ホノルルに塩パンの専門店「キロデリ(Kilo Deli)」 ― 1個4ドルから、1人4個まで、10時から売り切れ次第終了


ホノルルに塩パンの専門店ができたそうです。カピオラニ通りに開いた「キロデリ(Kilo Deli)」というお店で、塩パンは今のところ3種類、値段は1個4ドルから。ただし1人4個までで、開いているのは毎日10時から16時、しかも売り切れたらそこで終了。つまり買えるかどうかが、行く時間でほぼ決まるお店です。私たちにとって塩パンは日本のパン屋さんで見かけるものだったので、ホノルルで看板になっていると聞いて、へぇ、と思いながら読みました。

ニュースのあらまし

ホノルルの地元メディア、アロハ・ステート・デイリーが、カピオラニ通りに開いたばかりのお店として紹介していました。

Aloha State Daily | New salt bread bakery in Honolulu

Aloha State Daily | New salt bread bakery in Honolulu

Kilo Deli just opened on Kapiʻolani Boulevard, in the former space of Hawaiʻi Banchan Co. The bakery specializes in salt bread, which is available in…

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Aloha State Daily

住所は1347 Kapiʻolani Blvd. Ste. 103。以前はハワイ・バンチャン・カンパニー(Hawaiʻi Banchan Co.)が入っていた場所だそうです。パンを焼いているのはエドリアン・バウティスタ(Edrian Bautista)さん。看板の塩パンは今のところオリジナル、トリュフ、スパイシー・アラビキの3種類で、ゆくゆくは全部で8種類まで増やす予定とのこと。これから出てくる味として、明太子、キムチーズ、アボカドの名前が挙がっていました。

スパイシー・アラビキの「アラビキ」は日本語の粗挽きのことだろうと思いますが、何が入っているのかまでは書かれていませんでした。明太子とキムチーズが控えているところを見ると、日本や韓国の味をかなり意識したお店なのだろうと想像しています。

塩パンは1個4ドルから、1人4個まで

値段はこんな並びです。1ドル160円で計算すると、日本円の感覚はだいたい右の列くらいになります。

商品値段1ドル160円で
塩パン(オリジナル)4ドル約640円
塩パン(トリュフ)5ドル約800円
塩パン(スパイシー・アラビキ)6ドル約960円
ウベのバターもち4ドル約640円
ブラウンバターのもち4ドル約640円
クイニーアマン8ドル約1,280円

パン1個で640円と聞くと日本の感覚では驚きますが、今のハワイならこんなものだろうな、と受け止めています。それより目が留まったのは1人4個までという決まりのほうで、焼ける数が限られているからなのだろうと思います。1人4個までなら、二人で行っても8個。誰かがまとめて買っていって棚が空になる、ということは起きにくい売り方です。

飲み物は6ドルから9.50ドル

飲み物も置いていて、ストロベリーミルクが6ドル、ハニーオートラテが6ドル、ストロベリー抹茶が9.50ドル。ストロベリー抹茶の9.50ドルは1,520円ほどになります。

こういう数字を見ると、我が家はどうしても同じことを考えてしまいます。近所のロングスで買うワインが1本10ドル前後なので、飲み物1杯とワイン1本がほとんど同じ値段になってしまう。以前ウルフギャングのハッピーアワーでグラスワインが8ドルだと知ったときも同じ引き算をして、それからますますスーパーでボトルを買うようになりました。パンは買っても、飲み物は部屋に帰ってから、というのがいつもの落ち着き先です。

開いているのは10時から16時、売り切れ次第終了

営業は毎日10時から16時。ただし売り切れたらそこで終わりと書かれています。パン屋さんとしては珍しくない開け方ですが、腰の重い我が家からすると、これがなかなか手強い決まりです。

行列に並んでまで何かを買う、というのは私たちがまずやらないことなので、売り切れ次第終了のお店に対しては、早い時間に行くか、空振りを覚悟してのんびり行くかの二択になります。そしてどちらを選ぶかというと、たぶん後者です。閉まっていたら閉まっていたで「今日はそういう日だった」と言いながら帰ってくると思います。

晩酌の準備を始めるころには、もう閉まっています

我が家の晩酌は午後3時か4時に始まって、そこから数時間かけてだらだら進みます。つまみは飲み始める直前に近くのお店へ買いに行くのがいつもの流れなのですが、16時閉店のお店は、その流れにうまく乗りません。買いに行こうと思ったころには、もう店じまいの時間です。

なので、ここは「今日の晩酌のために寄る店」ではなく、「昼間に出かけた日にそのまま買っておく店」ということになります。塩気のあるパンは夫婦とも好きなほうなので、買って帰ったら結局その日の夕方につまんでしまいそうな気もしますが、それはまた別の話です。

場所はカピオラニ通り、アラモアナに出る日に

カピオラニ通りは、アラモアナセンターの山側を走る通りです。滞在中に私たちが行くのは、ワイキキの歩いて行ける範囲と、ピンクトロリーで行くアラモアナセンターくらいまでなので、この通りの名前が出てくると「行ける方の話かもしれない」と少し前のめりになります。実際にセンターからどのくらいの距離なのかは、次に出かけたときに地図で確かめてみたいところです。

駐車場は店の前だけ、と書かれていました。我が家はレンタカーを借りないのでこの一行は関係が薄いのですが、車で回る人には効いてくる話だと思います。逆に言えば、歩きとトロリーで動く私たちの場合、荷物が軽ければ軽いほど気楽です。ビールを箱で買うときはワイキキの近所のロングスと決めていて、重いものをアラモアナから運ぶことはしません。その点、パンなら軽い。アラモアナ帰りに持って帰るものとしては、かなり優秀な部類です。

もち系とクイニーアマンは、朝のほうに回したい

塩パンのほかに、ウベのバターもちとブラウンバターのもちが4ドル、クイニーアマンが8ドルで並んでいるそうです。

普段の買い出しで甘いものを買うことはほとんどないのですが、旅先の朝だけは別で、その土地のパンやお菓子を一つだけ「おめざ」に買っておくのは昔からやっています。朝はコーヒーとフルーツで軽く済ませてしまうので、そこに一つ何かがあると、それだけでちょっとした催しになります。クイニーアマンの8ドルは1,280円ほどでなかなかの値段ですが、朝に二人で半分にするなら、そういう日があってもいい気がします。

ワイキキだと、ビーチウォークに開いたリリハ・ベーカリーのココパフも、同じように「朝に一つ買ってみてもいいかもしれない」と思っているものです。甘いものは夕方の晩酌には出番がないので、我が家だと自然に朝のほうへ回ります。

オアフで塩パンを出しているのは、ここだけではないようです

同じアロハ・ステート・デイリーが今年7月に、塩パンとクリームパンを作っているナクスパン(Naks Pan)という家庭ベーカリーも紹介していました。

Aloha State Daily | Naks Pan is a new salt bread business on Oʻahu

Aloha State Daily | Naks Pan is a new salt bread business on Oʻahu

The home bakery specializes in shio pan, or salt bread, and cream pan. The Japanese bread rolls are available in a variety of flavors, while the cream pan…

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こちらはジョシュア・ナカムラさんとスカイ・ナカムラさんが今年3月ごろに始めたお店で、オンラインで注文してカカアコで受け取る形。マーケットへの出店もしているそうです。塩パンはオリジナルが4ドル、ウベチーズが6ドル、パン・オ・ショコラが5ドルなど。記事では、塩パンは特にやわらかくて、塩気と甘みの対比が持ち味だと紹介されていました。

注文して受け取りに行くやり方は、日にちと時間を先に決めておく必要があるので、私たちのゆるい動き方だと少し段取りが要りそうです。2軒紹介されているだけで流行っていると言い切れるのかは分かりませんが、日本のパン屋さんの定番が、名前をそのままにホノルルで売られているのは、なんだかいい眺めだなと思います。ホノルルには42年続いているベイクハウスのような老舗もあって、パンの話題は思っていたより厚みがあります。

まとめ

並べてみるとこうです。10時から16時、売り切れ次第終了、1人4個まで。この3つが重なるので、行く時間を先に決めておかないと空振りする、というのがこのお店の性格です。並ばない・急がないでやってきた我が家からすると、いちばん苦手な部類のお店かもしれません。

それでも、アラモアナに出る用事がある日で、まだ開いている時間なら、一度覗いてみたい気持ちはあります。もしオリジナルとトリュフを1個ずつ買えたら、いつもどおり半分にして食べ比べて、それぞれ勝手に順位をつけて発表することになるのだと思います。8種類そろうころには、その遊びもだいぶ長くなりそうです。

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