9月7日から21日までの2週間、オアフの沖縄系のお店が沖縄の一皿を出します。オキナワン・フィースティバルという催しで、今年で7回目。ワイキキから歩いて行けるお店も入っていて、以前に一度寄ったことのあるZIGUが、9月5日から12日までラフテーやスパムのカツを並べるそうです。開くのは午後4時。私たちが部屋でビールを開けるのとほぼ同じ時間なので、これは日付を控えておくことになりました。会場に出かけて買って帰る形ではなく、いつも通っている道の途中に沖縄が現れる2週間です。
ニュースのあらまし
オキナワン・フィースティバル(Okinawan FEASTival)は、オアフの沖縄系のお店を食べて応援しよう、という趣旨の催しです。主催はハワイ・ユナイテッド・オキナワ・アソシエーション(HUOA)で、今年が7回目。会場に屋台が集まるのではなく、参加するお店がそれぞれの店で期間限定のメニューを出すという形になっています。
Aloha State Daily | 2026 Okinawan FEASTival is coming Sept. 7 to 21
Celebrate Okinawan-owned restaurants and businesses by enjoying specials from Sept. 7 to 21. This year, individuals can look forward to Oki-dog…
主催者の参加店の一覧を開くと、名前が並んでいたのは20軒を超えるお店でした。ワイキキのレストラン、ダウンタウンのお昼のお店、カカアコのスポーツバー、カネオヘの中華、土曜のファーマーズマーケットに出る和菓子屋さんまで、場所も種類もかなり幅があります。
同じページには、この催しをやっている理由も書かれていました。1923年にアメリカン・カフェが開いてから今日まで、ハワイには350軒を超える沖縄系の飲食店があったこと。その多くはもう閉じていて、今オアフで営業しているのは58軒ほどだということ。そしてこの6年で25軒が店を閉じたということ。2週間だけの限定メニューという軽い話だと思って開いたので、この数字にはちょっと手が止まりました。
ワイキキから歩いて行けるのは4軒
一覧の中で、ワイキキから歩いて行ける場所にあるのは4軒でした。
| お店 | 出る日と時間 | 出るもの | 予約 |
|---|---|---|---|
| ZIGU(413 Seaside Ave.) | 9月5日〜12日・午後4時〜10時30分 | ラフテー、もずく、スパムのカツなど6品 | 要予約 |
| スカイ ワイキキ | 9月5日〜21日・午後4時〜9時30分 | 沖縄をテーマにした3品のコース | 要予約 |
| HIDE Sushi(カラカウア通り) | 9月6日〜21日・午後5時と7時30分の2回(日〜木) | 沖縄のおまかせ・1人120ドル | 要予約 |
| スプラッシュ・バー(シェラトン・プリンセス・カイウラニ) | 9月4日〜7日 | 沖縄のさつまいものウイスキースラッシー、ジュージューいうタコライス | 予約なしで可 |
日にちも時間も予約の要否も、主催者の案内に出ていたものです。
以前に寄ったZIGUが、9月5日から12日まで
まっさきに目に留まったのがZIGUでした。シーサイド通りの和食のお店で、以前に一度寄ったことがあります。木を生かした店内とカウンターキッチンが気持ちよくて、ハワイ産の食材を使った料理がどれも良かったのと、ホノルル・ビアワークスのIPAが置いてあったのを覚えています。
今回出るのは6品で、案内にはラフテー(沖縄風の豚の角煮)、もずく、スパムのカツ、沖縄のさつまいものプディング、それに合わせるカクテルが並んでいました。角煮と揚げたスパムというのは、それだけでビールが1本あいてしまいそうな顔ぶれです。もずくのようなさっぱりしたものが1品混じっているのも、揚げものが続いたときに助かりそうだなと思いました。
開くのが午後4時、というのも大きいところです。明るいうちに飲み始めて、夜9時にはもう何本目かに入っている私たちの一日だと、夜遅くから出ていくお店はどうしても遠くなります。その点、4時に開いて9月12日まで、というのは考えやすい日付でした。予約はオープンテーブルか電話から、と案内されています。
予約なしで入れるのは、9月4日から7日の1軒だけ
スプラッシュ・バーはシェラトン・プリンセス・カイウラニの中にあって、この4軒でここだけ予約が要らないと書かれていました。ただし出る日が9月4日から7日と短く、全体の期間(9月7日から21日)とほとんど重なっていません。出るのは沖縄のさつまいものウイスキースラッシーと、ジュージューいう音のするタコライス。甘いお酒は夫婦とも飲みませんし、蒸留酒も晩酌ではほとんど選ばないので、スラッシーのほうは眺めるだけになりそうですが、タコライスは気になります。
スカイ ワイキキは9月5日から21日まで、沖縄をテーマにした3品のコース。焼いた沖縄のさつまいものフムスやソーキそばを取り入れた一皿が並ぶ、と案内に出ていました。HIDE Sushiは1人120ドルの沖縄のおまかせで、9月6日から21日、日曜から木曜の午後5時と7時30分の2回です。我が家はハワイで寿司を選ばない方なので、こちらは「へぇ、沖縄でおまかせにするんだ」と感心して見るだけになりそうです。どちらも予約が要るので、行くなら日を決めてからになります。
お店ごとに出る日が違うので、行く日から決めることになります
全体の期間は9月7日から21日、と案内されていますが、一覧を上から見ていくと、その通り2週間ずっと出しているお店のほうが少ないことに気づきます。土曜のファーマーズマーケットだけ、9月12日と19日だけ、9月8日から12日だけ。日付を先に決めて、その日に出ているお店を探すほうが早そうです。
主だったところを並べると、こんな形でした。
| お店 | 場所 | 出る日 | 出るもの |
|---|---|---|---|
| オイデ・キッチン | 212 Merchant St.(ダウンタウン) | 9月1日〜18日・月〜土の午前10時30分〜午後1時30分 | ラフテー丼16ドル、沖縄のさつまいものサラダ6ドル |
| アロハ・トーフ・ファクトリー | 961 Akepo Lane | 9月7日〜21日 | じーまみ豆腐(ピーナッツで作る豆腐)・1人5個まで |
| サンライズ・レストラン | カパフル通り | 9月8日〜17日の平日 | 豚足のスープ、沖縄そば、スペアリブのスープ |
| テルヤズ・アンダギー | 1104 Pensacola St. | 9月8日〜19日・火〜土の午前10時〜午後2時 | アンダドッグ1本3ドル、アンダギー、さつまいもの餅 |
| ビア・ラボ・ハワイ | パックス・アレー、パールリッジほか | 9月5日〜なくなり次第 | 黒糖ときな粉のダークラガー、沖縄のさつまいものコロッケ、オキドッグのチミチャンガ |
| カパ・ハレ | 4614 Kilauea Ave. | 9月5日〜21日 | パンダンダギ |
| ピッチ・スポーツバー | カカアコのSALT | 9月5日〜21日 | 手巻き3種とオリオンビール12オンス |
| チレスト・シェイブアイス | 3408 Waialae Ave. | 9月7日〜21日・水曜休 | シークヮーサーのかき氷 |
| イズズ・モチ | カカアコのファーマーズマーケット | 9月12日・19日の午前8時〜正午 | 沖縄のさつまいものカーサムーチー |
| イラヤ・イータリー | 307 Kamani St. | 9月12日・19日の午前10時〜午後2時 | シークヮーサーで煮た豚のスペアリブほか |
| アロハ・アンダギー | マルカイ(ディリンガム)の駐車場 | 9月19日・20日の午前8時〜午後3時 | アンダギー、アロハドッグほか・現金のみ |
| キン・ワ・チョップスイ | カネオヘ | 9月8日〜20日 | 50ドル以上の注文で豚肉とゴーヤの一品 |
| ザ・ベランダ(ザ・カハラ・ホテル) | カハラ | 9月8日〜12日 | 泡盛のカクテル2種 |
予約が要るお店、事前の注文が要るお店、現金しか使えないお店が混ざっているので、行き先を決めたら一覧でその店の欄をもう一度見ておくのが確実だと思います。全部の店はここには並べきれないので、残りは主催者のページで確かめてください。
持ち帰りができるお店と、歩いては行けない一杯
レンタカーを借りない私たちの場合、この表で気軽に歩いて行けるのはワイキキの4軒までで、あとは遠目に眺める形になります。ただ、車で動ける方なら持ち帰りができるお店がいくつかあります。
カパフル通りのサンライズ・レストランは、9月8日から17日の平日に、豚足のスープや沖縄そば、スペアリブのスープを事前注文で受けています。カパフル通りはワイキキから歩いて行けなくもない距離で、中心部からは少しありますが、飲み始める前に出る用があった日なら寄れなくはない場所です。テルヤズ・アンダギーは24時間前までの電話予約で、アンダドッグが1本3ドル。揚げものは少し冷めても部屋のエアフライにかければ戻るので、持ち帰るならこういうものが強いです。
じーまみ豆腐を出すアロハ・トーフ・ファクトリーは1人5個まで、こちらも電話での予約が要ります。ダウンタウンのオイデ・キッチンはラフテー丼が16ドル、沖縄のさつまいものサラダが6ドル。お昼の時間しか開いていないので、朝から用があった日の帰りに寄る形になりそうです。
麺だけは、私たちの飲み方だと最後まで残ってしまいます。数時間かけてだらだら飲む時間に、出てきたら一気に食べきる一杯は乗りにくいんですよね。ただ豚足のスープなら、つまみながらゆっくりいけそうな気もして、そこは少し迷うところです。
一覧の中でいちばん長く見ていたのは、実はビア・ラボ・ハワイの黒糖ときな粉のダークラガー(アルコール5.2%)でした。沖縄のさつまいものコロッケとオキドッグのチミチャンガも一緒に出て、9月5日からなくなり次第終了。オンラインの予約は9月3日の午後1時30分から、と書かれています。黒糖ときな粉と聞くと甘いのかなと身構えますが、そこは飲んでみないと分からないところです。パックス・アレーもパールリッジもワイキキから歩ける場所ではありませんし、ビールの買い出しは近所で済ませているので、今回は名前を覚えておくだけになりそうです。それでも、沖縄の材料でビールを作るという話自体が面白くて、つい何度も戻って読んでいました。
カカアコのピッチ・スポーツバーは、手巻き3種にオリオンビールの12オンスが付く組み合わせ。カカアコのあたりはアラモアナから歩ける距離ですが、ここ数年は足が向いていません。
フェスティバルの2日間と、そのあとの2週間
沖縄の催しとしては、9月5日と6日にハワイ・コンベンションセンターでオキナワン・フェスティバルが開かれます。名前がよく似ていますが別のもので、あちらは会場に屋台と舞台が集まる2日間、こちらは9月7日から21日にお店のほうへ散らばる2週間です。
面白いのは、この2つで時間帯がまるで逆になるところでした。フェスティバルが開いているのは午前10時から夕方までで、私たちがビールを開ける時間より前に終わってしまいます。だから朝のうちに入って買って帰る、という付き合い方になるわけです。一方で今回の2週間は、ZIGUもスカイ ワイキキも開くのが午後4時。買って帰るのではなく、そのまま座って飲める時間に沖縄の一皿が出てきます。同じ月の同じテーマなのに、こちらのほうが我が家の一日にすっと入ってくる形でした。
ザ・カハラ・ホテルのザ・ベランダにも、9月8日から12日に泡盛のカクテルが2種類出ます。同じホテルには先月、沖縄そばのお店が4日間だけ入っていました。カハラは歩いて行ける場所ではありませんが、この夏から秋にかけて、あのホテルはずいぶん沖縄が続いているなぁと思います。
9月7日からの2週間をどう使うか
一覧を最後まで見て手元に残ったのは、日付が2つでした。9月5日から12日のZIGUと、9月4日から7日のスプラッシュ・バー。どちらも歩いて行けて、開く時間も合っています。ZIGUは予約が要るので、行くなら先に日を決めてしまうことになりそうです。角煮とスパムのカツで1本、もずくで一息ついてもう1本、というあたりまでは、もう頭の中で決まっています。
限定メニューの催しというと、いつもは日付と値段だけ見て終わりにしてしまうのですが、今回は最初に読んだ数字が残りました。ハワイにはこれまで350軒を超える沖縄系のお店があって、いまオアフで営業しているのは58軒ほど。しかもこの6年で25軒が閉じています。そのうえで「食べて応援を」と並んでいる一覧だと思うと、2週間の限定メニューという言葉の見え方が少し変わります。食べに行くほうも楽しくて、店にも残ってもらえるなら、これほど気楽な応援もないですよね。
日程・値段・予約の要否は、2026年9月2日に主催者の案内で確かめたものです。お店ごとに出る日と時間が細かく分かれていますし、売り切れや変更もありそうなので、出かける前にお店か主催者のページでもう一度確かめてください。











