ハワイのスーパーの冷蔵棚に並ぶ、ハワイ産と本土産の卵のパック
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ホノルルの卵、ハワイ産の1ダースが平均10.06ドルに ― 1年で11%上がり、本土から来た卵は7.87ドル【2026年4〜6月】


ホノルルの店頭で売られているハワイ産の卵(普通の12個入り)の平均の値段が、2026年4〜6月に10.06ドルになったそうです。1年前の同じ時期は9.04ドルだったので、11%ほどの値上がりです。ハワイ州の農業・生物安全局(DAB)がまとめた数字で、Maui Now が10月20日付で伝えていました。一方で、本土から来た卵は7.87ドルで、こちらは1年前とほとんど変わっていません。朝はライオンコーヒーとフルーツで済ませる我が家は、卵の値段を気にして棚を見ることはあまりないのですが、ワイキキマーケットの棚を歩くのは滞在中の楽しみのひとつなので、気になって数字を並べてみました。

ニュースのあらまし

Hawaiʻi egg prices surge over 11% in past year | Maui Now

Hawaiʻi egg prices surge over 11% in past year | Maui Now

The price of a dozen eggs in Honolulu spiked more than 11% in the past year, from $9.04 a dozen to $10.06. That’s according to new statistics compiled by the Department of Agriculture and Biosecurity, Market Analysis and News Branch. During that same span a dozen eggs from the US continent changed from $7.78 a dozen to $7.87, an increase of slightly more than 1%.

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| Hawaiʻi egg prices surge over 11% in past year

もとになっているのは、州の農業・生物安全局の市場分析の部署がまとめた「ホノルルの卵の値段」の2026年4〜6月期のまとめです(州のまとめ(PDF・英語))。ホノルルの店頭の平均の値段を、ハワイ産か本土から来たものか、普通の卵かオーガニックか、12個入りか18個入りかで分けて出しています。

ざっくりまとめると、こうなります。

  • ハワイ産の普通の卵(12個入り)は、1年前の9.04ドルから10.06ドルに。11.28%の値上がり
  • 本土から来た普通の卵(12個入り)は、7.78ドルから7.87ドルに。1.16%の値上がりで、ほぼ横ばい
  • 18個入りは、ハワイ産も本土産も1年前よりわずかに下がった(1%ほど)
  • オーガニックは、ハワイ産の12個入りが11.26ドルから13.19ドルに、本土産の12個入りが8.29ドルから10.26ドルに

ホノルルの値上がりの理由については、州のまとめにも Maui Now の記事にも書かれていませんでした(州のまとめの2ページ目は、全米の卵の値動きと供給の関係の説明です)。

普通の卵の数字(ホノルルの店頭の平均)

州のまとめの表から、普通の卵の数字をそのまま並べるとこうなります。

産地・個数2025年4〜6月2026年1〜3月2026年4〜6月1年前と比べて
ハワイ産・12個入り9.04ドル9.51ドル10.06ドル+11.28%
ハワイ産・18個入り13.38ドル14.05ドル13.24ドル-1.05%
本土産・12個入り7.78ドル9.46ドル7.87ドル+1.16%
本土産・18個入り11.49ドル14.17ドル11.34ドル-1.31%

1年前と比べた数字だけでなく、すぐ前の1〜3月と比べた動きも出ていて、こちらのほうが目を引きました。ハワイ産の12個入りは1〜3月から5.78%上がったのに、本土から来た卵は12個入りが16.81%、18個入りが19.97%も下がっています。1〜3月には9.46ドルだった本土の12個入りが、4〜6月には7.87ドルまで下がった、という形です。その結果、12個入りで比べると、ハワイ産と本土産の差は2ドルあまりに開いていました。

オーガニックの卵はもっと動いていた

オーガニックの卵の表も出ていました。

産地・個数2025年4〜6月2026年1〜3月2026年4〜6月1年前と比べて
ハワイ産・12個入り11.26ドル10.81ドル13.19ドル+17.14%
本土産・12個入り8.29ドル9.62ドル10.26ドル+23.76%
本土産・18個入り13.99ドル13.99ドル13.99ドル0.00%

ハワイ産のオーガニックの12個入りは、1〜3月の10.81ドルから13.19ドルへ、3か月で22%上がっています。本土産のオーガニックも1年で24%ほど上がっていて、普通の卵とは違う動きをしていました。本土産の18個入りだけは、3つの時期ともぴったり13.99ドルのままです。ハワイ産のオーガニックの18個入りは、表では数字が出ていませんでした。

州の農業委員会の委員長は「最高のものが欲しいなら、地元産を」

Maui Now の記事では、州の農業委員会(Board of Agriculture)の委員長シャロン・ハードさんのコメントも紹介されていました。卵に使ったお金は島の中にとどまって、働く人の給料や税金になり、地元の食べ物づくりを支える、といった内容で、地元産を買ってほしいと呼びかけています。

値段だけを見ると、本土から来た卵のほうが2ドルあまり安いわけですが、島の中でお金が回るという話を聞くと、また少し見え方が変わってきます。どちらを選ぶかは、それぞれの台所の事情しだいなんだと思います。

スーパーの棚の前で、私たちが思ったこと

ハワイの物価の話になると、どうしても「また上がった」で終わってしまいがちです。ただ、今回の表をじっくり眺めてみると、全部が一斉に上がっているわけではありませんでした。12個入りのハワイ産は上がっていても、18個入りは1年前より少し安く、本土から来た卵は1〜3月より下がっています。同じ卵の棚でも、産地とパックの大きさで、値札の動きがけっこう違うんですね。

私たちは滞在中、スーパーでまとめて買い出しをして、何日か部屋で食べて過ごすことが多いので、卵に限らず「同じものでも、どれを手に取るかで値段が変わる」という話には弱いんです。卵を使う料理をする方なら、ハワイ産の12個入り、18個入り、本土から来たもの、と棚の前で見比べてみる価値はありそうです。もちろん、ここに出ている数字は州が集めたホノルルの店頭の平均なので、お店によって値札はまた違うはずです。

朝ごはんをしっかり食べない我が家が卵の値段をここまで真剣に見るのは珍しいことなのですが、表を読んでいるうちに、だんだん棚の前に立っている気分になってきました。次にワイキキマーケットの冷蔵の棚を通りかかったら、卵の値札をハワイ産と本土産で見比べてみようと思います。

まとめ

  • ハワイ州の農業・生物安全局のまとめによると、2026年4〜6月のホノルルの店頭で、ハワイ産の普通の卵(12個入り)は平均10.06ドル。1年前の9.04ドルから11.28%上がりました
  • 本土から来た普通の卵(12個入り)は7.87ドルで、1年前とほぼ同じ。1〜3月と比べると16.81%下がっています
  • 18個入りは、ハワイ産も本土産も1年前よりわずかに下がりました
  • オーガニックはハワイ産の12個入りが13.19ドル(1年で17.14%、3か月で22%の値上がり)、本土産の12個入りが10.26ドル(1年で23.76%の値上がり)
  • ホノルルの値上がりの理由は、州のまとめにも記事にも書かれていませんでした。州の農業委員会の委員長は、地元産を買うよう呼びかけています

ここに書いた数字は、州のまとめ(2026年4〜6月期)と Maui Now の10月20日付の記事にもとづくものです。実際の値段はお店や時期によって変わるので、買うときは店頭の値札で確かめてみてください。

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