JALホノルル線の機内食「JAL Hawaiian Table」始動 ― 第1弾ガーリックシュリンプを、ANA派の我が家はこう眺めました
ハワイ行きの飛行機で何を食べるか、というのは、我が家にとっては地味に大事な話です。空港のラウンジでうどんをすすって、機内でも一杯やりながらつまんで、そうやって少しずつ気分をハワイに寄せていく時間が好きなんですね。
そんな折に、JALがホノルル線の機内食をハワイ料理に切り替えるというニュースが流れてきました。しかも第1弾がガーリックシュリンプ。我が家はANA派なので、この機内食を口にする機会はまずないのですが、ガーリックシュリンプという響きだけで思わず手が止まったので、今日はこの話を眺めてみます。
JAL、ホノルル線の機内食に本格ハワイアンメニュー 第1弾は「ガーリックシュリンプ」 - TRAICY(トライシー)
日本航空(JAL)は6月1日、東京/羽田・東京/成田発ホノルル行きのプレミアムエコノミークラスとエコノミークラス路線で提供する機内食の新ブランド「JAL Hawaiian Table」を立ち上げた。ハワイらしいメニューを […]
ニュースのあらまし
JAL(日本航空)は6月1日、東京/羽田・東京/成田発ホノルル行きの機内食に、新しいブランド「JAL Hawaiian Table」を立ち上げました。対象はプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスです。
第1弾(6月1日〜8月31日)のメニューはこんな顔ぶれです。
- メイン: レモンクリームペンネ ガーリックシュリンプ添え
- サイド: サツマイモサラダ ココナッツミルク風味
- サイド: サーモンとキヌアのポキ風サラダ
開発を手がけたのはJALロイヤルケータリングで、約20種類の試作から採用を決めたそうです。ガーリックの風味を引き立てるため、サイドはあえて淡白な味付けにそろえたとのこと。今後は3カ月ごとにメニューを刷新し、ゆくゆくはアジアや欧州など、世界各地をテーマにしたシリーズに広げていく構想だといいます。
ガーリックシュリンプが「空の上」に来る面白さ
ガーリックシュリンプは、私たちにとっては完全に「地上で食べるもの」でした。ノースショアのフードトラックだったり、ワイキキの近場でテイクアウトしてきたり、ごはんの上にエビがどっさり乗って、ニンニクとバターの匂いでむせ返るあの感じ。ハワイに着いてから食べる料理、という位置づけだったわけです。
それが、着く前の機内に出てくる。ここが面白いところだなぁと思いました。お腹を満たすためというより、ハワイに気分を寄せていくための一皿として機内食を使う、という発想に近い気がします。降りた先で食べるものを、空の上で少し先取りさせてもらえる。気分作りとしては、なかなか効くやり方ですよね。
エコノミーとプレエコ、というのが効いています
今回のメニューが入るのがエコノミーとプレミアムエコノミーだ、という点も見逃せないところです。
我が家がハワイに行くときは、ANAのフライングホヌのプレミアムエコノミーが定番です。ビジネスまでは要らないけれど、エコノミーよりは少しゆったり食べたい、という実利でこの席に落ち着いています。だからこそ、機内食が良くなる話が普段使いの席で起きると、自分のことのように気になるんですね。
一番前の特別なクラスだけが豪華になる話だと「へぇ、すごいなぁ」で終わってしまいますが、普通の旅行者が実際に座る席のごはんが底上げされるのは、地に足のついた良い動きだと思います。機内食を有料にする会社も出てきている中で、逆にエコノミー帯の食事で勝負しに行くJALの向きは、眺めていて面白いです。
ペンネ仕立て、というひとひねり
メニューをよく見ると、ガーリックシュリンプがレモンクリームペンネに乗っている、というところにひとひねりを感じます。地上のガーリックシュリンプはごはんが相棒なので、パスタに合わせてくるのは機内食ならではのアレンジなのかもしれません。レモンとクリームでさっぱりまとめるなら、機内でも重たくなりすぎず食べやすそうです。
サイドにサーモンとキヌアのポキ風サラダが付いているのも、我が家としては地味に嬉しいポイントでした。ハワイ滞在中、ポキはよく買って部屋で頂くおつまみの定番なんです。油ものや肉が続きがちな旅先で、魚をさらっと取れるのがありがたくて。そのポキの気配が機内食にも入っているとなると、ハワイらしさの作り込みは丁寧だなぁと感じます。
私たちが食べる機会はないけれど
繰り返しになりますが、我が家はANAに寄せているので、このJALの機内食を実際に味わう日はおそらく来ません。それでも、こういう動きはのんびり観ているだけで楽しいですし、乗る方にとっては純粋に嬉しい話だと思います。
3カ月ごとに変わって、いずれは世界各地のテーマに広がっていく、という構想も、何度も同じ路線に乗る人にとっては毎回の小さな楽しみになりそうです。ハワイ便に限らず、機内食が「移動のついでの食事」から「目的地の予習」へと役割を変えていくなら、それはそれで旅の入口が一つ豊かになる話ですよね。
私たちは私たちで、ラウンジのうどんと、プレエコのごはんと、着いてからのガーリックシュリンプという、いつもの段取りでハワイの気分を作っていきます。空の上でハワイを先取りできる選択肢が増えていくのは、どの航空会社の話であっても、ハワイ好きとしては素直に歓迎したい流れです。
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