になったところです。ただ、セール運賃は滞在が最長14日までと決まっていて、1回に25泊ほど滞在する私たちは、この運賃では買えません。値段、運賃の種類ごとの違い、並び席の取り方を順番に並べてみます。
ニュースのあらまし
ANA、国際線でタイムセール 上海往復4.1万円、ホノルル10.5万円など - TRAICY(トライシー)
全日本空輸(ANA)は、「国際線航空券タイムセール」を10月15日から21日まで開催する。 アジアやアメリカ、ヨーロッパ、オセアニア行きなどに設定がある。搭乗期間は11月1日から2027年7月31日までで、路線により設定 […]
ANA、国際線を対象に燃油サーチャージ込で往復41,700円からのタイムセールを開催中 | sky-budget スカイバジェット
ANAのタイムセールのページに出ている基本の条件は次のとおりです。
- 販売期間: 2026年10月15日(木)0:00 〜 10月21日(水)23:59
- 搭乗期間: 2026年11月1日(日) 〜 2027年7月31日(土)
- 路線によって搭乗期間や、セール運賃が使えない期間が違います
対象はアジア・北米・欧州・オセアニアなどの路線で、値段はいずれも往復です。セールのページには、燃油サーチャージは含まれていて、航空保険特別料金や現地の空港税などは別にかかると書かれていました。上海の4万1,700円(大阪発エコノミー)がいちばん安い値段として話題になっていて、ホノルルは10万円台の前半に入ってきました。
ホノルル線の値段は2段階
ホノルルの欄には、エコノミーとPEYのそれぞれに2種類の運賃が並んでいました。ANAのセールのページの表示に、運賃規則にある変更手数料を足して表にしておきます。
| クラス | 運賃 | 往復の値段 | 変更・払い戻し |
|---|---|---|---|
| エコノミー | Economy Light | 10万5,400円〜 | 変更不可・払い戻し不可 |
| エコノミー | Economy Value | 11万1,400円〜 | 変更可(手数料2万円+差額)・払い戻し不可 |
| プレミアムエコノミー | Premium Economy Light | 20万円〜 | 変更不可・払い戻し不可 |
| プレミアムエコノミー | Premium Economy Value | 22万円〜 | 変更可(手数料4万円+差額)・払い戻し不可 |
自分で引き算してみると、LightとValueの差はエコノミーなら6,000円、PEYなら2万円です。同じ「あとから日程を動かせるかどうか」の違いでも、クラスによって値段の開き方がずいぶん違います。ただ、Valueで実際に予約を変えるときは、運賃規則で手数料がエコノミー(予約クラスK)2万円、PEY(予約クラスN)4万円と決まっていて、運賃が上がればその差額も払います。差額の6,000円や2万円だけで変更できるわけではないので、日程がもう決まっている方はLightで十分かな、と思えてきます。
どちらの運賃も払い戻しはできません。行けなくなったときの扱いはLightもValueも同じなので、ここは買う前に一度だけ立ち止まっておきたいところです。
夫婦2人だとこのくらい
往復の値段を2人分にすると、エコノミーのLightで21万800円、PEYのLightで40万円になります(諸税は別)。1人あたりの差は9万4,600円で、2人だと18万円台の後半です。この差をどう見るかは人それぞれですが、ハワイまでの飛行機に、どこまでお金をかけるかの分かれ目になりそうです。
PEYは成田発着の4便が対象
ホノルルの欄では、PEYにだけ「成田発着(NH181/NH182/NH183/NH184)」と対象の便が書かれていました。エコノミーの欄には、対象の便の書き込みはありません。羽田からPEYで行きたい方は、今回のセール運賃には入っていない点に気をつけたほうがよさそうです。
我が家のハワイ行きはいつも成田からで、プレミアムエコノミーに乗るならフライングホヌ(ANAのA380型機の愛称)というのが定番です。フライングホヌが飛んでいるのは成田〜ホノルル線なので、PEYのセールが成田発着に絞られていても、私たちにとっては困ることがありません。
ちなみに、この成田〜ホノルル線の便名は、2027年10月31日の便から変わることが発表されています。今回のセールの搭乗期間は2027年7月末までなので、予約の画面に出てくるのは今までどおりの180番台の便名です。
外されているのは年末年始だけ
ホノルルの欄で、セール運賃が使えない期間として書かれていたのは次の1つだけでした。
日本発・海外発 2026年12月24日~2027年1月3日
エコノミーもPEYも同じ期間です。裏を返すと、春休みもゴールデンウィークも夏休みの入り口も、搭乗期間の中に入っています。もちろん、セール運賃の席がどの日にどれだけ残っているかは別の話で、人気の時期ほど早く埋まるはずです。日にちごとの値段は、ページの「カレンダー」から確かめられるようになっていました。
私たちはもともと、必要なマイルが上がるハイシーズンを最初から日程に入れていないので、年末年始が外れていること自体は気になりません。ただ、日にちより先に効いてくるのが滞在の長さで、セール運賃は行きの日から最長14日(必要旅行日数は2日)までと決まっています。2週間を超えて滞在する予定の方は、カレンダーを開く前にそこを確かめておいたほうがよさそうです。
PEYは席選びにお金がかからない、並び席は早めに
ハワイ便で私たちがいちばん気にしているのが、夫婦の並び席を早めに押さえられるかどうかです。ANAの国際線で、事前の座席指定が一部有料になっているのはエコノミークラスの運賃(LightやValueなど)で、PEYはこの対象に入っていません。一方、エコノミーのセール運賃は対象です。セールのページのよくある質問にも、こう書かれていました。
運賃の種類(予約クラス)により、通路側・窓側など一部の座席は有料となる場合や、事前にご指定いただける座席数に限りがある場合がございます。
つまり、今回いちばん安いPremium Economy Lightで買っても、席を選ぶのにお金はかかりません。ただ、事前に指定できる席の数には限りがあって、選べる席は空席の状況でも変わります。並び席にこだわるなら、航空券を買ったらすぐに席を選んでおくのがよさそうです。
エコノミーのセール運賃では、窓側・通路側のうち有料に設定された席(ANAの案内では、乗り降りに便利な前方の席など)を選ぶと、ハワイ路線で1区間1人あたり3,000円、非常口に隣接する足元の広い席は6,000円かかります(2026年9月15日以降に席を買う分から)。それ以外の席を選べば料金はかかりません。往復を2人とも有料の席で並べると1万2,000円になる計算なので、エコノミーとPEYの値段を比べるときは、どの席を狙うかも頭に入れておくと安心です。
25泊ほどの我が家には使えない運賃
私たちのハワイ行きは、マイルで取る特典航空券のPEYが基本です。ハワイ線は現金で乗ってもプレミアムポイント(PP)の効率があまりよくない路線なので、わざわざ現金で買う理由がもともと薄いんですよね。特典航空券でも燃油サーチャージと税金は現金で別に払うので、マイルで取ったからといって財布から何も出ていかないわけではありません。
それに今回のセール運賃は、ホノルル線ではLightもValueも、エコノミーもPEYも、運賃規則で最長滞在日数が14日(必要旅行日数は2日)と決まっています。1回の滞在が25泊くらいの私たちは、行きと帰りの間が14日を軽く超えるので、値段がどれだけ下がってもこの運賃では買えません。
なので我が家にとっては、今回も値段の動きを眺めるだけのセールです。2週間以内で行く方なら、PEYの20万円はなかなか目を引く値段だと思います。
6月のセールと比べると
6月に出ていた国際線のタイムセールでは、ホノルル往復がエコノミー11万4,600円、PEYが19万2,800円と報じられていました。今回と並べると、エコノミーは9,200円下がり、PEYは7,200円上がっています。同じセールでもクラスによって値段の動きが逆向きなのは、ちょっと面白いところです。搭乗期間は、6月のときの2027年4月末までから、今回は7月末までと先に延びました。
まとめ
- 販売は2026年10月21日(水)23:59まで、搭乗は2026年11月1日〜2027年7月31日
- ホノルル往復はエコノミー10万5,400円〜、PEY20万円〜(どちらもLight運賃・ANAのセールのページの表示)
- PEYの対象は成田発着のNH181〜NH184、エコノミーの欄に対象の便の指定はなし
- ホノルルで外されているのは年末年始の12月24日〜1月3日だけ
- セール運賃は滞在が最長14日まで(必要旅行日数2日)、25泊ほどの我が家は使えない
- PEYは有料の座席の対象外で席選びにお金はかからない、ただ指定できる席には限りがあるので並び席は早めに。エコノミーはハワイ路線で有料に設定された窓側・通路側の席が1区間1人3,000円(それ以外の席は無料)
- LightとValueの差はエコノミー6,000円、PEY2万円。Valueの変更は手数料(K 2万円・N 4万円)と差額がかかり、どちらも払い戻しは不可
値段と条件は、2026年10月15日にANAのタイムセールのページで確かめたものです(座席の料金はANAの有料事前座席指定のページ、変更手数料は運賃規則で確認)。席の残り方は日にちで変わるので、気になる方は販売期間のうちに、カレンダーで行きたい日の値段を一度のぞいてみてください。我が家はいつもどおりマイルの残りとにらめっこしながら、のんびり眺めることになりそうです。









