アロハスタジアム解体、2026年夏に完了へ。スワップミートは移転して今も営業中
ホノルルの大きなニュースが飛び込んできました。あのアロハスタジアムの解体がいよいよ本格化して、2026年の夏にはほとんど姿を消してしまうそうです。跡地には31,000席の新しいスタジアムができるとのこと。観光客なら「スワップミート(巨大なフリーマーケット)に行かなきゃ!」とテンションが上がる場所ですが、極度のめんどくさがりの私たち夫婦は、ワイキキから一度も足を運ばないまま、解体のニュースを聞くことになりました。
Large section of Aloha Stadium demolished as project proceeds | Honolulu Star-Advertiser
The dismantling of Aloha Stadium took a big step forward today with the first section of seating pulled down from the steel structure.
ニュースのあらまし
アロハスタジアムは1975年に開業した、オアフ島の大きなスポーツ施設です。老朽化のため2020年に閉鎖され、それ以来ずっと使われないままになっていました。
その解体工事が2026年2月に始まり、4月には観客席の上段が大きく崩されました。報道によると、解体そのものは2026年の8月ごろまでに完了する見込みとのこと。半世紀にわたってハワイのスポーツやイベントを見守ってきた建物が、いよいよ本当に無くなるんだなぁと、少し感慨深い気持ちになります。
スワップミートは「無くなる」わけじゃなかった
私たちがちょっと驚いたのが、スワップミートの扱いです。スタジアムが解体されるなら、あの名物のフリーマーケットも一緒に消えてしまうのかと思いきや、そうではありませんでした。
開催場所を上ハラワ駐車場(Upper Halawa Lot)に移して、今も普通に営業を続けているそうです。開催日と時間はこんな感じです。
| 開催日 | 時間 |
|---|---|
| 水曜 | 8:00〜15:00 |
| 土曜 | 8:00〜15:00 |
| 日曜 | 6:30〜15:00 |
入場料は12歳以上が2ドル、ハワイ州民(カマアイナ)と現役軍人がIDの提示で1ドル、11歳以下は無料です。新スタジアムの街づくりが進むあいだも、スワップミート自体は続けていく方針だとのこと。
安いTシャツやハンドメイド雑貨を求めて広大な会場を歩き回るのが好きな人には、朗報ですよね。あの独特のワクワク感を楽しみにしている方が多いのも、よくわかります。
跡地は31,000席の新スタジアムへ(2029年完成予定)
解体のあとには、まったく新しいスタジアムが建つ計画です。座席数は最大31,000席で、以前の5万席規模からはぐっとコンパクトになります。完成予定は2029年。州の予算3億5,000万ドルを含め、総工費は4億7,500万ドル以上と見込まれているそうです。
さらに、スタジアムの周りの98エーカー(東京ドーム8個分くらい)の敷地を、25年ほどかけて大きく再開発する構想もあります。4,100戸以上の住宅、ホテル2軒、オフィスや商業施設などを備えた、ひとつの街のような区域にしていくのだとか。数字の桁が大きすぎて、なんだかピンとこないくらいのスケールです。
ワイキキの外に出るという「圧倒的摩擦」
さて、話を私たち自身に戻します。これだけの大ニュースでも、我が家のスタンスはあまり変わりません。
アロハスタジアムは、空港のさらに向こう側。ワイキキからTheBusに揺られるか、レンタカーを借りてハイウェイを走るかしないと辿り着けない場所です。炎天下で広大なスワップミートを練り歩き、埃っぽさと人混みのなかで買い物をする……。元気な若い方やハワイリピーターの皆さんは本当に楽しそうで、それはそれで素敵だなぁと思うのですが、私たちからすると「移動と体力の消耗が大きすぎる」という結論に落ち着いてしまうんですよね。
安いTシャツを何枚か買うために、往復の移動時間と削られる体力を天秤にかけると、うちの場合はどうしても割に合わない。この感覚は、たぶんこの先も変わらない気がします。
テレビの前のソファが最強のスタジアム
スポーツ観戦にしても同じです。現地で味わう熱気は素晴らしいのでしょうが、「席を確保して列に並び、狭い座席で高いビールを買う」というハードルを考えると、結局のところ部屋のテレビで観戦するのが一番快適だという真理にたどり着きます。
大きな冷蔵庫には、ロングスドラッグス(現地の大型ドラッグストア)で安く買ってきた冷えたビールやワインがたっぷり。ABCストアのポキや、近所で買ってきたテイクアウトをつまみながら、ハワイの空気を感じたくて窓を開け、リビングのソファでのんびり過ごす。トイレも清潔で並ばないし、エアコンの効き具合も自分たちで調整できて最高のコンディションです。
これが我が家にとっての、究極のタイパ(時間対効果)でストレスフリーな滞在なんです。
次の旅行に向けて
とはいえ、慣れ親しんだ建物が消えていくニュースは、やっぱり少しだけ寂しいものです。数年後には、この跡地に新しいスタジアムや街並みが生まれ変わっているのでしょう。
「新しくなったアロハスタジアムはすごいらしいよ!」と世間が騒いだとしても、私たちのスタンスはきっと揺るぎません。ワイキキの中心で完結する摩擦ゼロの滞在を手放すことは、この先もないと思います。少し遠くに行きたくなっても、せいぜいピンクトロリーで行ける範囲でお腹を満たして、すぐに部屋へ戻ってまたお酒を飲む。そんなダラダラした滞在が、我が家にはやっぱり一番しっくりくるというわけです。
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