Outrigger Waikiki Beach Resortが1億ドルの大改装。ワイキキの定番が変わる件
ワイキキビーチの真正面に立つ、あの「Outrigger Waikiki Beach Resort」が、ついに大掛かりなリニューアルに入るそうです。金額もかなりのもので、1億ドル規模。Outrigger Hospitality Groupとしても過去最大の単一物件プロジェクトとのこと。
Outrigger Waikiki Beach Resort starting a $100 million overhaul | Honolulu Star-Advertiser
Outrigger Hospitality Group has begun a $100 million overhaul of its Waikiki Beach Resort — the largest single-property renovation in the company’s history — signaling a major reinvestment in Hawaii as the state’s visitor industry remains under pressure.
ざっくりポイントを整理するとこんな感じです。
- Outrigger Waikiki Beach Resortが1億ドルをかけて大規模改装を実施。
- 同グループ史上、単一施設としては過去最大のプロジェクト。
- 目玉はトップフロアのVoyager 47 Club Loungeを3倍に拡張。ワイキキビーチとダイヤモンドヘッドを見渡せるロケーションを活かす設計。
- 客室も改装予定で、オーシャンフロントビューを意識したリニューアル。
- コンセプトはホテル裏を流れていた歴史的淡水河川「‘Apuakehau Stream」からインスピレーションを得た建築モチーフ。
- 客室改装の着工は2026年第3四半期から。
- 重要なのはDuke’s Waikiki、Hula Grill、Blue Note Hawaiiといった主要レストラン・ライブハウスは工事期間中も営業継続。
金額と「Voyager 47が3倍」というインパクトがどうしても目を引きますが、正直、私たちが一番先にチェックしたのは一番下の行の「Duke’sとHula Grillは営業継続」という情報だったりします。
HGV派だけど、Outriggerは「歩いて数分の隣人」
私たちはワイキキではいつもHGVのホクラニに泊まっているので、Outriggerは宿泊先として検討する相手ではありません。でも、ホクラニからOutrigger Waikiki Beach Resortまでは歩いて数分。カラカウア通り沿いに出て、ワイキキビーチセンターのちょっと先。距離で言えばほぼ「ご近所さん」なんですよね。
ワイキキビーチに面した一等地で、真正面に海。Duke’s Waikikiのパティオで波音を聞きながらビールを飲む、あの風景は間違いなくワイキキの定番のひとつです。ホクラニ側から見ると、Outriggerは「泊まらないけど、前を通ったら『ここはこれで立派だよね』と思うホテル」という距離感。
だからこそ、今回の改装ニュースで「1億ドルかけて客室も大幅に変わる」と聞いても、自分たちの宿泊判断には直接の影響がない。そういう意味では、完全にスポーツニュースを見る感覚で眺めています。
私たちが「HGVでいいや」と思い続ける理由
Outriggerが最新仕様になって客室がピカピカになるのは、泊まる人にとっては素晴らしいことだと思います。ただ、私たちがホテル滞在で気にしているポイントは、正直なところ「派手さ」とはほぼ真逆なんですよね。
- 水回り(特にウォシュレット):HGVのハワイの物件は、私たちの記憶の限りではどこもウォシュレットが付いていました。これが無いと一気に生活の快適度が下がる。
- キッチン設備:巨大な冷蔵庫、エアフライ機能付きの電子レンジ、食洗機。この3点セットがあれば、ビールを冷やしてテイクアウトを温め直して、皿を丸投げできる。
- 上層階であること:南国ハワイならではの、あの「大きくて黒いヤツ」への保険として、綺麗に管理された高層階の安心感は何にも代えがたい。
- ラナイより室内リビング:外に出るより、窓を開けてソファでダラダラ飲めるほうが性に合う。
こう並べてみると、私たちのホテル選びって「見晴らし」や「ブランド」より、地味な設備と運用にかかっているんだなと改めて思います。Outriggerの改装で客室がどんなに格好良くなっても、この辺りの条件がハマらなければ、やっぱりHGVに戻ってしまう。
改装期間中の「Duke’s営業継続」は地味に重要
で、今回のニュースで個人的に一番刺さったのはここです。
Duke’s Waikiki、Hula Grill、Blue Note Hawaiiは工事中も営業継続。
ワイキキを歩いていると、どこかのホテルの改装で「あ、このレストランも一緒に閉まってた」みたいなことが時々あります。ホテルの改装は結構ですが、巻き添えでお気に入りの店が長期休業に入るのは出不精にとっては結構痛い。
Outriggerの場合、Duke’s Waikikiはビーチフロントの定番スポットだし、Hula Grillも観光客だけじゃなくて滞在型の人もフラッと寄れるお店。Blue Note Hawaiiは部屋飲みしかしない私たちの導線とはあまり交わらないけれど、「ハワイで音楽を聞きながら一杯」というニーズを持つ人には大事なハコです。これらが工事期間中もずっと開いているなら、ワイキキに滞在する側からすると「いつも通り」で済む。
あと気になるのは「騒音」
一応触れておきたいのが騒音の話です。Outrigger Waikiki Beach Resortは、ホクラニとは通りを挟んでちょっと離れているとはいえ、ワイキキビーチ沿いの同じエリア。1億ドル規模の改装となれば、重機の音や工事のざわつきがそれなりに出ることは想像できます。
私たちは普段から、ワイキキの深夜のサイレンや車の音に対して「少しでも減ってほしい」と本音では思いながら、エアコンの駆動音すら気になるのでエアコンを切って寝る、カラカウアから少し離れた部屋をリクエストする、みたいな地味な自衛策をしています。改装の工期中はOutrigger周辺の音環境がどうなるか、そこは少し様子見ポイント。
まあ、工事は昼間の話でしょうし、いざとなれば部屋飲みのビールを少し増やして気を紛らわせるだけの話ですが。
結局「見栄よりビール」になりがち
改装後のOutriggerがどれだけ綺麗になっても、泊まる予定は正直ありません。Voyager 47の拡張はラウンジ好きとしては「へえ」と思いますが、私たちがラウンジに求めているのは「近くて、美味しいおつまみと美味しいお酒がある」ことで、眺望の派手さではないんですよね。ヒルトンのエグゼクティブラウンジでカクテルタイムを淡々と楽しむ、あの温度感が結局一番落ち着く。
ひとまず、Duke’s Waikikiが工事中も営業してくれること。これだけ確認できれば、私たちにとっては十分なニュースです。改装が完了したらワイキキビーチ側の景観が少しシャープになるはずなので、いつもの散歩の時に外観だけチラ見させてもらいます。
ワイキキの定番ホテルがアップデートされるのはエリア全体にとって良いこと。ただ、私たちは相変わらずホクラニの窓を開けてコナブリューイングを飲んでいると思います。