ハワイ最古のレストラン賞「ハレアイナ・アワード2026」が発表 ― 受賞リストは、歩いて行ける範囲で良いお店を探すための地図です
ハワイで一番歴史のあるレストランの賞、「ハレアイナ・アワード(Hale ʻAina Awards)」の2026年の受賞店が発表されました。食いしん坊なので、こういう「ハワイの美味しい店ランキング」のようなニュースは大好物です。ただ、受賞したからといってすぐに駆けつけるかというとそうでもなくて、我が家には昔から動く条件がひとつだけあるんですよね。
ニュースのあらまし
2026 Hale ‘Aina Award Winners: The Best Restaurants in Hawai‘i
Here are the winners of this year’s Hale ‘Aina dining awards, including best new restaurant and restaurateur of the year.
ハレアイナ・アワードは、地元の情報誌ホノルル・マガジンが1984年から続けている、ハワイで最も歴史のある外食の賞です。読者の投票(今年は6,000票以上)と編集部の選定を合わせて決まるそうで、2026年の発表会は6月9日にカハラのホテルで開かれました。長く続いているだけあって、ハワイの食通たちが毎年注目している賞、という位置づけですね。
今年の主な受賞を、ざっと並べると次のような感じです。
- レストラトゥール・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀の店主): Chancelor Kim さんと Dong Dang さん
- ベスト・オアフ・レストラン(金賞): Giovedì
- ベスト・ニュー・レストラン(金賞): Chao Hawaiʻi(ベトナム料理)
- 昔ながらの愛され老舗: Anna Miller’s
こうして並ぶと、ハワイの食の幅広さが伝わってきます。ベトナム料理の新しいお店から、長く愛されてきた老舗まで、いろんなジャンルが選ばれていますね。
前にもハワイのレストランの賞について書いたことがあるのですが、その時にも触れた私たちの「動く条件」は、今年も変わっていません。
歩いて行ける受賞店が、今年は目立ちました
私たちがレストランの賞で一番気にするのは、その受賞店が歩いて行ける距離にあるかどうかです。どんなに評判のお店でも、遠かったり長い列に並んだりするのは苦手なので、そこがほぼ全てなんですよね。逆に、歩いて数分のところに受賞店があるなら、これは俄然うれしくなります。
その目で「ベスト・ニュー・レストラン(新しいお店)」の部門を見てみたら、ワイキキの歩いて行ける範囲のお店が立て続けに並んでいて、おっと思いました。
- Botanico Waikīkī(銀賞): ワイキキでグーフィーやZIGU、ヘブンリー、アロハステーキハウス、アロハテーブルといったお店を手がけている日本の会社、ゼットングループの新しいお店です。ワイキキのど真ん中、歩いて行ける場所にできたので、前から気になっていました。我が家の「歩いて行ける」という条件にぴったりで、次の滞在で寄ってみたい一軒です。
- Earls Waikīkī(銅賞): カラカウア通り沿いの、前にカリフォルニアピザキッチンが入っていた建物の2階にあるお店です。これも前から気になっていた一軒で、多国籍なメニューのなかでも、トマトとフェタチーズのシャクシュカあたりがビールに合いそうだなと思っています。
- ROKC Hawaiʻi(ファイナリスト): ハードロックカフェのすぐ近く、私たちがいつも歩く範囲のなかでもさらに近い場所にできていました。オープン前の昼間に通りかかって外から眺めたら、なかなかおしゃれそうなお店で。牡蠣やラーメンが楽しめるバーらしいのですが、営業が夕方からなんですよね。私たちは午後の早い時間からのんびり飲み始めるので、そこだけはちょっとタイミングが合わなそうだなと思っています。
このほか、カクテルやバーフードの部門でもワイキキのお店がいくつか選ばれていて、華やかなバーが人気なのも納得だなと眺めていました。ただ、我が家の晩酌はコナのIPAや、スーパーで選ぶ10ドルくらいのワインが中心なので、おしゃれなカクテルバーはどちらかというと「すごいなぁ」と遠くから感心する方です。同じ歩いて行ける範囲なら、アラモアナのステーキハウスのハッピーアワーのときのように、良いお酒がお得に飲めるお店かどうか、をつい先に見てしまいますね。
アワードは「次にどこへ寄るか」の手がかり
受賞店の多くは、ネイバーアイランド(オアフ以外の島)の名店だったり、しっかりコースを楽しむような少しいいお店だったりで、今夜すぐ行く、という話ではありません。そういうお店は、いつか縁があれば寄ってみたいなと、頭の片隅に置いておく感じです。
それでも、こういう賞のリストは私たちにとって「次の滞在でどこに寄ってみようか」を考えるときの、ありがたい手がかりになります。歩いて行ける範囲に評判のいいお店が新しくできていないか、ハッピーアワーでお得に一杯やれる店はないか。そういう目で見ると、毎年の受賞リストはちょうどいい地図のようなものなんですよね。
とはいえ、あれこれ目移りしても、結局いちばん落ち着くのは買ってきたおつまみで部屋飲みする時間だったりもします。気になる受賞店を1軒のぞいて、残りはポケやガーリックシュリンプを買って帰り、よく冷えたビールとのんびり。そのくらいのバランスが、夫婦にはちょうどいいんです。
おわりに
ハワイで一番歴史のあるレストランの賞、ハレアイナ・アワード2026の受賞店が発表されました。ベトナム料理の新店から愛され老舗まで、ハワイの食の豊かさが詰まったリストです。
私たちはこのリストを、上から順に制覇する、という使い方はしません。あくまで「歩いて行ける範囲に、お酒がお得に飲める良いお店はないか」を探す手がかりとして、のんびり眺めています。今年は新しいお店の部門に、歩いて行けるワイキキの店が何軒も入っていました。なかでもBotanicoとEarlsは次の滞在でのぞいてみたいなと思っていて、ROKCは時間が合えば、というところ。そのくらいの気楽さで、毎年の受賞リストと付き合っています。
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