フードランドの7ドルバッグに朝4時半から並ぶハワイの人たち。私たちは寝てます。


朝4時半にスーパーの前に並んだことありますか?

私たちは一度もないです。今後もないと思います。

6.99ドルのバッグがハワイ全土を揺るがす

Lee Cataluna: Why People Were Waiting In Lines Across The State This Week

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In an era where so many basic things are unaffordable for the most frustrating, unfair reasons, this bit of Hawaiʻi exclusivity is still obtainable by the middle class.

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Honolulu Civil Beat
  • フードランドが4月15日、全29店舗でパラカ柄の保冷クーラーバッグ(6.99ドル)の新色を販売開始。
  • アイナハイナ店では朝4時半に行列スタート。アラモアナのフードランドファームズも開店前から列が通り沿いに折り返すほどの混雑。
  • 1人6個までの購入制限つき。買い終えてからもう一度並び直す強者も。
  • 木曜午後の時点で29店舗中24店舗が完売。残っていたのはタン色だけ。
  • eBay・メルカリなどに即日転売され、フルセットで数百ドルの値がつく事態に。

パラカ柄って何?

ハワイを知らない人のために説明すると、パラカというのはハワイの伝統的なチェック柄の生地です。もともとはプランテーション時代の作業着に使われていた布で、ハワイのおじいちゃんがパーティーに着てくるアロハシャツの柄、と言えばイメージしやすいかもしれません。

ハワイのローカルにとっては「おばあちゃんちの匂い」みたいな存在で、ノスタルジーの塊。それを7ドルのクーラーバッグに落とし込んだフードランドのマーケティングがうまかったんでしょうね。1月に第一弾が出て即完売、今回の第二弾では新色(紫とタン)が追加されてさらに過熱、という流れだそうです。

で、私たちはどうかというと

すごく冷たいことを言いますけど、朝4時半は寝てます

ハワイの朝って最高なんですよ。窓を全開にして、ソファに転がって、ライオンコーヒーを飲みながらぼんやりする。あの幸せな時間を削ってまでスーパーの前に立つ気持ちには、正直なところ全くなれないんですよね。

それに、このバッグが売ってるのはフードランドの各店舗。私たちが普段使ってるのは同系列のワイキキマーケットです。ホクラニから歩いて15分くらい。フードランド本体となると、一番近いのがアラモアナのフードランドファームズなんですが、あそこはモールの奥のほうにあって、バッグだけのために往復する距離じゃない。

もしワイキキマーケットの棚にひょっこり置いてあったら、「あ、これ話題のやつだ」って1つくらい手に取ってたかもしれません。でもわざわざ探しに行くことはしないですね。

転売で数百ドルはさすがに笑う

記事で一番びっくりしたのが、6.99ドルのバッグがセットで数百ドルになって転売サイトに並んでるという話。6個買って並び直す人の動機が見えた気がします。

ニューヨークでは2万ドルのバーキンがステータスシンボルだけど、ハワイでは7ドルのパラカ柄がそれに相当する…というCivil Beatのコラムニストの指摘が面白かった。確かに、ハワイの人たちが大切にしてるのは値段じゃなくてローカルの文化への愛着なんだなと。

ただ、その愛着を転売ヤーに利用されてるのは見てて複雑です。

私たちの「限定品」はいつでも棚にある

限定品とか行列とか、そういうのにときめく気持ちは分かるんですよ。「手に入りにくいもの」に価値を感じるのは人の常だし。

でも私たちの場合、ワイキキの限定品って実はすぐそこの棚にいつも並んでるんですよね。ロングスでまとめ買い割引のついたコナブリューイングのビッグウェーブ、ワイキキマーケットでその日の気分で選ぶ見たことないIPA。どっちも行列なし、争奪戦なし、転売される心配なし。

7ドルのバッグに4時半から並ぶか、7ドルのビールを部屋のソファで飲むか。

私たちは後者で、今日も幸せです。

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出不精夫婦

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