ホノルルでスマッシュバーガーを焼いているポップアップ(決まった店舗を持たず、よそのお店の一角を借りて期間や曜日を決めて出るお店)の「バンズ・ゴーン・ウォン(Buns Gone Wong)」が、日曜はワイキキのバーに出ているそうです。ホノルル・マガジンの紹介によると、いちばん安いバーガーは7ドル。パティはワギュウを混ぜたブレンド牛で、1枚1/4ポンドだそうです(お店の公式サイトのメニュー表による)。私たちはハワイに来るとアメリカのバーガーを食べるのを楽しみにしている夫婦なので、ワイキキの中に出ているという一文だけで、我が家にとってはちょっとしたニュースです。メニューと値段、出ている場所と時間を並べて、うちならどう寄るかを書いていきます。
ニュースのあらまし
At Buns Gone Wong, Wagyu Burgers Start at $7
Brian Wong’s Buns Gone Wong pop up with crispy-edged Oklahoma-style smash burgers weekly in Mapunapuna and Waikīkī.
ハワイの雑誌「ホノルル・マガジン(Honolulu Magazine)」に、ハワイの食べ物の情報サイト「Frolic Hawaiʻi」に長く書いてきた Melissa Chang さんが、バンズ・ゴーン・ウォンを紹介する記事を書いていました。見出しは「At Buns Gone Wong, Wagyu Burgers Start at $7」。ワギュウのバーガーが7ドルから、という意味です。
記事によると、お店をやっているのは Brian Wong さん。ワイキキの「フラ・グリル(Hula Grill)」をはじめ、長く料理の仕事をしてきた人だそうです。仲間にバーガーを焼いていたのがきっかけで、冗談半分で始めたのがこのポップアップ、と紹介されていました。
記事には店名の由来は書かれていませんが、私たちには「Buns Gone Wrong(バンズがうまくいかなかった)」をご自分の名字でもじったものに見えて、名前からして肩の力が抜けています。
出ている場所は2か所です。
- マプナプナ(空港の近くの工場や倉庫が多い地区)のサイダー醸造所「パラダイス・サイダーズ(Paradise Ciders)」
- ワイキキのバー「デイビーズ・エボリューション・バー(Davy’s Evolution Bar)」
ワイキキのバーに出るようになったのは、1月のフットボールのシーズンに、バーのオーナーさんたちが、バンズ・ゴーン・ウォンならうちのお酒に合いそうだ、と口にしたのがきっかけだったそうです。試しに出てみたら評判がよく、フットボールのシーズンが終わってからも毎週出ている、という流れが書かれていました。
メニューと値段(ホノルル・マガジンの記事と公式サイトのメニュー表による)
記事に出ていたメニューを表にまとめました。値段は、ホノルル・マガジンの記事と公式サイトのメニュー表で同じでした(2026年10月23日に確認)。
| メニュー | 中身 | 値段 |
|---|---|---|
| OG スマッシュバーガー | パティ1枚(ワギュウを混ぜたブレンド牛・1/4ポンド)、アメリカンチーズ、焼いた玉ねぎ、特製ソース | 7ドル |
| スマッシュバーガー・デラックス | OG にレタス・トマト・玉ねぎを足したもの | 10ドル |
| ダブル OG | パティ2枚、アメリカンチーズ、焼いた玉ねぎ、特製ソース | 11ドル |
| ダブル・デラックス | パティ2枚にデラックスの具 | 14ドル |
| ベーコンの追加 | Wong さんのおすすめ | 2ドル |
| テイタートッツ | 特製ソースを添えて | 4ドル |
ホノルル・マガジンの記事によると、焼き方は薄切りの玉ねぎを焼いているパティに押しつけて一緒に焼き上げるやり方で、ソースはレムラードに近いものだそうです。
アメリカンチーズは、アメリカのバーガーでおなじみのとろけるスライスチーズのこと。テイタートッツは、細かく刻んだじゃがいもを小さな俵の形にまとめて揚げたものです。レムラードは、マヨネーズにピクルスやハーブを混ぜたソースのこと。書き手の Melissa Chang さんは「ナプキンが3枚いるバーガー(three-napkin burger)」といった書き方をしていて、ソースがたっぷりなんだろうなというのは伝わってきます。OG は英語で「オリジナル」を縮めた言い方で、ここではいちばん基本の一品のことのようです。
公式サイトのメニュー表も、この5品とベーコンの追加だけでした。
出ている場所と時間
マプナプナのパラダイス・サイダーズ
記事によると、こちらは木曜〜土曜の午後4時〜9時。7月から出ているそうです。住所は 3057 Koapaka St.。パラダイス・サイダーズは、その場でサイダー(りんごのお酒)やセルツァー(炭酸のお酒)を造っているお店と紹介されていました。駐車は路上だけで、お店が開くころには周りの工場の人たちはだいたい帰っている、とも書かれています。
マプナプナはワイキキからだと空港のほうへ向かう途中にあたり、レンタカーを借りない私たちの場合は、わざわざ車を呼んで行く場所になります。車で動く方には、夕方の一杯とバーガーをまとめて済ませられる場所なのかもしれません。
ワイキキのデイビーズ・エボリューション・バー
ワイキキのほうは、記事によると日曜の午前11時〜午後6時。住所は 444 Kanekapolei St. です。ワイキキの中の住所なので、私たちの場合も歩いて行ける場所です。
ポップアップは、出る曜日や時間が変わることがよくあります。記事には、お店の案内先として公式サイト(bunsgonewong.com)とインスタグラム(@bunsgonewong)が挙げられていました。公式サイトの出店予定表にも、記事と同じ曜日と時間が出ていました(10月23日確認)。それでも、行く前にインスタグラムでその週に出るかを確かめておくと安心だと思います。
スマッシュバーガーってどんなもの
スマッシュバーガーは、丸めたひき肉を熱い鉄板にのせて、ヘラでぎゅっと押しつぶして焼くハンバーガーのことです。薄く広がった分だけ表面にしっかり焼き色がついて、縁がカリッとするのが持ち味、という印象があります。
バンズ・ゴーン・ウォンの「オクラホマ式」は、そこに薄切りの玉ねぎを押しつけて、肉と一緒に焼き付けるやり方。玉ねぎが焼けて甘くなったところに、肉の脂がしみていく感じなんだろうな、と想像しています。夫は記事を読みながら「焦げた玉ねぎのところがいちばんうまいやつだ」と言っていて、奥さんは「それ、焼きそばの端っこと同じ話でしょ」とひとことで片づけていました。
値段の見え方と、ワギュウのこと
7ドルを1ドル150円で計算すると、だいたい1,050円です。書き手の Melissa Chang さんは、マクドナルドのクォーターパウンダー・チーズの6.79ドルを引き合いに出していました。並べてみると、差は21セントです。
パティは、ワギュウを混ぜたブレンド牛。和牛そのものは、日本人の私たちにとっては特別なごちそうというより、スーパーで買って家で焼いて食べる普段の食材です。最近は円安もあって、日本のスーパーでは和牛のほうがアメリカ産より安いこともあるくらい。なので「ワギュウだからすごい」というより、アメリカでワギュウがバーガーの売り文句になっているのを見て、こちらでは特別感があるんだなぁと面白く読みました。
それよりも素直に「おっ」と思ったのは、ハワイのバーガーで7ドルという値段のほうです。アラモアナのモートンズのハッピーアワーにもワギュウのスマッシュバーガーがあって、2026年5月の報道では3枚重ねで19.78ドルでした。パティの枚数も、お店の種類もまるで違うので並べて比べるものではありませんが、ハワイのお店でバーガーを頼むと2,000円を超えることも珍しくない印象がある中で、この値段は目に留まります。
我が家のバーガーの好みと並べてみると
ワイキキでバーガーを買うときは、ベティーズ・バーガー(Betty’s Burger)のダブルベーコンデラックス・ウィズ・チーズにフライドポテト、HI Burger ならバーガーとフライドポテトに豆なしのチリを足した3点セット、というのが私たちの定番です。ビッグアイランドバーガー(Big Island Burger)では、パティは2枚・3枚に増やせるのですが、1枚が厚くてしっかりしているので1枚で十分お腹いっぱいになります。
パティは1枚1/4ポンドなので、1枚でも軽くはなさそうです。表の値段で見ると、1枚の OG が7ドル、2枚のダブル OG が11ドル。パティを1枚足して4ドル上がる計算です。夫は表のダブル・デラックスのところで手が止まっていて、奥さんからは「2人で別々のを頼んで半分ずつにすれば両方食べられるでしょ」と、いつもの解決策が出ていました。
テイタートッツは、ビールのおつまみにちょうどよさそうな一品です。小さく揚げたじゃがいもは、何本目のビールの横にあっても困らないんですよね。
日曜の午後に寄るなら
ワイキキのほうは日曜の午前11時〜午後6時。私たちは昼ごはんを食べずに午後3時か4時ごろから飲み始めるので、時間としてはちょうど飲み始めのころに重なります。
一方で、記事には持ち帰りができるかどうかは書かれていませんでした。部屋に持ち帰って飲みたい私たちにとってはここがいちばん知りたいところなので、行くなら出店の案内と一緒に確かめておきたいです。
飲み物は、ワイキキのほうは出ている先がバーなので、そこで何を頼めるかは行ってから見ることになりそうです。マプナプナのサイダー醸造所のほうは、サイダーには甘めのものも多い印象で、甘いお酒を飲まない私たちは、辛口のものがあるかを確かめたいところです。
もし次の滞在で日曜の午後が空いていたら、バーでバーガーを1つずつとビールを1杯ずつ。持ち帰れるなら残りは箱に入れてもらって、部屋のエアフライ機能つきの電子レンジでトッツを温め直してもう1杯、という流れがいちばん私たちらしい寄り方かなと思います。
まとめ
- バンズ・ゴーン・ウォンは、Brian Wong さんがやっているスマッシュバーガーのポップアップ(ホノルル・マガジンによる)
- ホノルル・マガジンの記事と公式サイトの出店予定表によると、マプナプナのパラダイス・サイダーズは木曜〜土曜の午後4時〜9時、ワイキキのデイビーズ・エボリューション・バーは日曜の午前11時〜午後6時
- 同じ記事と公式サイトのメニュー表によると、ワギュウを混ぜたブレンド牛のパティ1枚の OG が7ドル、デラックスが10ドル、2枚のダブル OG が11ドル、ダブル・デラックスが14ドル、テイタートッツが4ドル
- ポップアップは曜日や時間が変わりやすいので、行く前にお店のインスタグラムで確かめるのが安心。持ち帰りができるかも合わせて確認を
メニューと値段、曜日と時間は、2026年10月23日に読んだホノルル・マガジンの記事と、同じ日に見たお店の公式サイトによるものです。ワイキキの中で日曜の午後に出ているバーガー屋さん、というだけで、私たちには十分気になる話でした。











