アラモアナセンターの中でも西の端にあるフードランド・ファームズ アラモアナ(Foodland Farms Ala Moana)が、開店から10年になったという記事が出ていました。ポケのカウンターがあって、鶏皮が売っていて、ワイン会社の名前がついたバーとレストランまで入っている ― 食料品店という一言ではちょっと足りないお店ですね。ただ、私たちがそこまで買い出しに行くことは、実はあまりありません。買ったものを自分の手で持って帰る前提だと、店の中身より「どれだけ近いか」で行き先が決まってしまうからです。10年の話と、我が家がいつもの買い出しをどこで済ませているかを並べてみます。
ニュースのあらまし
ホノルル・マガジンに、フードランドと一緒に作られた記事として載っていました。それによると、フードランド・ファームズ アラモアナができたのは2016年で、今年で10年。アラモアナセンターにはもともと長いあいだフードランドがあって、50年を超えて営業したあとに一度閉じています。そこから10年近く空いての再登場だったので、単に元の場所に戻ってきたというより「食料品店ってこういう形もあるよね」という新しい見せ方だった、という書き方でした。
記事に並んでいたのは、その場で作る調理済みの食べ物、持ち帰り用の食材、ポケのカウンター、鶏皮、ペイストリーとコーヒー、それにThe Bar by R. Field Wine Companyと、店内のレストランELEVEN。地元の農家や作り手、シェフと一緒に何かをやる場所としての顔も紹介されていました。お店と一緒に作られた記事なので、並んでいるのはいいところが中心です。
10 Years of Foodland Farms Ala Moana: The Store That Changed the Way Hawai‘i Shops for Food
https://youtu.be/G_J3-bFxwRE When Foodland Farms Ala Moana opened its doors in 2016, it was more than the return of a familiar local grocer to Ala
会社そのものの話も少しだけ。フードランドの創業は1948年で、始めたのは Maurice J. “Sully” Sullivan という人です。公式サイトには「1948年から地元資本で」と書かれていて、今は4つの島に29店舗、働いている人は3,400人以上。地元資本の食品小売としてはハワイでいちばん大きい、とも紹介されています。ハワイのスーパーというと私たちはつい買い出しの場所としてしか見ていませんが、こうして数字で見ると、なかなかの規模の会社ですね。
店の中身を並べてみると、食料品店の一言では足りない
公式サイトの店舗ページに出ていた中身を並べると、こんな感じです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | アラモアナセンターのエヴァウィング(1450 Ala Moana Blvd) |
| 営業時間 | 毎日 朝6時〜夜10時(公式サイト・2026年8月時点) |
| 食べ物 | ポケ、ホット&コールドバー、ピザ、ジュースバー、ドーナツ、ペイストリー |
| 店内で飲食できるところ | ELEVEN(レストラン)、The Bar by R. Field Wine Company |
| そのほか | HI Steaks、コーヒービーン&ティーリーフ、ゲストサービス |
「エヴァウィング」というのはセンターの西の端の棟のことで、ワイキキから見ると、いちばん奥まったあたりになります。
営業時間が毎日 朝6時から夜10時までというのは、覚えておくと役に立つかもしれません。日本から着いて最初の数日は、どうしても朝が早く目が覚めてしまいますよね。その時間に温かい惣菜やコーヒーまで揃う店は、そんなに多くありません。夜10時まで開いているのも、ショーや食事のあとに何か買って帰りたい人には助かる時間です。
ポケとホット&コールドバーが一か所にあるのも、買う立場からするとありがたい作りです。魚と温かいおかずを別々の店で買い集めなくていいので、それだけで用事が一回で終わります。
私たちの買い出しは「近さ」でほとんど決まります
持って帰るのは自分の手
レンタカーを借りない私たちの場合、買ったものは全部、自分の手で持って帰ることになります。アラモアナセンターへはピンクトロリー(JCBのカードを見せると無料で乗れます)で出かけるので、行くこと自体は面倒ではありません。ただ、ビールやワインをまとめて買ってワイキキまで運ぶかというと、それはしないんですよね。アラモアナは食事とフードコートのおつまみを買いに行く場所で、重いものはワイキキの近所で買う。この分け方が、いつのまにか固まりました。
しかもフードランド・ファームズがあるのは、センターの中でも奥まったあたりです。買い出しの店として考えると、どうしても遠くなってしまいます。
同じ会社の店が、クヒオ通りにあります
そのかわり、というわけでもないのですが、我が家がふだん買い出しに行くのはクヒオ通りのワイキキマーケット(Waikiki Market)です。歩いて15分ほど。このお店、実はフードランドと同じ会社が運営しています。公式サイトのブランド一覧にも、Foodland、Foodland Farms、Sack N Save と並んで Waikiki Market が載っていました。
なので「フードランドの10年」は、私たちにとってそんなに遠い話ではありません。部屋で開けるポケも、冷やしておく白ワインも、だいたい同じ会社の店で買っているわけです。ポケは近所のスーパーで量り売りを買ってきて、ビールと一緒に部屋でつまむのが我が家の定番。オアフでポケの専門店が次々にできている話もあって、選べる先はむしろ増えています。それでも結局、いちばん近い店のカウンターに落ち着くことが多いです。
ビールは近所のロングスかターゲット、それにワイキキマーケットで箱ごと買ってくることが多いです。重いものほど、歩く距離が短いほうがいい。それだけの理由で店が決まっています。
食料品店の中でお酒が飲める、という変化
面白いなぁと思うのは、店の中にワイン会社の名前がついたバーがあることです。食料品を買いに来て、そのまま一杯やって帰れる。並んでいるものだけ見ると別々のお店なのに、それが同じ建物に入っているというのは、なかなか思いつかない組み合わせですよね。
我が家はというと、晩酌が午後3時か4時に始まって、そこから何時間もかけてだらだら飲む形です。飲む場所は基本、部屋。昔はステーキハウスのハッピーアワーでグラスワインを頼むのも楽しみだったのですが、1杯8ドルくらい出すなら近所で10ドルのボトルを買って部屋で開けたほうがいいなぁ、と気づいてしまってからは、そちらに落ち着きました。ビールが2本目に入るころには、もう外に出る気がなくなっています。
なので買い物のついでのバーは、今の私たちの過ごし方とは少し離れたところにあります。ただ、食料品店にそういう場所があるのは、眺めていて楽しい変化だと思います。夕方に一杯やってから買い物して帰る、という過ごし方が合う人にはうれしい作りですよね。
まとめ
アラモアナセンターに行く用があるなら、フードランド・ファームズはのぞいてみる価値がありそうです。朝6時から夜10時まで開いていて、ポケも温かい惣菜もペイストリーも一か所で揃います。買い物のあとにホテルへ戻る前、ちょっと寄って帰るくらいの使い方がちょうどよさそうですね。
私たちはというと、今日もクヒオ通りのワイキキマーケットで、ポケとビールを買って帰ることになると思います。10年で食料品店の作りが変わっても、こちらの買い方は「近いところで済ませる」から動いていません。ハワイの食料品の値段が上がり続けていることを考えると、余計に歩く距離は短いほうがありがたいですし。フードランドといえば、7ドルのバッグに朝早くから行列ができた話もありましたね。
なお、営業時間と館内の場所は2026年8月に公式サイトの店舗ページで確かめたものです。開店が2016年で今年10年、という話はホノルル・マガジンに載っていた記事によります。時間や店内の中身は変わることがあるので、行く前にもう一度確かめてもらえると確実です。











