ハワイのInstacartで「渋いチップ」はバレる?出不精夫婦のチップに対する本音
最近、日本では体験しない「アメリカのチップ文化の高騰化」がハワイ旅行者の間でよく話題に上ります。「レストランで20%も払うのか」「テイクアウトでもタブレットでチップの画面が出るのがプレッシャー」という声をよく聞きます。
そんな中、ハワイのローカルニュースでも、フードデリバリーや買い物代行サービスに関する「チップのリアル」を取り上げる記事がありました。
ニュース:配達員は「渋いチップ」を事前に知っているのか?
Kokua Line: Will Instacart driver know I’m a bad tipper? | Honolulu Star-Advertiser
Question: Can Instacart shoppers/delivery drivers see a customer’s tip before they accept the customer’s order? I ask because a bunch of people were complaining (on social media) about not being able to get groceries delivered and I was going to chime in and my granddaughter said don’t because I will be showing that I am a bad tipper. She said that Instacart drivers choose which orders to fill and avoid bad tippers.
地元紙のQ&Aコーナーに寄せられたのは「Instacart(アメリカで大人気の買い物代行・配達アプリ)の配達員は、注文を受ける前に顧客が設定したチップの額を見ることができるのか?」という質問です。
結論から言うと「イエス」です。配達員は事前にチップの額(ある程度の予測)を見ることができ、それによって「その注文を受けるかどうか」を判断するシステムになっています。つまり、極端にチップが少ない(渋い)注文だと、誰も引き受けてくれず、いつまで経っても荷物が届かないという事態が起こり得ます。
これに対して、私たち出不精夫婦は「そういう仕組みなら、まともなサービスが受けられないようだし使わないな」と冷静に割り切っています。
出不精夫婦の視点:チップは「事前に入札する賄賂」ではない
そもそも、チップというのは「良いサービスをしてもらった時の対価(感謝)」として事後に支払うものではないでしょうか。
それをサービスを受ける前(注文時)に高く設定しておかないと、まともなサービスすら受けられないというのは、チップ本来の概念から完全に逸脱しています。多くお金を積んだ「お金持ちが正義」みたいになってしまうこのシステムには、どうしても賛同できません。
ハワイにはもう10年以上、毎年数回は来ていますが、日本人だからかいまだにこのチップ文化には慣れません。本音を言えば払いたくありませんが、現地のウェイターさんやハウスキーパーさんは基本給が安く、チップ前提で生活している現実を知っているため、「そういうものだ」と納得して相場の額を支払うようにしています。
ですが、最近急増した「フードコートなどのテイクアウト端末で表示されるチップ要求画面」に対しては、一切のチップを払わないのが私たちのルールです。
買い出しは「摩擦」ではなく「夫婦の楽しいエンタメ」
「Instacartに高いチップを払わないなら、重い荷物を買いに行くのが面倒じゃないの?」と思われるかもしれません。
実は、私たちには「時間がたっぷりある」のです。だからこそ、ホクラニからワイキキマーケットへ歩いて向かい、一緒にビールや美味しそうなデリを選ぶのは、全く苦ではありません。むしろ、スーパーでの買い物は「夫婦の楽しいエンタメであり、健康を維持するための運動」の一つなのです。
一番の問題である「重たい水」についてですが、かつてはハワイでボトルウォーターを買って運んでいました。しかしそれが一番の労働だったため、今では「日本からブリタ(BRITA)の浄水ポットを持参する」という最強のソリューションに落ち着きました。ホテルの水道水を濾過して飲めば、重い水を運ぶ労力もコストもゼロです。
まとめ:「食いしん坊」ゆえの唯一の例外(DoorDash)
お金の積み合いになるInstacartのような買い物代行システムには組みせず、スーパーでのエンタメ買い出しとブリタ持参で「買い出しの摩擦」を見事に解消している私たち。
ただし、夫婦ともども「食いしん坊」であるため、ひとつだけ例外があります。
それは飲食のデリバリーアプリ「DoorDash(ドアダッシュ)」です。どうしても食べたい絶品料理のお店が歩いていくのが難しい場合に限り、普通にお店で食べるより配達手数料や値段が跳ね上がることを完全に承知の上で、たまに利用してしまいます。
「そういう仕組みなら使わない」という割り切りと、どうしても抗えない「食いしん坊な本能」。この2つの間を行ったり来たりしているのも、私たちのリアルなハワイ滞在の面白いところだと思っています。