ワイキキのお隣、カパフル通りにあるリゴ(Rigo)というスペイン&イタリア料理のお店が、新しいハッピーアワーを始めたそうです。夕方は毎日4時半から5時半までの1時間、それとは別に昼も11時半から2時半まで。実はこのお店、私たちは何年か前にハッピーアワーへ行ったことがあって、名前を見た瞬間に「あ、リゴだ」となりました。値段の一覧を眺めていて目が止まったのは、ハモン・セラーノのハーフが12ドル、というところでした。塩気のあるものを少しずつつまみながらビールを開けるのが我が家の夕方なので、生ハムの値段が並んでいると、つい最後まで読んでしまいます。
ニュースのあらまし
リゴは、カパフル通りの885 Kapahulu Ave.にあるスペイン&イタリア料理のお店です。現地の情報サイトによると、7周年を迎えたこのお店が「初めてのハッピーアワー」を先月から始めたとのこと。夕方と昼の2本立てで、割引のドリンクとタパス(小皿のおつまみ)が並びます。
Aloha State Daily | Rigo has a new happy hour
The Spanish Italian restaurant on Kapahulu Avenue launched a happy hour for the first time. Happy hour is available daily from 4:30 to 5:30 p.m.; the…
夕方のほうは生ハムやプラッターが中心で、昼のほうは季節のピザ・パスタ・米料理が3ドル引き。係の人に車を預けるバレットパーキングも使えるそうです。
「初めて」ではないような気がします
ただ、この「初めて」というところだけは、夫婦そろって首をかしげました。というのも私たちは何年か前、このお店のハッピーアワーに行ったことがあるからです。当時は昼の時間帯にやっていて、散歩を兼ねてカパフルまで歩いていき、明るいうちからビールをいただいた記憶があります。
記憶だけだと心もとないので調べてみたら、現地のレストランガイドの以前の掲載にも、毎日11時半から3時までのハッピーアワーでビールとワインが2ドル引き、と書いてありました。
Rigo - Honolulu Magazine
Rigo 885 Kapahulu Avenue, Honolulu, HI 96816 Phone Number: (808) 735-9760 Category: Dinner, Takeout, Italian, Lunch, Spanish, Vegan, Vegetarian, Wine Bars 2021 Hale Aina Award winner: • Finalist in Best Takeout-High End @rigohawaii Rigo’s menu, though a hybrid of influences from Italy, Spain, Hawai‘i and Japan (still trying to convince myself to try the chilled pasta with Hokkaido scallops,...
なのでたぶん、いつの間にかやめていた時期があって、今回あらためて仕切り直した、というのが実際のところなのだと思います。昔のは飲みものが少し安くなるだけの控えめなものだったので、生ハムやプラッターがずらっと並ぶ今回の中身は、たしかに別物と言っていいくらい様変わりしています。お店としても、ここまで作り直したら「初めて」と言いたくなる気持ちは分かる気がします。夕方の部ができたのは間違いなく新しい話なので、ここから中身を見ていきます。
夕方は1時間だけ、昼は3時間
まず時間から見ていきます。二つの時間帯は、内容がはっきり分かれていました。
| 時間帯 | 曜日 | 中身 |
|---|---|---|
| 午後4時30分〜5時30分 | 毎日 | 割引のドリンクと、生ハム・プラッターなどのタパス |
| 午前11時30分〜午後2時30分 | ランチ営業日(水〜日) | 季節のピザ・パスタ・米料理が3ドル引き |
夕方のほうは1時間だけですが、これ自体は珍しい話ではありません。お店の公式サイトを見ると、夕方の営業は4時半から。つまり、営業が始まってすぐの、お客さんがまだ少ない1時間をお得にして早めに来てもらうという、レストランではよくあるやり方です。毎日やっていて時間も固定なので、「4時半に行けば必ずやっている」という覚えやすさもあります。なお昼のほうは、公式サイトではランチ営業が水曜から日曜になっているので、月・火はお休みのはずです。
我が家の夕方とは、少しだけずれます
この1時間は、私たちの生活とは微妙にすれ違います。我が家の晩酌は午後3時か4時には始まっているので、4時半といえばもう部屋のソファでビールの1本目が空いているころ。そこから支度をして出かけるという流れには、なかなかなりません。
こういうとき、以前は「じゃあ今日は早めに切り上げて出かけよう」と予定を組み替えたりもしていたのですが、最近はそこまでして動かなくなりました。飲み始めてしまった日はそのまま部屋でのんびり、と決めておいたほうが、二人とも気楽でいられます。
一方の昼のハッピーアワーは、今回はピザやパスタといった食事の割引が中心なので、そもそも昼ごはんの習慣がない我が家には出番がありません。昔の昼下がりにビールを飲みに行った時とは、同じ時間帯でも中身が変わっています。ただ、11時半から2時半という時間は、ハワイ滞在中に朝から出かけていた人が「そろそろ何か食べようか」となるころにぴったり合っています。ピザやパスタが3ドル引きになるのなら、外を歩いてきた人にはありがたい時間帯だと思います。
生ハムの値段を並べてみます
ここからが本題です。夕方のハッピーアワーで値段が紹介されていたおつまみを、まとめるとこうなります。
| 品名 | ハッピーアワーの値段 |
|---|---|
| ハモン・セラーノ(ハーフ) | 12ドル |
| ハモン・セラーノ(フルサイズ) | 18ドル |
| ハモン・ベロータ(ハーフ) | 21ドル |
| ハモン・ベロータ(フルサイズ) | 37ドル |
| ハムプラッター | 30ドル(通常36ドル) |
| シーフードプラッター(2人用) | 50ドル |
| リゴ・シーフードプラッター | 96ドル(通常120ドル) |
2人用のシーフードプラッター(50ドル)には、新鮮な生牡蠣が4つ付く。
ハモン・セラーノは、スペインの塩漬けにした生ハムです。ベロータのほうはどんぐりを食べて育った豚から作る、より上等なもので、値段の差はそのまま格の差ということになります。ハーフサイズが12ドルから頼めるというのが、この一覧でいちばん手の届きやすいところです。
奥さんに値段を見せたら「これ、ハーフでいいんじゃない」と即答でした。こちらは「あれは気づいたら消えているから」とフルサイズを推したのですが、たしかにハーフを2種類頼んで食べ比べたほうが楽しそうではあります。似たものを2つ買ってきて順位をつけるのは、我が家がどこへ行ってもやっている遊びなので、セラーノとベロータを1枚ずつというのは、ちょっとやってみたいところです。
96ドルのシーフードプラッターのほうは、通常より24ドル引きとはいえ、なかなかの金額です。こういう華のある一皿を見ると素直にすごいなぁと思う一方で、同じお金を出すなら量のあるものを選んでしまうのが私たちの癖でもあります。たっぷりの生ハムとパンがあれば、それでずいぶん幸せになれてしまうので。
ハッピーアワーのお酒は4杯
飲みものはこの4つが紹介されていました。
- ハモン・オールドファッション … 14ドル
- ベリー・サングリア … 10ドル
- リモンチェロ・スプリッツ … 10ドル
- リリコイ・パンダン・マイタイ … 12ドル
並べてみて気づいたのですが、この4杯は我が家からいちばん遠いところにあります。サングリアやリモンチェロ、マイタイのような甘さのあるお酒は夫婦そろって普段まったく飲みませんし、残る1杯はウイスキーを使ったもので、これは奥さんが苦手なお酒です。名前は面白いですし、リリコイとパンダンを合わせたマイタイなんて工夫があって感心するのですが、自分たちが頼む姿は浮かびません。
スペインとイタリアの料理を出すお店なので、通常のメニューにはワインも並んでいそうなものですが、ハッピーアワーの値段として紹介されていたのはこの4杯でした。私たちが行くとしたら、生ハムだけを目当てにして、お酒は部屋に帰ってから、という形になりそうです。ワインなら近所のロングスで10ドル前後のボトルが買えるので、そちらを開けたほうが二人とも落ち着きます。
とはいえ、甘いお酒が好きな方には10ドルのサングリアは十分お得です。ハッピーアワーは「全員にとってお得」である必要はなくて、自分に合うものが1つでもあれば行く理由になるので、生ハムが12ドルから、というだけで私たちには十分でした。
カパフル通りという、少しだけ遠いご近所
もう一つ気になるのが場所です。カパフル通りは、ワイキキから歩いて行けなくもない距離ですが、中心部からはちょっとあります。少し前に同じカパフル通りのステーキハウスADEZ(アデズ)や、和牛しゃぶしゃぶのMikiyaのことも書きましたが、あのあたりまで足を延ばす感覚と同じです。
何年か前に行った時は昼の時間帯だったので、散歩を兼ねてのんびり歩いて向かえばよかったのですが、夕方4時半からの1時間に間に合わせようと思うと、歩いていくのはなかなか大変で、配車アプリでさっと向かうことになりそうです。我が家はレンタカーを借りないので、バレットパーキングがあるという話は使う機会がありませんが、車で回っている方には、停める場所を自分で探さずに済むのはありがたいところだと思います。
ピザの話でいうと、ワイキキの中にはアペティート(Appetito)のハッピーアワーという窯焼きの一枚もあって、こちらは歩いて行ける距離です。リゴの昼のピザが3ドル引きというのは魅力的ですが、昼にお店に入るという習慣がない我が家にとっては、やはり夕方の生ハムのほうが実際に行こうと思える話です。
私たちはこう読みました
まとめると、こんなニュースでした。
- カパフル通りのリゴが、夕方と昼の2本立ての新しいハッピーアワーを始めた(記事では「初めて」とあるが、以前は昼にビールとワインが2ドル引きになるハッピーアワーがあった)
- 夕方は毎日4時30分から5時30分までの1時間、昼は11時30分から2時30分まで(ランチ営業は水〜日)
- 生ハムはハモン・セラーノのハーフが12ドル、ベロータのハーフが21ドル
- プラッターはハム30ドル、2人用シーフード50ドル、店名の付いたシーフードプラッターが96ドル
- 昼は季節のピザ・パスタ・米料理が3ドル引き
営業が始まってすぐの1時間をお得にするのは、お店にもお客さんにも無理のない、昔ながらのやり方だと思います。開店してすぐの静かな店内で、生ハムを前にゆっくり1杯目を開けられると思えば、この1時間はなかなかいい時間帯です。
私たちの夕方とは時間が少しずれるので、すぐに行きますとは言えないのですが、生ハムのハーフが12ドルというのは覚えておきたい値段でした。次の滞在で、飲み始める前にカパフルまで出る日があったら、何年かぶりのリゴで、セラーノとベロータを1枚ずつ頼んで、どちらが好きかを二人で言い合ってみたいなぁと思っています。











