ホノルルの老舗プレートランチ店「Grace's Inn」が下水の逆流で一時閉鎖 ― 外から気づけないのが少し怖い、と部屋ごはん中心の私たちが考えた話


ハワイのローカルなごはん屋さんのニュースは、外食が好きな私たちもつい目で追ってしまいます。今回流れてきたのは、ホノルルで数十年続いてきたプレートランチの老舗が、配管の不具合で一時的にお店を閉めることになった、という話でした。理由を読んでいくと、ちょっと背筋が寒くなる中身で、これは我が家のように部屋のキッチンで食べることが多い人間でも、まったくの他人事とは思えないなぁ、と感じました。

This Honolulu Restaurant Was Just Closed For Sewage And You'd Never Know

This Honolulu Restaurant Was Just Closed For Sewage And You'd Never Know

A longtime Honolulu plate lunch spot was just red-placarded after inspectors found raw sewage across the kitchen floor. We searched Hawaii's own inspection portal for it the same day and found nothing, which is the problem for any diner trying to check first.

favicon
Beat of Hawaii

ニュースのあらまし

一時閉鎖になったのはGrace’s Inn(グレイス・イン)。ホノルルの1296 S. Beretania St.にある、カウンターで注文するタイプのプレートランチ店です。地元で数十年、長く親しまれてきたお店だそうです。

ざっくり整理すると、こういう話です。

  • お店の配管がうまく保たれておらず、厨房の床に生の下水が逆流していたことが分かった
  • これが重大な衛生上の問題として指摘され、2026年6月1日に閉鎖の告示(赤い札)が出された
  • 再開できるのは、資格を持つ配管業者による点検と修理、指摘された違反の是正、そして再検査に合格したあと。具体的な再開時期はまだ分かっていません

数十年続いてきた信頼のあるお店で、こういうトラブルが起きてしまったというのは、なんとも気の毒な話だなぁと思います。配管の不具合は、味やサービスとはまったく別のところで起きることなので、なおさらです。

外から見ても気づけない、というのが少し怖い

今回のニュースで一番ひやっとしたのは、下水が逆流していたという中身そのものよりも、お店の前を通りかかっても、その状態にまず気づけないという点でした。

普通にお店の前を歩いていて、「ここ、今ちょっと衛生面で問題が出ているな」なんて、外からは分かりようがありません。元の記事も、ハワイの飲食店の検査結果を調べられる公式のページが少し使いにくくて、お店の名前で検索してもうまく出てこないことがある、と書いていました。気になって自分で調べようとしても、なかなかたどり着けないわけですね。

赤い札が貼られて初めて「あ、今は入れないんだ」と分かる。逆に言えば、札が出る前の段階では、お客の私たちには判断のしようがありません。お店を信じて入るしかない、というのが正直なところで、そこがちょっと怖いなぁと思いました。

部屋のキッチンで食べることが多い私たちの場合

我が家のハワイでの食事は、部屋のキッチンで簡単に済ませることがけっこう多めです。ローカルのスーパーで買ってきたお肉を焼いたり、ポケをつまみにビールを開けたり、というのが定番で、自分の手で用意したものを食べている限りは、まあ衛生面も自分でなんとかできているはずだ、という安心感があります。

ただ、これは「だから外で食べない」という話ではありません。アメリカらしいバーガーやフライドチキン、ハワイらしいプレートランチは、滞在中にやっぱり食べたくなりますし、ご近所のお店で出来たてを食べる楽しみは、家で焼くお肉とはまた別ものです。今回のニュースを読んでも、外食をやめようとはまったく思いませんでした。

むしろ感じたのは、自分の家のキッチンだって、配管のことなんて普段はまるで気にしていないなぁ、ということでした。床下や壁の中で何が起きているかは、お店だろうと家だろうと、目に見えないところで進んでいる。そう考えると、今回のお店だけが特別だったというより、古い建物ならどこでも起こりうる話なのかもしれません。

古い建物だと、これは他人事じゃない

元の記事によると、似たようなトラブルでの一時閉鎖は、今回が初めてではないようです。少し前にも、別のお店がいくつか同じように下水の問題で一時的に閉まっていたとのことでした。

ハワイには、見た目に味のある古い建物がたくさんあります。我が家もああいう年季の入った佇まいは大好きなのですが、長く使われてきた建物ほど、配管のような目に見えない部分にガタが来やすいというのも、たぶん事実なんだろうなぁと思います。お店の人がどれだけ丁寧に料理を作っていても、建物そのものの問題はまた別、というのは切ない話です。

だからこそ、保健所のような仕組みがちゃんと働いて、問題が見つかったらいったん止めて、直してから再開する、という流れになっているのは、お客にとってはありがたいことなんですよね。気づけないからこそ、誰かが代わりにチェックしてくれているのは安心材料です。

次にハワイで外食するときに

私たちが次にハワイに行っても、たぶんこれまで通り、半分は部屋でのんびり、半分はご近所のお店で一杯、という過ごし方になるのだと思います。お店を選ぶときに毎回そこまで身構えるわけではありませんが、今回のニュースを読んだあとは、気持ちよく食べられるお店で、気持ちよく食べたいなぁ、という当たり前のことを少し思い返しました。

Grace’s Inn は数十年も地元で愛されてきたお店ですから、きっと多くの常連さんが再開を待っているのだと思います。無事に修理が済んで、また元気に営業を再開する日が来ますように、と願っています。

スポンサーリンク

Share on

出不精夫婦

出不精夫婦

ハワイの最新ニュースやマイル攻略、お得なホテル情報を発信中。飛行機やホテル選びも、極力「疲れない」効率を重視した旅行スタイルを追求しています!

広告なしで読みたい方へ

note メンバーシップ「出不精夫婦のハワイ通信 余談つき版」にご加入いただくと、 本ブログと同じ記事を 広告なし + 記事ごとの 編集後記つき でお読みいただけます。 月額500円、いつでも退会できます。

note メンバーシップを見る