ワイキキに農園直営カフェ「Hala Tree Café(ハラツリーカフェ)」オープン ― 100%コナコーヒーの新店を、部屋コーヒー派の私たちが眺めた話
ワイキキのクヒオ通りに、ハワイ島の農園直営のカフェ「Hala Tree Café(ハラツリーカフェ)」が2026年7月1日にグランドオープンしたそうです。Honolulu Magazineが伝えています。自分たちの農園で育てて、自分たちで焙煎した100%コナコーヒーを、ワイキキで直接出すお店。それだけでも気になるのに、場所を見て夫婦で驚きました。私たちがいつも食料の買い出しに通っているスーパー、ワイキキマーケットが入っている、あの建物の1階なんです。
New Hala Tree Café in Waikīkī Brings World-Class Pastries and 100% Kona Coffee
Hala Tree Café moved from Ka‘a‘awa and hired award-winning chef Abigail Langlas to spearhead the bakery menu.
ニュースのあらまし
場所はクヒオ通り沿い、住所でいうと2380 Kūhiō Ave.の「リリア・ワイキキ」という建物の1階です。この建物、ワイキキマーケットが入っているところ、と言えばピンと来る方も多いはず。うちにとってはビールや野菜の買い出しで滞在中に何度も通う、おなじみの場所です。6月初旬にひっそり営業を始めていて、7月1日に正式なオープンを迎えたとのこと。もともとオアフ島北東部のカアアヴァにお店があって、そちらを閉めてワイキキに移ってきた形だそうです。
お菓子を手がけるのは、ヒロ出身のシェフ、アビゲイル・ラングラスさん。ヨーロッパでお菓子作りを学び、アラン・ウォンズやホノルル・コーヒーでデザートを手がけて、ケーキ屋さんのCake Worksを開いた経歴の持ち主です。営業時間は毎日朝6時から午後5時まで。床から天井までの大きな窓があって、店内は20人ほどがゆったり過ごせる広さ、外の席もあるそうです。
メニューと値段
記事に出ていたメニューを表にしておきます。
| メニュー | 値段 |
|---|---|
| ウアラ・ラテ(さつまいもシロップ入りのラテ) | $8 |
| カスカラ・コーラ(コーヒーの実のお茶) | $7 |
| アボカドトースト(自家製サワードー・ベーコン入り) | $14 |
| K-Popビスケット(プルコギ味のサーモン+キムチ) | $12 |
| カマアイナ・ビスケット(卵+照り焼きスパム) | $10 |
このほか、エスプレッソ系やコールドブリュー、ドリップコーヒーといった定番の飲み物もそろっています。焼き菓子は、マカダミアナッツとコナコーヒーを使ったオペラケーキ、ウベ(紫芋)のクラフィン、ハウピアケーキ、バスクチーズケーキ、リリコイのパブロバなど、ハワイの素材を織り込んだ顔ぶれ。棚からさっと買って帰れるバナナブレッドやクッキーもあるそうです。
100%コナコーヒー、しかも農園から焙煎まで自前
このお店の一番の看板は、やっぱりコーヒーです。ハワイ島のキャプテンクックにある家族経営の農園で育てて、加工も焙煎も自分たちでやっている100%コナコーヒー。豆の袋にはQRコードがついていて、読み取ると農園のどのあたりで育った豆なのか、いつ焙煎されたのかまで見られるそうです。ここまで手の内を見せてくれるお店はなかなかないので、これは素直にすごいなぁと思います。
コナコーヒーというと、少し前に 農園地帯の水不足のニュース を取り上げたことがありました。作り手の苦労を知ったあとだと、農園から一杯のコーヒーまでを一本の線でつなげて見せてくれるお店には、応援したい気持ちが湧いてきます。
それに、コナは我が家にとって少し懐かしい土地でもあります。昔はハワイ島にもよく通っていて、コナビールの本店で飲み比べをした思い出 は今でも夫婦の話のタネです。あの島の山の斜面で育った豆がワイキキまで来てくれるなら、島に渡らなくても懐かしさの一端に触れられるわけで、これはこれで嬉しい話ですね。
コーヒーを買わない私たちは、どう楽しむか
白状すると、私たちはハワイ滞在中、外でコーヒーを買うことがほとんどありません。部屋に無料でついてくるライオンコーヒーを毎朝キッチンで淹れて、フルーツと一緒にのんびりやるのが定番で、これで朝は十分満ち足りてしまうんですよね。なので「毎朝ここのラテを買いに通う」という未来は、たぶん来ないと思います。
それでも食いしん坊なので、新しいお店は気になります。甘いものを普段あまり買わない我が家でも、ウベのクラフィンやハウピアケーキあたりは、たまの「おめざ」に良さそうだなぁと眺めています。照り焼きスパムが挟まったカマアイナ・ビスケットも、スパムむすびが好きな身としてはちょっと気になる一品です。朝6時から開いているので、時差ボケで早起きしてしまった滞在初日の朝に散歩がてら寄る、という使い方も旅行者には合いそうです。
ワイキキの新しいお店については、先日 2026年のハワイ新店まとめ でも書きました。こうして歩いて行ける範囲に新顔が増えていくのは、遠出をしない私たちにとって一番ありがたい形の変化です。
次の滞在の楽しみに
なにしろワイキキマーケットと同じ建物なので、このお店のためにわざわざ出かける必要すらありません。滞在のたびに気になる新店を1〜2軒試すのが夫婦の恒例になっていますが、今回は「いつもの買い出しのついでに1階へ寄る」だけ。こんなに手間のかからない新店開拓も珍しいです。次のハワイでは、ビールと野菜を買い込んだ帰りにウベのクラフィンをひとつ足して、部屋のライオンコーヒーと合わせてみようと思います。農園直営のお店に対してずいぶん失礼な楽しみ方かもしれませんが、まあ、我が家らしいと言えば我が家らしい組み合わせです。
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