関西空港T1に2万円の神戸ビーフサンドと5,490円の和牛ラーメン ― 空港グルメの高級化を「見栄よりビール」の我が家が眺めると


関西空港のターミナル1に新しい商業エリアができて、そこに2万円近い神戸ビーフのサンド5,490円の和牛ラーメンが並ぶ、という記事を見かけました。空港のごはん、ずいぶん派手になってきたなぁと。私たちはANA派で関空を使う機会はあまりないのですが、食いしん坊なので、こういう「空港グルメの高級化」の話はつい気になって読んでしまいます。今日はこのニュースを入り口に、空港でごはんにいくら出すか、という我が家の感覚を書いてみます。

ニュースのあらまし

関西国際空港T1、国際線新商業エリアをお披露目 2万円のハンバーガーや和牛ラーメンも - TRAICY(トライシー)

関西国際空港T1、国際線新商業エリアをお披露目 2万円のハンバーガーや和牛ラーメンも - TRAICY(トライシー)

関西エアポートは、関西国際空港第1ターミナル国際線出国エリアの新商業エリアを6月2日にオープンする。オープンに先駆け、報道陣に公開した。 リノベーションの最終フェーズで、2023年12月に運用を開始した国際線出国エリアを […]

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TRAICY(トライシー)

Traicy(2026年5月30日掲載)の内容を整理すると、こんな感じです。

  • 場所: 関西空港ターミナル1の国際線出国エリア(国内線ではなく、出国後のエリア)
  • オープン: 2026年6月2日。中央部の面積がリニューアル前の約1.6倍に広がる
  • 店舗数: 全24店舗。高級ブランド、物販、ファストフード、和食店などで構成
  • 贅沢和牛ラーメン(どうとんぼり神座): レギュラー3,290円、ダブル5,490円
  • 神戸ビーフステーキサンド(ビフテキのカワムラ): Sサイズ9,900円、Wサイズ19,250円
  • そのほかバーバリー、ティファニー、オメガ、ウルフギャング・パックのカウンターなど、ラグジュアリー寄りの顔ぶれ

要するに「国際線の出国後エリアを、買い物もごはんも一段華やかにした」という話です。海外からのお客さんも多い場所なので、こういう高級路線が刺さるんだろうなぁと思いながら読みました。

和牛が「空港の主役」になる時代、面白いなぁ

まず面白いなぁと思ったのが、和牛がこういう場所の主役級に置かれていること。私たちは日本人なので、和牛は普段の晩酌でも普通に焼いて食べる食材です。最近は円安の影響もあって、スーパーで和牛がアメリカ産の牛肉より安く出ていることもあるくらいで、夫婦のあいだでは「ハレの日のごちそう」というより、わりと日常の選択肢に入っています。

だからこそ、その和牛が空港で2万円近いサンドになっていると、「日本人にとっては身近な食材でも、海外の方から見ると特別なごちそうなんだなぁ」と、立ち位置の違いが面白く見えてきます。神戸ビーフという看板も効いているはずで、ブランドの力ってすごいなぁと。否定したい気持ちはまったくなくて、むしろ「和牛がここまで世界の高級アイコンになったんだ」と感心しながら眺めていました。

5,490円の和牛ラーメン、我が家の感覚だと

一方で、5,490円の和牛ラーメンのところでは、ちょっと考え込んでしまいました。ラーメンという食べ物自体は夫婦とも好きで、日本にいるときはたまに食べに行きます。ただ、私たちはハワイで20ドルくらいのラーメンを前にしても「ちょっと高いなぁ、それなら日本で食べた方が間違いないかも」と感じてしまうところがあって、空港の5,490円となると、その感覚がさらに増します。

これは味がどうという話ではなくて、純粋に値段との折り合いの問題です。和牛が乗っている特別な一杯だと分かっていても、ラーメンに5,000円超えとなると、うちの中ではなかなか手が伸びにくい価格になります。旅の高揚感で「せっかくだから」と頼む人がいるのもよく分かるし、それはそれで楽しい使い方だと思います。ただ我が家の財布の感覚だと、ここは一歩引いて眺める一杯かなぁ、というところです。

それでも「高いから即ダメ」とは思わないんですよね

私たちは、高くても「並ばずに快適で、お酒やごはんが本当に美味しい」なら、そこにはわりと気持ちよくお金を出す方です。値段そのものより、「払った分だけの心地よさが返ってくるか」を見ている感じですね。

今回の神戸ビーフサンドも、旅の節目にどんと一つ贅沢する、という使い方なら十分アリだと思います。私たちが一歩引くのは「高いから」ではなくて、「見栄を張るための高級」にはあまり気持ちが動かないから、というだけのこと。同じお金を出すなら、派手な見た目よりも、自分たちが心からくつろげる一杯に回したい、という方が強いんですよね。

我が家は空港では、身軽に済ませたい

そもそも私たちは、空港でがっつり食べる習慣があまりありません。出発前は家でゆっくり過ごしてから向かうことが多いですし、空港に着いてからは、ラウンジでうどんを一杯すすってビールを軽くやるくらいで、ちょうどいいと感じています。これから乗る長いフライトのことを考えると、出発前から重たいものを詰め込むより、軽くつまんで身軽でいたい、という気持ちの方が勝ちます。

だから、関西空港の華やかな新エリアも、私たちにとっては「使い倒す場所」というより「眺めて楽しむ場所」に近いです。空港グルメの高級化は関空に限らずあちこちで起きていて、その流れ自体は、食いしん坊としてニュースで追いかけるのは普通に楽しい。自分たちは身軽派でラウンジのうどんで満足してしまうけれど、2万円のビーフサンドに迷わず手を伸ばせる人のことは、素直にいいなぁと思って見ています。旅の楽しみ方は人それぞれで、その選択肢が空港にどんどん増えていくのは、見ているだけでも面白い時代だなぁと感じました。

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