コナビールの本店パブが入口にビアガーデン新設 ― 昔ハワイ島で飲み比べをした、あの店の懐かしいニュース


毎晩のように飲んでいるビールの「本店」が、お店の入口にビアガーデンを作るそうです。ハワイ島カイルア・コナにあるコナ・ブリューイング(Kona Brewing)の歴史あるパブが、入口まわりを大きく作り直すと発表しました。しかもその狙いが「待っているのが苦にならない場所にする」というもので、これを読んだとき、行列があまり得意ではない我が家は思わず深くうなずいてしまいました。実はこのパブ、昔ハワイ島に通っていた頃に飲み比べを飲みに行ったことがあるお店なんです。今はもっぱらワイキキの部屋でコナビールを開けている私たちにとって、なんだか懐かしいニュースでした。

ニュースのあらまし

Business Monday: Kona Brewing’s historic Kona Pub creating beer garden entrance to make waiting enjoyable | Big Island Now

Business Monday: Kona Brewing’s historic Kona Pub creating beer garden entrance to make waiting enjoyable | Big Island Now

With several renovation phases planned for the entire pub, the first is an estimated $2 million project focusing on the eatery's curb appeal.

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| Business Monday: Kona Brewing’s historic Kona Pub creating beer garden entrance to make waiting enjoyable

コナ・ブリューイングは1994年にカイルア・コナで生まれた、ハワイを代表するクラフトビール(地ビール)のひとつです。今回手が入るのは、その歴史あるカイルア・コナの本店パブ。2026年6月22日に工事が始まりました

新しくなるのは主に入口まわりで、内容はこんな感じです。

  • 緑に囲まれたトロピカルなビアガーデンの入口エリアを新設
  • ビールを量り売りで持ち帰れる「Growler Shack」を刷新
  • お土産やグッズを扱うショップも作り直し
  • 新しい受付スタンドを設置

会社のNathalie Carisey会長は「施設が古くなってきたので、30年先まで愛される場所であり続けるための工事」と話しています。第1段階で200万ドルほどをかけ、お店は営業を続けながら工事を進めるとのこと。完成時期はこれから詰めるそうです。

昔ハワイ島に通っていた頃、本店で飲み比べをしました

今はオアフのワイキキ周辺で過ごすことがほとんどなのですが、昔はハワイ島にもよく通っていました。当時はコナビールも、ワイキキで缶を買うのではなく、本店のパブに足を運んで飲み比べを頼んだのを覚えています。小さなグラスがいくつも並んで、味の違いを順番に確かめていくのが楽しかったんですよね。

初めてハワイ島を訪れたときは、観光も一通り楽しみました。マウナケアに登って満天の星空を眺め、そのまま朝日が昇るのを見届けたり、島をぐるりと一周するツアーに参加したり。今の私たちからすると驚くほどアクティブですが、昔はそういう過ごし方もしていました。滞在していたハワイ島のリゾートでは、1階の部屋まで猫が遊びに来たり、外でバーベキューをしていると近づいてきたりして、夫婦そろって猫が好きなので、それを眺めるのが地味な楽しみでした。

最近はすっかりワイキキ暮らしで、ハワイ島の方にはここ数年足を運べていません。だからこそ、あの本店が新しくなるというニュースは、しまっておいた懐かしい記憶をふっと引っぱり出してくれる感じがしました。

「待つのが苦にならない場所」という発想

今回いちばん心に残ったのが、工事の狙いです。記事の中で関係者が「待っているのが苦にならない空間にしたい」と語っていて、ビールやゲーム、おしゃべりを楽しみながら順番を待てる場所にするのだそうです。ハワイらしい「talk story(のんびり世間話をする)」文化を大事にしたい、という言葉もありました。

これ、並ぶのがあまり得意ではない私たちにはとても刺さりました。人気店の前で長い列にじっと並ぶのは、できれば避けたい時間です。でも、もしその待ち時間が、緑の中でビールを片手におしゃべりする時間になるなら、話はだいぶ変わってきます。「待つ」がそのまま「もう一杯飲む口実」になるなら、それはもう待ち時間ではないのかもしれません。

どうせ待つなら、緑の中でビール

私たちの普段のやり方は「並ばずに済むお店を選ぶ」「テイクアウトして部屋で飲む」のどちらかに寄っています。それでも、待つこと自体をなくすのは難しい場面もあります。そういうときに「待ち時間を消す」のではなく「待ち時間を気持ちのいいものに変える」という考え方は、すごく良いなぁと感じました。

昔飲み比べを頼んだあのパブが、緑に囲まれたビアガーデンになる。完成した姿を想像すると、また島の方まで足を延ばして、今度はゆっくり外の席で飲み比べをしたくなります。ワイキキでも、こういう「待つのが苦じゃない」お店が増えてくれたら嬉しいなと思います。

ワイキキで飲むコナビールはこれからも変わらず

本店は遠くなってしまいましたが、ワイキキで地ビールを飲みたい気分のときに足を運ぶお店はいくつかあります。歩いて行ける範囲でいうと、マウイ・ブリューイング・カンパニーのワイキキ店ワイキキ・ブリューイング・カンパニーは、生ビールが美味しくてたまに出かけます。普段はスーパーで箱買いした缶を部屋で開けるのが基本で、ビッグウェーブ ゴールデンエール(Big Wave Golden Ale)は今でも定番です。

毎晩飲んでいるビールが生まれた場所が、30年先を見据えて手を入れていく。しかもその第一歩が「待ち時間を楽しくする」ことだというのは、なんだか嬉しいニュースでした。次にロングスでビッグウェーブを箱買いするときは、昔飲み比べを飲んだあのパブのことを少しだけ思い浮かべながら、部屋でゆっくり開けようと思います。

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