ポートランド仕込みのコーヒー店「サードスペース・コーヒー」がホノルルにオープン ― 7ドルのマリオンベリー・コールドフォームが気になります
ポートランド(アメリカ・オレゴン州の街)で親しんでいたコーヒーの味を、そのままホノルルに持ってきたようなお店ができたそうです。「サードスペース・コーヒー(Third Space Coffee)」というお店で、2026年7月の初めごろにオープンしました。オレゴンのベリー「マリオンベリー」を使ったコールドフォーム(甘い泡)をのせた飲み物や、スパムとチェダーの入ったスコーンなど、あまり見かけない組み合わせが並んでいます。私たちはハワイの朝を部屋で淹れたコーヒーで済ませることが多くて、お金を払ってまでコーヒー店に入ることはそんなにないのですが、これはちょっと中身を見てみたくなりました。
ニュースのあらまし
Aloha State Daily | This Pacific Northwest-inspired coffee shop is open on Oʻahu
Hawaiʻi locals Caameron and Monica Nakasone moved back to Oʻahu from Oregon about two years ago. Their new café, Third Space Coffee, features some of…
ホノルルに、ポートランドの雰囲気を思わせるコーヒー店「サードスペース・コーヒー(Third Space Coffee)」が2026年7月の初めにオープンしました。場所はホノルルの808センター(808 Sheridan St.)という建物の3階で、ケーキ屋さんの「Cake M.」と場所を分け合っています。オーナーはハワイ出身のキャメロンさんとモニカさんのナカソネ夫妻。ポートランドで12年ほど暮らしていたそうで、そのころ通っていたお店から豆や茶葉を取り寄せているとのことです。営業は火曜から日曜の朝7時半から昼2時まで、月曜がお休み。看板の飲み物はどれも7ドルで、パンや焼き菓子も一緒に置いてあります。
ポートランドの味をそのまま、というお店
面白いのは、オーナー夫妻が長く暮らしていたポートランドで飲んでいた味を、そっくりホノルルに持ってきたところです。豆や茶葉をわざわざ現地のお店から取り寄せているというあたりに、「あの味が好きだったから、こっちでも同じものを出したい」という気持ちがそのまま出ている気がします。
看板メニューに使われている「マリオンベリー」は、オレゴンでよく食べられているベリーだそうです。私たちも名前だけは聞いたことがあるくらいで、実際にどんな味なのかはよく知りません。見慣れない食べ物や飲み物に出会うと、口にする前についその由来を調べたくなるのが夫婦の癖なのですが、これも調べているうちに、どんな泡になっているんだろうと想像がふくらみました。
飲み物の名前も「Mount Hood(マウント・フッド)」「St. John’s(セント・ジョーンズ)」など、オレゴンの土地の名前がついているとのこと。地元の人には、名前を見るだけで懐かしくなる一杯なのかもしれないなと想像しています。
メニューと値段をざっと見てみました
数字が並ぶと分かりにくいので、記事に出ていた看板メニューを表にまとめてみました。飲み物はどれも7ドルです。
| メニュー | 中身 | 値段 |
|---|---|---|
| The Bluff | アイスのロンドンフォッグ+マリオンベリーのコールドフォーム | 7ドル |
| Mount Hood | コールドブリュー+マリオンベリーのコールドフォーム | 7ドル |
| Cedar Hills | ブラウンシュガー・バニラ・ハチミツ・シナモンのラテ | 7ドル |
| St. John’s | ブラウンシュガー・カルダモンのラテ | 7ドル |
食べ物のほうは、ベーグル(Big Time Bagels のもの)が8ドル、チョコチップクッキーが4.75ドル、そして自家製のスパム&チェダー・コチュジャン・スコーンが6ドルとのこと。シロップやクリームチーズもお店で手作りしているそうです。
正直、いちばん気になったのはスパムとチェダーとコチュジャンが入ったスコーンです。甘い焼き菓子というより、しょっぱくてご飯にもなりそうな一品で、ハワイらしいスパムが練り込んであるあたり、朝から食べても重すぎなさそうだなと思いました。
私たちのハワイの朝は、部屋で淹れるコーヒー
こういうお店を面白く眺めつつ、実際のところ我が家のハワイの朝はずっと同じです。滞在先の部屋のキッチンでライオンコーヒーを淹れて、前の日にスーパーで買っておいたバナナやパイナップルを軽くつまむ。窓を全開にして、リビングのソファでそのコーヒーをのんびり飲む、というのが毎朝の流れになっています。
なので、ハワイでコーヒーにお金を払う場面がそもそも少なくて、朝の一杯のために外のお店へ出かける、という発想があまりありません。これは節約というより、部屋で淹れて窓際で飲むあの時間が気に入っているから、という感じです。
ただ、コールドフォームのような凝った一杯は、さすがに部屋のドリップでは作れません。ライオンコーヒーはライオンコーヒーで好きなのですが、「自分ではどうやっても再現できない一杯」となると話は別で、こういうお店の存在はやっぱり気になります。
次にあの辺へ出たとき、一杯だけ寄ってみたい
お店の808センターは、ワイキキとアラモアナのちょうど間くらいの場所です。我が家の散歩コースからは少し外れますが、アラモアナ方面に出る用事があるときなら、寄れなくもない距離だなと思っています。
営業が朝7時半から昼2時までというのも、明るいうちに動いて夕方から部屋でゆっくり飲む私たちの一日とは、意外と相性が良さそうです。朝のうちにマリオンベリーのコールドフォームを一杯、ついでにあのスパム入りスコーンを持ち帰る、くらいの寄り道なら気軽にできそうな気がします。
いつもの部屋のコーヒーはこれからも変わらないと思いますが、たまにはこういう自分では作れない一杯に浮気してみるのも、滞在の小さな楽しみになりそうです。次にあの辺へ出る機会があったら、朝の一杯を覗いてみたいなと思っています。
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