「気軽なハワイ旅行はもう終わった」Beat of Hawaiiの指摘 ― 予約制・食費高騰・レンタカー厳格化…出歩かない我が家に当たらない理由


Beat of Hawaii が「The Easy Hawaii Vacation Is Gone(気軽なハワイ旅行はもう終わった)」という記事を出していました。昔みたいに思い立ってふらっと行ってなんとかなる、ではなくて、人気スポットは事前予約、食事もレンタカーも前より手間とお金がかかるようになった、という話です。読みながら「たしかに最近そういう空気だなぁ」と思いつつ、ふと気づいたのは、私たちのいつものハワイの過ごし方だと、この「面倒が増えた」部分の多くにそもそも当たっていないんですよね。今日はこの記事を入り口に、ハワイで増えた摩擦と、我が家なりの減らし方を書いてみます。

ニュースのあらまし

The Easy Hawaii Vacation Is Gone. Here’s How Visitors Get It Back.

The Easy Hawaii Vacation Is Gone. Here’s How Visitors Get It Back.

Hawaii delivers when visitors stop traveling on autopilot. These rules help turn higher costs, tighter access, and longer logistics into a trip that works.

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Beat of Hawaii

Beat of Hawaii(2026年5月29日掲載)が挙げていたポイントを整理すると、だいたいこんな感じです。

  • 人気スポットが予約制に: ハエナ州立公園は30日前、ハナウマ湾は2〜30日前、ダイヤモンドヘッドは30日前、ハレアカラの日の出は60日前、パールハーバーは56日前と、人気どころは枠が限られて事前予約が必要
  • 食事代がかさむ: 毎食レストランに入ると予算を圧迫しがち。キッチン付きの部屋・テイクアウト・ファーマーズマーケットの活用を勧めている
  • レンタカーの手続きが厳格に: スキャナーやAI(人工知能)を使った車体チェック、受け渡し時の写真・動画記録が当たり前になってきた
  • 表示料金と実額のギャップ: リゾートフィー(施設利用料)、駐車料金、目的地手数料、Wi-Fi代、税金などが上乗せされ、見た目の料金と最終的な支払いが開く
  • そのほかの心得: ライフガードのいるビーチを優先する、島から島への移動は半日仕事と考える、複数島を欲張るより一島にじっくり滞在する

要するに「ハワイは、事前にちゃんと準備して、ルールを分かったうえで行く場所になった」という内容です。一つひとつはもっともな話で、初めての人や家族旅行の人にはむしろ大事な準備リストだなぁと思いました。そのうえで、自分たちの普段の過ごし方に当ててみると、ずいぶん景色が違って見えたので、順番に書いていきます。

行かない場所が多いと、予約の争奪戦とは縁が薄い

まず予約制の話。私たちの滞在中の行き先は、ワイキキの歩いて行ける範囲と、ピンクトロリーで行けるアラモアナくらいに収まっています。ハナウマ湾やダイヤモンドヘッド、ハレアカラ…と並んでいる予約制スポットは、ここ何年も足を運んでいない場所ばかりで、枠の取り合いとは縁が薄いまま過ごしてきました。

これは裏を返せば観光の幅を自分から狭めているとも言えるので、ハワイの自然をぐるっと楽しみたい人には、事前予約はもう避けて通れない準備です。早めに枠を押さえておけば当日バタつかずに済むので、行きたい場所がはっきりしている人ほど効いてくる仕組みだと思います。うちの場合は、たまたま行き先が近所に寄っているから当たらないだけ、というところですね。

毎食レストランにしない、が一番効いている

次に食費。記事が勧めているキッチン活用やテイクアウトは、私たちがずっと続けてきた過ごし方そのままでした。朝は部屋のキッチンでライオンコーヒーを淹れて、バナナやパイナップルで軽く済ませる。昼は食べない。夕方からの晩酌をその日のメインに置く、というリズムです。つまみは近所のスーパーやABCストアで買ってくるし、アラモアナのフードコートは晩酌のおかず調達にちょうどいい場所として重宝しています。

円安と物価高で、ハワイのレストランの会計は確かにずしっと来ます。ただ、そもそも毎食お店に座らない前提で動いていると、食費はかなり読みやすくなるんですよね。キッチンが付いている部屋だと、「今日は外で食べなきゃ」という縛りがないだけで気持ちもお財布もぐっと楽になります。豪華な食事を我慢しているというより、もともと晩酌中心が好きでこうなっている、という感覚です。

レンタカーを借りないと、その手間ごと消える

レンタカーの手続き厳格化も、なかなか大変そうな話でした。受け渡し時に車体をぐるっと動画で撮って、返却時にもまた撮って…という流れは、後で「ここの傷はそっちで付けた」ともめないための備えとしては理にかなっています。ただ、慣れない土地で出発前と帰り際にこれをやるのは、地味に時間と気疲れがかかりそうです。

我が家はレンタカーを借りない派で、ハワイでの移動は歩きとThe Bus(市バス)、それにUberやLyftで足りています。そのため、この新しい手間はそもそも発生しません。もちろんノースショアや島の反対側までしっかり回りたい人には車が要りますし、その場合は受け渡し前後の写真と動画を面倒がらずに残しておくのが、いまは身を守る一番の方法だと思います。あちらにはあちらの楽しみ方、こちらにはこちらの楽しみ方、というだけの話ですね。

隠れた費用は、知っておくだけで身構えずに済む

リゾートフィーや駐車料金、目的地手数料といった上乗せ料金は、表示価格と実際の支払いが開くので、初めて見ると確かにモヤッとします。ただ、これは「そういう上乗せが乗るものだ」と最初から分かっていれば、予算を組むときに身構えずに済む話でもあります。事前に総額のイメージを持っておくだけで、現地での「えっ、こんなに?」がかなり減るので、出発前にホテルの料金欄を一度しっかり読んでおくのは、地味だけど効く準備だなぁと思います。

一島にじっくり、は前からの我が家のスタイル

最後の「複数島より一島にじっくり」は、強く頷いたところです。島から島への移動は、空港に行って、飛んで、また移動して…と、それだけで半日仕事になりがちです。私たちはオアフに腰を据えて、ワイキキ周辺でのんびり過ごすのが定番なので、この勧めは普段やっていることそのままでした。

短い旅行を何度も繰り返すより、一回の滞在をゆったり長めにとった方が、移動の手間も気持ちの余裕も違ってきます。あれもこれもと欲張らずに、近所をゆっくり歩いて、夕方からビールを開ける。そういう過ごし方だと、記事が挙げていた「増えた面倒」の多くが、最初から視界に入ってこないんですよね。

「気軽さ」は、動き回らないことで取り戻せる部分もある

記事のタイトルは「気軽なハワイは終わった」でしたが、読み終えてみると、増えた面倒の多くは「あちこち動き回る前提」だからこそ重くのしかかる話だなぁ、というのが正直な読後感でした。予約も、レンタカーの手間も、島間の移動も、たくさん回ろうとするほど積み上がっていきます。

逆に言えば、歩いて行ける範囲でのんびり過ごして、毎食はお店に座らない、という過ごし方を選ぶと、その面倒のかなりの部分は静かに外れていきます。もちろんこれは「ハワイを楽しみ尽くす」のとは別の方向の楽しみ方で、どちらが正解という話ではありません。ただ、「準備が大変そうで気が重いなぁ」と感じている人がいたら、思い切って行き先を絞ってしまうのも、気軽さを取り戻す一つの手かもしれない、という話でした。

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