アラモアナのパキスタン料理新店「Biryani King」 ― インドカレー好き夫婦が、ピンクトロリーで行ける範囲か考えてみた
アラモアナに、本格的なビリヤニ(スパイスと一緒に炊き込んだお米の料理)が食べられる新しいお店Biryani King(ビリヤニ・キング)がオープンした、というニュースを見かけました。私たちは普段、お酒とおつまみの方に重心がある夫婦なのですが、実は昔、夫婦そろって毎週のようにインドカレーを食べに行っていた時期があるくらいのインドカレー好きです。だからこの手のお店ができたという話は、つい前のめりで読んでしまいました。
ニュースのあらまし
Rice Dishes Steal the Show at New Biryani King
Find oxtails, nehari breakfast soup and other homestyle Punjabi cooking at Biryani King, a new restaurant behind Walmart on Sheridan Street.
記事の内容を整理すると、こんなところでした。
- アラモアナの704 Sheridan St.(ウォルマートの裏手あたり)に、2026年5月オープンした新しいお店
- インド料理かと思いきや、正確にはパキスタンのパンジャブ地方(インドとパキスタンにまたがる地域)の家庭料理がテーマ
- 看板はやっぱりビリヤニ。肉のビリヤニ、野菜のビリヤニがあり、お値段は$14.99〜$19.99くらい。バターチキンや、じっくり煮込んだオックステール(牛テール)も人気の様子
- オーナーのシャナーズ・ハミードさんが毎朝4:30から仕込みを始めるこだわりぶりで、ヨーグルトは自家製、ナンはタンドール(壺窯)で焼く本格派
- ナンやロティは各$3.99。お会計はカード払いのみで、駐車場あり。営業は10:00〜14:00と16:00〜20:00の二部制で、月曜休み
アラモアナのフードコートとはまた違う、ちゃんと一軒のお店として腰を据えた本格派、という雰囲気が伝わってきました。
昔は毎週通うほど、インドカレーにハマっていました
今でこそお酒とおつまみ中心の食生活ですが、私たちは昔、夫婦そろってインドカレーにどっぷりハマっていた時期があります。それこそ毎週のように食べに行っていて、ハワイでもヒルトン・ハワイアンビレッジの近くにあったBombay Palaceに足を運んだことがあるくらいです。ナンをちぎってカレーにつけて、あの香りに包まれる時間が、ふたりとも本当に好きでした。
なので「アラモアナに本格ビリヤニのお店ができた」と聞くと、根っこにある好きの感情がじわっと戻ってきます。しかも自家製ヨーグルトにタンドールで焼くナンとなれば、これはちょっと本気度が高そうだぞ、と。バターチキンやオックステールという字面を見ているだけで、なんだか香りまで想像できてしまいます。
ひとつだけ「へぇ」と思ったのは、インド料理のお店だと思って見ていたら、正確にはパキスタンのパンジャブ地方の家庭料理だったところ。ビリヤニやバターチキン、ナンといった私たちが親しんできた料理と重なる部分も多いので、入り口としてはすんなり馴染めそうです。同じ「カレーとナン」の世界でも、土地が変われば味付けや香りが少しずつ違うはずで、そのあたりも食べてみたい理由になります。
ビリヤニは「おつまみ」ではなく「ごはん」だから
ただ、正直なところを言うと、私たちのインドカレー熱が最近ちょっと落ち着いているのには理由があります。インドカレーって、どうしてもお酒のおつまみにはなりにくくて、食事そのものになってしまうんですよね。
我が家の晩酌は、午後の早い時間から数時間かけてダラダラとお酒を進めるスタイルです。ビールを開けて、いいちこのソーダ割りに移って、料理によってはワインに切り替えて、という流れの中で、ちびちびつまめるものが合います。その点ビリヤニは、香り高く炊き上がった一皿をしっかり食べる「ごはん」なので、ダラダラ晩酌のリズムにはあまり乗ってこない。バターチキンにビールはたしかに合いそうですが、お腹はそれで結構いっぱいになってしまいます。
だからBiryani Kingは、私たちにとっては晩酌枠とは別の楽しみ方になりそうです。たとえばお昼にがっつり食べたい日や、今日はお酒よりちゃんとごはんを食べたいな、という気分の日。営業が16:00からの部もあるので、テイクアウトして部屋でいただくこともできます。お会計がカード払いのみというのも、現金を用意しなくていい私たちにはむしろ気楽でありがたいところです。
ピンクトロリーで行けるけれど、もうひと歩きある
場所がアラモアナというのも、私たちにとっては悪くない条件です。レンタカーを借りない我が家にとって、アラモアナはピンクトロリーを使えば無料で行ける、数少ない「遠出してもいい場所」だからです。アラモアナセンターのフードコートには、ジョリビーのフライドチキンを買い込みに行ったりと、わりとお世話になっています。
ただ、Biryani Kingがあるのはアラモアナセンターそのものではなく、Sheridan通りのウォルマート裏手あたり。ピンクトロリーでセンターまで行って、そこからもうひと歩きある距離感です。同じアラモアナでも、Side Street Innの本店までは「ちょっと遠いな」と足が向いていないくらいなので、Biryani Kingも「センターのついでにふらっと」とまではいかないかもしれません。
とはいえ、目当てがはっきりしているお店なら、私たちは歩きます。インドカレー好きとしては「アラモアナまで来たついでに、もう少しだけ歩けば本格ビリヤニにありつける」と思えば、これはむしろちょうどいい口実になりそうです。買い出しや用事と組み合わせれば、移動の無駄も少なくて済みます。
それでも一度は食べてみたい新店です
こうして考えてみると、Biryani Kingは私たちの晩酌生活を大きく変えるお店ではありません。やっぱり夜はビールとおつまみでダラダラやるのが一番落ち着くので、そこは変わらないと思います。
それでも、昔あれだけ好きだったインドカレーの世界に、また気になるお店が一軒増えたのは素直に嬉しいニュースでした。新しいお店やメニューを見つけるとつい調べてしまう食いしん坊なので、次にハワイへ行ったら、アラモアナに用事を作って、一度はあのビリヤニを食べに歩いてみようと思います。自家製ヨーグルトとタンドールのナン、どんな香りがするのか、今から楽しみです。
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