MGMグランドのビュッフェが5月末で閉店、ラスベガスのカジノビュッフェは10軒だけ…並んで食べる文化、もう終わるんだなと
ハワイの新聞をめくっていたら、ラスベガスのMGMグランドのビュッフェが5月末で閉店、というニュースが出てきました。一瞬「ハワイ関係なくない?」と思ったんですが、ハワイ住民にとってラスベガスは”9番目の島”と呼ばれるくらい身近な街なので、Honolulu Star-Advertiserの旅行欄でちゃんと扱われるんですよね。読んでて妙にしみじみしました。
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ニュースの要点:33年営業、5月末で閉店
数字だけ拾うと、こんな話です。
- 閉店するのはMGMグランド・ビュッフェ
- 営業終了予定: 2026年5月31日
- 1993年にカジノと同時オープン、33年の歴史に幕
- 跡地について、MGM側は「現時点で具体的な計画はない」とコメント
- ラスベガス全体で、最盛期は40軒超あったカジノビュッフェが、現在は10軒程度まで激減
- 今回の閉店で、残るカジノビュッフェはさらに少なくなる
「ビュッフェの街」と言われていたラスベガスで、もう4分の1まで縮んでるんだなと。記事のトーンも”復活を期待していた人にはがっかり”という感じで、明らかに斜陽の話として書かれてます。
並ばない・取りに行かない派には、むしろ追い風の話
ここで素直に書きますが、私たちはビュッフェにほとんど興味がない夫婦です。理由はシンプルで、
- お皿を持って行列に並ぶのが面倒
- 自分で取りに何往復もするのが面倒
- 「元を取らなきゃ」というプレッシャーがあって、ゆっくり飲めない
- 出来立てが食べたい派なので、保温トレイで何時間も置いてあるものに食指が動かない
要は、晩酌として最も大事な”だらだら飲み続ける”が成立しないんですよね。並んで取りに行ってる時間で、ビールが温くなる。それだけで自分たち向きじゃないとわかる。
なので、ラスベガスのビュッフェが減ってる流れも、正直「そうですよね、需要そっちに行くよね」と冷静に受け止めてしまう。テイクアウトで部屋に持ち帰って、好きな量・好きなペースで飲み食いするほうが、コスパもタイパも勝ちだと思って暮らしているので、外食文化の側がこちらに寄ってきた感覚すらあります。
うちの滞在スタイル(ハワイ・沖縄)と地続きな理由
ラスベガスのビュッフェ縮小は、ハワイ滞在と沖縄滞在を行ったり来たりしている私たちの暮らしとも、思いのほか地続きです。理由を3つに分けて書きます。
1つ目: アメリカ全体で”並んで盛る”型外食が縮小傾向ワイキキでも、ABC Storeで惣菜パックを買って部屋に戻る人や、フードトラックパークで気分のものだけテイクアウトする人が、明らかに増えてる印象があります。観光客側のスタイルも”店内でフルコース”より”気軽にテイクアウト”に重心が移っていて、ビュッフェの衰退と方向性は同じ。これは長期トレンドだなと思ってます。
2つ目: ヒルトンオナーズの朝食ビュッフェ無料特典は、うちは思いっきり恩恵にあずかっているヒルトンオナーズ加盟ホテルに泊まったときの朝食無料は、出不精的には外に出ずに済む神特典で、ここはド直球で享受してます。中身にも普通に満足していて、無料なのをいいことに思う存分目一杯楽しんでます。
最近の特にお気に入りは、那覇定宿のダブルツリーbyヒルトン那覇の朝食ブッフェ。沖縄そば、フーチャンプルー、豚しゃぶまで沖縄を代表する料理がだいたい全部食べられるレベルの品揃えで、「これだけあれば沖縄料理屋に行かなくても満足できそう」と思えるくらい充実してます(実際は夜にちゃんとご近所のレストランで晩酌するんですけどね)。ビュッフェ文化全体は元気がないかもしれないけど、朝食ビュッフェに関しては個別ホテルの工夫次第でしっかり戦えてるのを、うちはダブルツリー那覇で実感してます。
3つ目: そもそもハワイ住民とラスベガスは深い繋がりがあるハワイ住民の旅行先・移住先としてのラスベガスは独特の立ち位置で、Honolulu Star-Advertiserにずっと「Vegas Advisor」というコラムが連載されてるくらい。だから、ラスベガスのビュッフェ縮小はハワイ社会の関心事として普通に紙面に乗ってくる。ハワイの食文化を語るとき、ベガスの動向も同じレイヤーで見ておくとちょっとだけ視野が広がります。
出不精的に「だからどうする」の話
このニュースを受けて、私たちのスタイルが何か変わるかというと、結論から言うと何も変えなくていいになります。むしろ、自分たちの「並ばない・取りに行かない・部屋で飲む」スタイルの正しさが、また少し補強された気分です。
ワイキキ滞在中の動きで言うと、
- YardHouseのハッピーアワーでアペタイザー半額を取りに行く(ここは”店内で飲む価値があるお酒がお得に飲める”条件を満たしてる例外)
- それ以外の食事は基本テイクアウト。ホクラニの部屋に持ち帰って、コナブリューイングのビッグウェーブや$10前後のアメリカ産ワイン(白はだいたいKendall-Jackson)を開けながらだらだら食べる
- 朝はライオンコーヒーをドリップして、リビングのソファで窓全開のんびり
- 昼は食べない。夕方からの晩酌に全力
このスタイルが、ラスベガスのビュッフェが消えていく時代と地続きで、「外で並んで盛り盛り食べる」のアンチテーゼとしてちょうどいい温度感だなと改めて思います。
まとめ
MGMグランド・ビュッフェの閉店ニュース自体は、表面的にはラスベガスのカジノダイニングの話です。でもその裏には、「並んで盛る型の外食モデルが、アメリカでも徐々に役目を終えつつある」という大きな流れがあります。ハワイ住民の身近な”9番目の島”でその縮小が進んでいるという事実は、ワイキキ滞在派の私たちにとっても、テイクアウト&部屋飲みスタイルがますます追い風になる話として読めます。
ビュッフェの行列で消耗するくらいなら、近所のお店で自分の好きな一品だけ買って、ホクラニの窓を全開にしてビッグウェーブやKendall-Jacksonを開ける。そっちのほうが、私たちには確実に幸福度が高い。今回のニュースを見て、その確信がまた一段階強くなりました。
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