ハワイのバッファロー・ワイルド・ウィングス(Buffalo Wild Wings)は、いまアラモアナセンターの中で営業しています。私たちがおじゃましたアラモアナ通り沿いの路面店のほうは、もう閉店しています。アメリカの料理は大味で美味しくない、という声をときどき聞きますけれど、我が家はむしろあのこってり感が大好きで、せっかくハワイに来たのなら日本ではあまり食べない味を楽しみたい、という気持ちがあります。この記事は、21種類のソースから選べる手羽先(バッファローウィング)と、コナビールのようなローカルの生ビールを目当てに、その路面店へ出かけたときの実食レポです。ソースの名前や辛さの感じ、樽生ビールの顔ぶれは、いまのお店で頼むときにも参考になると思います。
いまのお店はアラモアナセンターの中(路面店は閉店しました)
ホノルルのバッファロー・ワイルド・ウィングスは、いまアラモアナセンターの中にあります。公式サイトの店舗ページにも「Ala Moana Center」のお店として住所 1450 Ala Moana Blvd. が出ていましたし、Uber Eats や DoorDash のような宅配のページにも同じ住所で載っていました(2026年8月に確認)。
一方、当時おじゃましたのはアラモアナ通り沿いの路面店(1778 Ala Moana Blvd.)のほうで、こちらは地図サイトやグルメサイトでは「閉店」の扱いになっていました。古い情報を見て路面店を目指すと空振りになってしまうので、これから行く方はアラモアナセンターのお店を目指してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| いま営業しているお店 | アラモアナセンターの中(1450 Ala Moana Blvd.) |
| 当時おじゃましたお店 | アラモアナ通り沿いの路面店(1778 Ala Moana Blvd.・閉店) |
| 名物 | ソースを選べるバッファローウィング(手羽先) |
| 飲みもの | 樽生ビールが充実。コナビールなどローカルの銘柄も |
| 営業時間・電話 | 変わることがあるので公式サイトの店舗ページで確認を |
味やお店の雰囲気は大きくは変わらないと思うので、「どんなお店なんだろう」という参考に、当時の様子をそのまま残しておきます。
アメリカのスポーツバーそのものの店内
お店に入ると、まず目に入るのがたくさんのテレビです。あちこちの画面で別々のスポーツが流れていて、いかにもアメリカのスポーツバー、という雰囲気でした。聞いたところによると、オープンした当初は1時間近く並ばないと入れない人気店だったそうです。私たちが行ったのは夕方の早めの時間だったこともあって、お客さんはまばら。地元の人や欧米からの旅行者が多く、日本人の姿はあまり見かけませんでした。
奥にはカウンター席もあるようでしたが、我が家はテーブル席に案内されました。窓の外を眺めながらのんびり飲める、気取らない空気が心地よかったです。
21種類のソースから選ぶバッファローウィング
メニューを開くと、真ん中にWings(バッファローウィング)がどーんと載っていて、その周りをそれ以外の料理が囲んでいる構成でした。主役がどれかは一目瞭然です。
バッファローウィングは、タイプ・サイズ・フレーバーを自分で選んでいく仕組みになっています。
- タイプ: Boneless(骨なし)か Traditional(骨つき)
- サイズ: SNACK / SMALL / MEDIUM / LARGE の4種類
- フレーバー: なんと21種類のソースから選べる
21種類というのは、初めて見るとちょっと圧倒されます。甘いものからスパイシーなものまで幅広くそろっていて、どれにしようか選んでいる時間も楽しいんですよね。こってりした料理を食べるときも、とりあえずサラダを頼んでおけば気が済む、という我が家のゆるい決まりにのっとって、サイドのガーデンサラダも一緒に注文しました。
ソースの顔ぶれはメニューが新しくなると入れ替わることもあるようなので、いまどれが選べるかはお店でメニューを開いて確かめてみてください。名前が同じでも辛さの感じ方は人それぞれなので、迷ったら店員さんに聞いてみるのが早いです。
一番辛い「BLAZIN」に挑もうとして止められた話
最初の注文は、生ビール2杯に、ガーデンサイドサラダ、バッファローウィングは骨つきで一番辛いソース「BLAZIN」、それにフレンチフライ、という顔ぶれで頼んでみました。
ところが、ウェイターさんに「BLAZINで」と伝えると、「お前、それ食べたことあるのか?」と聞かれました。初めてだと答えると、「これはマジで辛いから、まず試してみるか?」と、わざわざソースだけを小皿に持ってきてくれたんです。
真っ赤なソースを、付け合わせの人参とセロリにちょっとだけつけて舐めてみると、これがとんでもなく辛い。とてもじゃないけれど、これがべったり絡んだチキンを食べきれる自信はありません。あっさり白旗をあげて、中くらいの辛さの「SPICY GARLIC」に変更してもらいました。店員さんが先に止めてくれて、本当に助かりました。
実際に出てきた SPICY GARLIC は、よくあるバッファローソースに近い、酸味のしっかりめな味でした。名前のわりにガーリック感は控えめで、酸味が好きかどうかで好みが分かれそうです。もう一皿、骨なしの「THAI CURRY(タイカレー)」も追加してみたのですが、こちらは衣まで味がしっかりついていて、ビールのおつまみには最高でした。夫婦そろって、このタイカレー味のほうが気に入りました。
ちなみに SNACK サイズは5本と言われていたのに、実際には6本入っていました。こういうおおらかなところも、アメリカらしくて好きです。人参とセロリはバッファローウィングを頼むとサービスでついてきました。
ローカルの生ビールが充実している
この日いちばん嬉しかったのは、実は生ビールの種類の多さでした。ON TAP(樽の生ビール)のラインナップが豊富で、地元ハワイのコナビールや IPA もいくつかそろっています。
私たちが選んだのは、KONA CASTAWAY と LAGUNITAS IPA の2杯。どちらも美味しかったのですが、特に LAGUNITAS IPA は好みの味で、しっかり苦みのきいた一杯でした。こってりしたウィングを、ローカルの冷えた生ビールで流し込む。これがやりたくて来たようなものなので、大満足です。
料理はサラダ以外、紙のお皿で出てきます。サイドサイズのサラダもポテトも、日本の感覚でいうと普通に1人前くらいのボリュームがあって、二人でちょうどいいくらいでした。
こんな人におすすめ
ヘルシーで体に優しい料理を食べたい、という日にはあまり向かないお店です。でも、ジャンキーでアメリカらしい料理を、ローカルの生ビールでガツンと楽しみたい、という気分の日にはぴったりだと思います。ハワイにいながら、アメリカ本土のスポーツバーに迷い込んだような雰囲気が味わえます。
反対に、テレビがあちこちで流れているお店なので、静かに話をしたい日には向かないかもしれません。そういう夜は部屋でのんびり飲むことにして、ウィングの気分になった日にこそ出かける、というくらいがちょうどいいと思っています。
ウィングを出すお店はワイキキのまわりにもいくつかあるので、他も見てみたい方はワイキキのおすすめバッファローチキンウィング10選をどうぞ。樽生ビールの種類で選びたい日なら、ヤードハウス ワイキキのハッピーアワーも同じような気分のときに寄りやすいお店です。
次に同じ気分になったら、今度はアラモアナセンターのお店に寄ってみたいなと思っています。
アラモアナセンターは新しいお店の入れ替わりも多くて、最近だと小籠包のアラモアナ「Supreme Dumplings」や、パキスタン料理のアラモアナ「Biryani King」あたりも気になっているところ。ウィングでビールの日もあれば、そういう新店をのぞいてみる日もあっていいなと思います。ワインや上品なディナーもいいですが、たまにはこういう肩の力の抜けた夜も、旅の中ではいいものですよね。











