小さな食料品店の木の棚に並ぶ、持ち帰り用の惣菜の容器と焼き菓子
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モイリイリ「ホーイリイリ・マーケット」にエセルズ・グリルにいた二人のデリ ― 金曜は週替わりの納豆、月曜はお惣菜2割引【2026年】


モイリイリにある地元食材のスーパー「ホーイリイリ・マーケット」の中に、ベーカリーとデリができていたそうです。厨房に立っているのは、カリヒの食堂エセルズ・グリルにいた二人。金曜には週替わりの納豆とローストチキンが並び、月曜は持ち帰りのお惣菜が2割引になると聞いて、私たちはお菓子よりも先にデリの品書きを読み込んでしまいました。滞在先から歩いて行ける場所ではありませんが、晩酌のおつまみを探す目で見ると、かなり気になる一軒です。

ニュースのあらまし

Honolulu Magazine が2026年10月20日に伝えたところによると、ファームリンク・ハワイ(Farm Link Hawaiʻi、ハワイの農家さんや牧場の品をネットで注文して届けてもらえるお店)がモイリイリで開いている実店舗「ホーイリイリ・マーケット(Hōʻiliʻili Market)」に、新しくベーカリーとデリが加わっています。元記事では、お店は10月20日に開店1周年を迎えたと紹介されていました。

売り場は450平方フィート(約42平方メートル)ほどの小さなお店で、地元の野菜や肉、卵、乳製品、パン、お酒、お菓子、ハワイの作り手の贈り物などが並んでいて、どれもファームリンクのサイトから配達も頼める、とのことです。

While We Weren’t Looking, a New Bakeshop and Deli Appeared in Mō‘ili‘ili

While We Weren’t Looking, a New Bakeshop and Deli Appeared in Mō‘ili‘ili

Hō‘ili‘ili Market, Farm Link’s locally sourced grocery store, has brought in veteran chefs to craft fresh dessert and deli items on site.

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Honolulu Magazine

お菓子を担当しているのは、ペイストリーシェフの Minaka Urquidi さん。元記事では、エセルズ・グリルにいて、その前はロイズ(Roy’s)でペイストリーシェフをしていた方として紹介されていて、今年に入ってから、ここで焼き菓子を作っているそうです。デリのほうは、夫の Robert Urquidi さんと Jade Kapua Stevens-Poire さんが同じ厨房で手がけている、と書かれていました。お店の公式サイトでも、デリの厨房は「エセルズ・グリルにいた Robert さんと Minaka さんが回している」と紹介されています。

エセルズ・グリルの人たち、と聞くと

エセルズ・グリルは、カリヒの工業地帯にあった小さな食堂で、2024年11月に閉店しています。にんにく醤油のアヒのたたきや、大根おろしとポン酢をのせた和風のハンバーグステーキで知られていたお店です(ワイキキから少し足を延ばすローカルグルメ10軒でも、閉店したお店として触れています)。

元記事によると、Robert さんはアラン・ウォンズのパイナップル・ルームやザ・ピッグ&ザ・レディで料理をしたあと、義理のお父さんからエセルズ・グリルの厨房を引き継いでいた方だそうです。閉店したお店の味を出していた人たちが、今は別の場所でお惣菜を作っている、というのは、そのお店を知っていた人には嬉しい話だろうなと思います。

元記事では、近くの海で獲れたハワイのアヒが入った日には、Robert さんが丸ごと一本をさばいて「エセルズ・グリル風」のアヒのたたきのプレートや、ツナメルトのサンドイッチにする、と書かれていました。エセルズといえばアヒのたたき、というイメージがあるので、ここは読んでいて手が止まりました。

デリの品書き(日によって入れ替わる)

デリの品は、その日に入ってきた食材しだいで変わっていくそうです。元記事に例として出ていたものを並べると、こんな感じでした。これで全部ではなく、行った日に同じものがあるとも限りません。

品(元記事による)どんなものか
アヒのたたきのプレートハワイのアヒが入った日に作る、エセルズ・グリル風
グリルしたツナメルトのサンドイッチ同じくアヒが入った日に
コンビーフのサンドイッチ地元産のコンビーフにグリュイエールチーズとコールスロー
チキンシチューのキムチグレイビー地元産の鶏のシチュー
タコライスのボウル地元産の牛肉
卵サラダのサンドイッチ地元産の卵
トルタン・タロンフィリピンのなすのオムレツ
グァババーベキューチキンのサラダグァバを使ったバーベキュー味の鶏
ピクルス各種ブルーベリーのピクルス、ブレッド&バターピクルスなど

晩酌のおつまみとして見ると、私たちが真っ先に目を留めたのはアヒのたたきとコンビーフのサンドイッチでした。我が家は滞在中、出来上がったポケを買って部屋で飲むのが定番なので、アヒが入った日のプレートと聞くと、それだけで気になります。たたきなら白ワインの番、チーズの入ったコンビーフのサンドイッチはビールの番、と頭の中で勝手に振り分けてしまいました。

チキンシチューのキムチグレイビーも、ご飯にかけて食べるものなら、奥さんが好きな「ご飯に辛味のあるものをかけて一杯やる」食べ方に近いのかもしれません。

曜日ごとのお楽しみ(お店の公式の案内)

お店の公式サイトには、曜日ごとに何が入るかの一覧が出ていました。日本語にまとめると、こうなります。

月曜:一日中、持ち帰りのお惣菜(Grab & Go)が20%オフ 火曜:正午ごろ、ミル・フェット(Mille Fête)のコピ・ミルクとサワードウのパン 金曜:新しい味の納豆/地元の農場の鶏のローストチキン 土曜:正午ごろ、ミル・フェットのコピ・ミルクとサワードウのパン/カコオ・オイヴィ(Kākoʻo ʻŌiwi)のポイとクーロロ

(ホーイリイリ・マーケット公式サイトの案内を日本語にまとめたものです。入っているかどうかは、お店に電話で確かめてほしいと書かれていました)

クーロロは、タロイモとココナッツを蒸して作るハワイのお菓子です。月曜の2割引は持ち帰りのお惣菜が対象なので、まとめて買って帰るなら月曜がよさそうです。金曜はローストチキンの日でもあるので、こちらはフライドチキン好きの我が家としては、焼いた鶏がどんなものか見てみたくなります。

納豆に「カチョエペペ」

いちばん驚いたのは納豆でした。金曜ごとに味が変わる納豆があって、元記事には次の4つが出ていました。

  • カチョエペペ(チーズと黒こしょうで和えるローマのパスタの味付け)
  • ラタトゥイユ(にんにく、トマト、玉ねぎ、なす、ズッキーニ入り)
  • 醤油と砂糖で味をつけたしいたけ
  • 生姜とねぎ

日本で育った私たちからすると、納豆といえば醤油とからしでご飯にのせるもの、という絵がまず浮かびます。それがチーズと黒こしょうになり、ラタトゥイユになっているのが面白いところです。元記事でも「意外だけれど人気」という書き方をされていました。

知らない料理に出会うと、由来を調べてから食べてみたくなるのが私たちの癖なので、カチョエペペが何かを調べたところで、一覧を読みながら「チーズと納豆なら、ワインにも合わせられるのかなぁ」と夫婦でしばらく話していました。ご飯にのせるのか、パンに塗るのか、そのまま食べるのか。食べ方まで想像が広がる品書きです。

甘いものは朝の「おめざ」に、冷凍のスープは部屋の冷凍庫に

ベーカリーのほうは、毎日違うお菓子が焼かれているそうです。元記事には、ライエのバニラビーンズを使ったパウンドケーキ、マウイのいちごのショートケーキ、コチュジャンを使ったスニッカードゥードル(シナモンをまぶしたクッキー)、パパイヤのトレス・レチェス(牛乳を染み込ませたケーキ)、チョコレートのバターもちのカップケーキなどが並んでいました。

私たちは普段あまり甘いものを食べないので、お菓子が主役にはなりにくいのですが、旅先の朝の「おめざ」だけは別です。コチュジャンのクッキーは、甘いのか辛いのか、どんな味なのか気になります。

それより我が家に合いそうなのが、奥の冷凍ケースです。元記事によると、32オンス(約950ミリリットル)の容器に入ったモロッコ風のラムシチュー、ハワイ島の牛のブリスケットを使ったチリ、チキン・トルティーヤ・スープ、かぼちゃとココナッツのビスクなどが並んでいるそうです。

滞在先の部屋の冷蔵庫は大きいので、冷凍庫に入れておいて、食べる分だけ温め直す、というのは私たちがピザやフライドチキンでいつもやっている食べ方と同じです。チリなら、2本目のビールのころに少しずつつまめます。一度に食べきらず、数日かけて食べ回せるところも助かります。

モイリイリは、歩いて行ける場所ではありません

モイリイリは、ワイキキから見るとアラワイ運河を渡った先、ハワイ大学のあるあたりの地区です。私たちが滞在中に動いているのはワイキキの周りと、トロリーで行くアラモアナまでなので、ここへ行くならUberかLyftを呼ぶことになります。レンタカーを借りない我が家とは違って、車で動く方には、お店に駐車場があるのが嬉しいところです(公式サイトに「駐車場あり」とあり、建物を過ぎてすぐ左の駐車場に入るよう案内されています)。

もう一つの手が配達です。遠くのお店の料理がどうしても食べたいときは、割高になるのを承知でDoorDash(料理の配達アプリ)を使うこともあるのですが、ここはファームリンクのサイトから配達を頼めます。公式サイトでは、スープや焼き菓子を家まで届けると案内されていて、配達は朝9時から夕方5時、火曜は配達がお休みとなっていました。注文の流れを説明するページには、配達は50ドルから・配達料は11.99ドル(オアフ島内どこでも)、前日の深夜0時までの注文で翌日に届き、ドライバーが部屋の前まで入れない建物では配達できず別の日に回す、と書かれていました。

行く前に確かめておきたいこと

項目内容
住所2065 S. Beretania St.(公式サイト・元記事)
営業毎日。公式サイトは朝9時〜夕方6時、元記事は朝11時〜夕方6時
電話808-367-0606(公式サイト)
駐車場あり(公式サイト)
配達ファームリンクのサイトから。配達は朝9時〜夕方5時、火曜は休み(公式サイト)
品書き週ごとの中身はお店のInstagram(@hoiliilimarket)で(公式サイト)

開く時間は、公式サイト(9時)と元記事(11時)で食い違っていました。朝早めに寄るつもりなら、お店に電話するかInstagramで確かめてから向かうのが確実です。

まとめ

ホーイリイリ・マーケットは、地元の食材を集めた小さなスーパーの中に、エセルズ・グリルにいた人たちのデリとベーカリーが入っているお店でした。お店の名前のホーイリイリは、ハワイ語で「集める」という意味だと公式サイトに書かれています。農家さんや作り手の品を集めたお店に、ぴったりの名前ですね。

もし行くことがあれば、Uberで金曜に向かって、ローストチキンとその日の納豆、冷凍のチリを1つ抱えて帰り、部屋でビールを開けながら、納豆はどうやって食べるのが正解か二人で試してみたいと思っています。晩酌を午後3〜4時に始める私たちには、お昼すぎに寄ってそのまま帰る流れがちょうどよさそうです。

住所・閉まる時間・電話・駐車場・配達の案内・曜日ごとの一覧は、2026年10月21日にお店の公式サイトで確かめました。デリとお菓子の品は元記事に例として出ていたもので、日によって入れ替わります。

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