飛行機へのレーザー照射、ハワイは全米でも多い場所だそうです ― ホノルル便で着陸する私たちにも、他人事じゃない話


飛行機に向かって地上からレーザー光線を当てる、いわゆるレーザー照射という迷惑行為があるのですが、ハワイはこれが全米でもかなり多い場所のひとつなんだそうです。現地のニュースで読んで、へぇ、そうだったのかと少し驚きました。私たちはANAでホノルルとの間を行き来していて、ちょうど飛行機が離着陸するタイミングが、このレーザー照射の一番危ないところと重なると知って、これはのんびり眺めているだけの話ではないなぁと感じたんですよね。

ニュースのあらまし

Hawaii Sees More Of This Dangerous Flight Threat Than Almost Anywhere Else

Hawaii Sees More Of This Dangerous Flight Threat Than Almost Anywhere Else

Hawaii ranks among the worst in the country for something no traveler ever thinks about when they book a flight here. It happens low over the airport, in the seconds that matter most, and the feds just drew a line.

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Beat of Hawaii

記事によると、ハワイは飛行機へのレーザー照射が全米でもとりわけ多い地域のひとつなんだそうです。地元の連邦検事も「ハワイは全米でも有数の発生率」と話しているとのことで、直近の8か月でおよそ99件、その多くがホノルル周辺で起きていると報じられています。

具体的な例として、ホノルルを発ってシアトルに向かうデルタ航空の便が、サンドアイランドのあたりから照射を受けたケースが挙げられていました。被害が報告されているのはホノルルだけではなく、マウイのカフルイやカパルア、カウアイのリフエといった各島の空港にも及んでいるそうです。

レーザーがなぜそれほど問題かというと、操縦席に強い光が差し込むとパイロットの目が一瞬くらんでしまうからですね。当局は「特に高度の低い離着陸のときが一番危ない」と注意を呼びかけています。空港に近づいて高度を下げている飛行機ほど、地上からのレーザーが届きやすく、影響も大きいというわけです。

一番危ないのが離着陸というのが、ちょっと引っかかりました

このニュースを読んでいて、我が家が一番「おや」と思ったのが、危険なのが離着陸のタイミングだという点でした。

私たちは普段、ハワイに着いたらワイキキの近くでのんびり過ごしていて、飛行機に乗っているのは行き帰りの時間だけです。それでも、ホノルルの空港に降りていくあの数分間と、帰りに滑走路を離れて高度を上げていくあの数分間は、毎回必ず通る場面なんですよね。そこがレーザー照射の一番危ない時間帯と重なると言われると、さすがに「これは関係ない話」とは思えなくなります。

機内にいる私たちにできることは、正直あまりありません。レーザーを当てるのは地上にいる誰かであって、乗っているこちらからは防ぎようがないからです。それでも、操縦席で前を見ているパイロットさんが、着陸のいちばん集中したい瞬間に光をぶつけられるかもしれない、と想像すると、これは無くなっていってほしい困りごとだなぁと素直に思います。

最近は減ってきているそうで、少しほっとしました

ただ、このニュースには明るい部分もありました。2026年の1月から5月にかけては、前の年より10.6%ほど件数が減っているそうなんです。

背景には、FAA(アメリカの航空当局)が進めている「Lose the Laser(レーザーをやめよう)」という啓発キャンペーンや、実際に照射した人がきちんと罪に問われている、ということがあるようです。記事では、マウイの30歳の男性がFBIの航空機にレーザーを当てたとして有罪を認め、最大で半年ほどの収監があり得る、という例も紹介されていました。きちんと取り締まりが行われていて、その効果が数字にも表れはじめているのは、いいことだなと感じます。

こういう迷惑行為は、一人ひとりが「飛行機に向けてレーザーを当てたら危ない」と知るだけで、だいぶ減らせるものなのかもしれません。ハワイのゆるくて穏やかな空気はうちも大好きですが、空の安全に関わるところだけは、しっかりしていてほしいなと思います。

次にホノルルに降りる夜に、少しだけ思い出しそうです

私たちはこれまで、飛行機の離着陸のことを「揺れずに着いてくれたらそれでいい」くらいにしか考えていませんでした。今回のニュースを読んで、あの数分間にも地上ではいろんなことが起きていて、それを当たり前に防ぎながら毎回安全に降ろしてくれているんだなぁと、あらためて感じました。

我が家が直接できることは少ないですが、次にホノルルの夜景を窓から眺めながら高度を下げていくとき、操縦席ではいつも以上に気を張ってくれているのかもしれないな、と少しだけ思い出しそうです。そして、こういうニュースの件数が、来年も再来年も静かに減っていってくれたらいいなと、のんびり願っています。

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