夕暮れのホテルの庭で、小皿に取り分けられた料理とグラスビールが並ぶテーブル
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ハレアイナ受賞店が集まる9月5日のカハラ ― 行かない私たちは、参加店リストを「次に寄る店」のメモとして読みました


ハレアイナ賞を取ったお店の料理が、9月5日の一晩だけ一か所に集まるそうです。会場はカハラホテルで、今年のテーマは「ファンタジー・アイランド」。参加するお店と、それぞれが出す一皿の一覧が公開されていました。私たちは行きません。時間も場所も、我が家の過ごし方とはきれいにすれ違ってしまうからです。それでも並んだ名前を上から下まで眺めていたら、行く人のための案内としてだけでなく、「次にどこへ寄ろうか」を考えるメモとしてもちょうどよく読めることに気づきました。

ニュースのあらまし

Feast at Fantasy Island: What You’ll Eat at the Hale ‘Aina Gala on Sept. 5

Feast at Fantasy Island: What You’ll Eat at the Hale ‘Aina Gala on Sept. 5

Indulge in bites from award-winning chefs and hunt for a golden pineapple in an immersive Fantasy Island setting at the Hale ‘Aina gala.

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Honolulu Magazine

ハレアイナ賞(Hale ʻAina Awards)は、地元の情報誌ホノルル・マガジンが1984年から続けている、ハワイでいちばん歴史のある外食の賞です。今年の受賞店は6月に発表されていて、どのお店が選ばれたかはこちらに並べてあります。今回のニュースは、その受賞を祝う会が9月に開かれます、という続きの話です。

What to Expect at the 2026 Hale ‘Aina Celebration Plus Everything Else You Need to Know

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    Get ready to escape to Paradise Island.   On Saturday, Sept. 5, Hawai‘i’s top chefs, restaurateurs and food lovers will gather at The

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Honolulu Magazine

主催のホノルル・マガジンが出している案内から、開催の中身だけ拾うとこうなります。

2026年9月5日(土)、カハラホテル(5000 Kahala Ave.)で開催。VIPの入場が午後5時半、一般の入場が午後6時半で、終了は午後9時。一般入場は165ドルで、受賞したお店の料理と、協賛社が用意するワインとビールが含まれる。21歳以上のみ入場可。駐車場はバレーでも自分で停める形でも1台20ドル。服装の目安は「島らしさのある、少し改まった格好」。(ホノルル・マガジンの案内より要約)

会場には金色のパイナップルが5つ隠されていて、見つけた人には賞品が出るそうです。ほかにダンサーやボンゴの奏者、体をぐにゃりと曲げる芸の人も入るとのこと。主催者が自分たちの会について書いている案内なので、並んでいるのは当然ながら楽しみな話が中心です。

チケットについては、元記事にVIPとテーブル席はすでに売り切れで、残っているのは一般入場と書かれていました。ただ開催まで日がありませんし、残りの状況は日ごとに変わります。行かれる方は公式の販売ページで確かめてから動いてください。

出てくるお店と、その一皿

元記事が名前を挙げていたのは、次の顔ぶれでした。

お店出ると書かれていた一皿
Arancino at The Kāhalaリガトーニのカルボナーラ、ンドゥイヤ(唐辛子の効いたイタリアのペースト状サラミ)入り
Hy’s Steak House和牛のフランクステーキ、黒にんにくのマッシュポテトと黒こしょうのソース
MW RestaurantMWキャンディバー、グランマズ・クッキー、バタースコッチクッキー
Onoya Ramen冷やし担々麺
Plumeria Beach House名物のプライムリブ
Botanico Waikīkīアイランド・ジュエル・シーフードサラダ
Kapa Haleタマリンドとココナッツの豚バラカレー
Taormina Sicilian Cuisine自家製ポテトニョッキ、4種のチーズのソース
ChefZoneサーモンのお茶漬け、ふくらませたお米添え
Oysters Hawaiʻi殻付きの生牡蠣
The Kāhala Hotel & Resortエスプレッソマティーニとカクテルゼリー
Fig & Ginger(VIPのみ)ママ・イムのチキンパッタイ

一皿の内容はどれも元記事に書かれていたもので、当日の中身が変わることはあると思います。それでも、こうして一覧で並ぶと壮観ですね。デザート系のお店から生牡蠣まで入っていて、これを一晩で順番に回れるというのは、手数としてはかなり効率のいい話だと思います。

入場が夜6時半、という一点だけが合いません

行かない理由から先に書いてしまうと、いちばん大きいのは時間です。

我が家の晩酌は、だいたい午後3時か4時に始まります。窓を開けて、部屋のソファでビールを開けて、そこから数時間かけてだらだら進めるのがいつもの形。つまり一般入場が始まる夜6時半には、こちらはもう二本目か三本目に入っているわけです。そこから支度をして出かけて、9時に終わる会に間に合わせる、という流れがどうにも作れません。夜のほうから一日が盛り上がっていく人にはちょうどいい時間帯だと思いますが、明るいうちから飲み始める私たちとは、ここだけがどうしても合わないんですよね。

場所も理由のひとつです。カハラホテルがあるのはワイキキからダイヤモンドヘッドを回り込んだ先で、歩いて行けるような距離ではありません。レンタカーを借りない我が家の場合は、行くとしたらUberかLyftを呼ぶことになります。この夏に同じホテルで沖縄そばの催しがあったときも、結局そこで足が止まりました。車で動く人にとってカハラは全然遠くない場所ですし、駐車場が1台20ドルで用意されているのも親切な話です。遠いというのはあくまでこちらの過ごし方の問題であって、会場の問題ではありません。

服装に「島らしさのある、少し改まった格好」と目安が書いてあるのは、個人的にありがたいところです。ワイキキの老舗ステーキハウスであるハイズで、足元がサンダルだからと入口で止められたことが我が家にはあって、あのときは近くの靴屋まで走りました。何を着ていけばいいかが一行でも書かれていると、当日そういう思いをしなくて済みます。

名前を眺めていて、手が止まったお店

そんなふうに行かない前提で読んでいたのですが、参加するお店の一覧はしっかり面白かったです。というのも、カハラで開かれる会なのに、ワイキキで普通に食べに行ける名前がいくつも混じっていたからです。

アランチーノとタオルミーナ

会場に出るのはカハラホテルの中に入っているアランチーノ・アット・ザ・カハラですが、この系列はワイキキにもう2軒あります。カラカウア通りのマリオットの中と、ワイキキビーチウォークと。歩いて行ける距離にあるほうへ普通に寄れるので、こちらとしてはむしろそっちに目がいきます。

タオルミーナも同じで、ビーチウォークにあるシチリア料理のお店です。記念日にコースをいただいたことがあって、あのときはスパークリングワインから始めて、生雲丹のスパゲッティと炭火焼きの牛フィレでゆっくり時間を使いました。そこが今回は4種のチーズのソースのニョッキを出すそうで、コースの中でしか会っていない店の、また違う一皿を見た気分になります。

気になりつつまだ行けていないお店

Botanico Waikīkīは、ワイキキのど真ん中にある新しいお店です。今年のハレアイナ賞では新しいお店の部門で銀賞に入っていて、歩いて行ける場所にあるので前から気になっているのですが、まだ寄れていません。今回出すのはシーフードのサラダとのこと。名前が続けて出てくると、そろそろ一度のぞいてみたい気持ちが強くなります。

Kapa Haleのタマリンドとココナッツの豚バラカレーも、読んでいて引っかかりました。夫婦そろって昔はインドカレーに相当はまっていた時期があって、今も歩いて行ける範囲にタイ料理のお店があると、フライドライスやグリーンカレーをまとめて買って帰ります。ココナッツと酸味の組み合わせは、たぶんそのあたりの味に近いんだろうなと想像しています。

一方で、Onoya Ramenの冷やし担々麺は、少し違う読み方をしました。ラーメンという食べ物自体は二人とも好きなのですが、出てきたら割と一気に食べきってしまうので、数時間だらだら続く我が家の晩酌には乗せにくいんですよね。ただ、こういう会で小さめの器で出てくるならその心配はなくて、しかも冷たい担々麺。会場でつまむ一杯としては、むしろちょうどいいのかもしれません。

ホテル自身が出すエスプレッソマティーニとカクテルゼリーは、ビールとワインばかり飲んでいる私たちの手はたぶん伸びないところですが、見た目は華やかそうですね。そしてなにより、一般入場にワインとビールが含まれているというのが、この会でいちばん反応してしまった一行でした。

行かない催しのリストが、次の買い物メモになります

こういうイベントのニュースを読むと、以前は「行けないなら関係ないか」でおしまいにしていました。最近はそうでもなくて、参加店の一覧というのは、その年に地元で評価されたお店が短くまとまった表なんだなと思うようになりました。ハレアイナ賞の受賞リストそのものは長くて全部は追いきれませんが、こうして一晩の会に出る12軒くらいまで絞られると、ちょうど頭に入る量になります。

そのうえで、歩いて行ける名前だけを抜き出してみます。今回で言えば、アランチーノの系列2軒とタオルミーナ、それにまだ行けていないBotanico Waikīkī。この4つが手元に残りました。次の滞在でどこか1軒のぞいてみて、あとはいつもどおりポケとガーリックシュリンプを買って帰り、よく冷えたビールと部屋でのんびり。そのくらいの割合が、我が家にはちょうどいいんです。

9月5日の会そのものは、カハラの夜をゆっくり楽しめる人にとってはかなり良さそうな内容だと思います。165ドルで受賞店の料理をひととおり味わえて、ワインとビールも込み、金色のパイナップル探しまで付いてくるそうです。行かれる方は、チケットの残りと当日の服装だけ先に確かめてから出かけてください。私たちは同じ時間に、部屋で三本目を開けているはずです。

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出不精夫婦

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