三菱UFJニコスが海外事務手数料を4.5%に値上げ ― ハワイでカード払いの多い我が家が「見えない手数料」を見直した話


三菱UFJニコスなどが、海外でのカード払いにかかる「海外事務手数料」を引き上げる、というニュースが出ていました。海外事務手数料というのは、海外でカードを使ったとき、ドルなどの外貨を円に換算する場面で、こっそり上乗せされている手数料のことです。私たちはハワイ滞在中、食材の買い出しから夕方のハッピーアワーの会計まで、お金のやり取りをほとんどカード一枚で済ませています。だからこの手数料の話は、我が家にとってもなかなか他人事ではありませんでした。何がどう変わるのか、そして自分たちのカードはどうなるのか、順番に見ていきます。

ニュースのあらまし

三菱UFJニコスなど、海外事務手数料を4%台に値上げ JALカードなど影響 - TRAICY(トライシー)

三菱UFJニコスなど、海外事務手数料を4%台に値上げ JALカードなど影響 - TRAICY(トライシー)

三菱UFJニコスと同社フランチャイジー各社は、主に海外での外貨でのショッピング利用にともなう事務処理手数料(海外事務手数料)を税抜4.09%に改定する。 海外事務手数料は、外貨でのショッピング利用代金を円貨へ換算する際に […]

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TRAICY(トライシー)

ニュースの中身を整理すると、こんなところです。

  • 三菱UFJニコスと、同社のフランチャイジー(提携して同じ仕組みのカードを発行している会社)各社が、海外事務手数料を引き上げる
  • 新しい料率は、国際ブランドがVisa・Mastercardの場合は税込4.5%、JCBは税込4.34%、アメリカン・エキスプレスは税込4.3%。ただし一部のカードはこれと異なる
  • 始まる時期は、三菱UFJカードやフランチャイジー各社発行のカードが2026年11月16日の利用分から、NICOSカードが2026年11月6日の利用分から
  • JALカードのうち、Visa・Mastercard・アメリカン・エキスプレスの3ブランドは三菱UFJニコスの提携で発行されているため、この値上げの対象に入る

Visa・Mastercardで税込4.5%という数字を見て、へぇ、そこまで来ているのかと思いました。為替レートそのものが円安で重たいところに、さらに上乗せの料率が上がる、という話なので、海外でカードを使う身としてはちょっと気になります。

海外事務手数料って、そもそも何だっけ

ハワイでレストランの会計をカードで払うと、その場ではドルで金額が決まります。でも私たちの手元に届く請求は円建てです。このドルから円への換算をするときに、その日の為替レートに加えて、カード会社が数%を上乗せして請求します。これが海外事務手数料です。

ふだんカードを使っていると、レシートにも明細にも「手数料」という独立した項目では出てきません。為替レートに溶け込む形で乗っているので、なかなか気づきにくいんですよね。私たちも、ハワイで何年もカードを使ってきたわりに、この手数料を正面から見つめたことは、実はあまりありませんでした。

この手数料そのものは、今に始まったものではなく、どのカードにも昔から設定されています。今回のニュースは、新しく手数料ができるという話ではなく、その料率が引き上げられる、という話です。

ハワイで長く過ごすほど、この手数料は効いてくる

我が家のハワイは、一回の滞在をなるべく長めにとるスタイルです。短い旅行を何度も繰り返すより、ゆっくり腰を据えたほうが、私たちには合っています。

そして滞在中の支払いは、ほぼ全部カードです。朝に飲むコーヒー豆やフルーツ、晩酌のためのビール、夕方のハッピーアワーの会計、出かけるのが面倒な日にABCストアでさっと買うポキ。こまごました出費の一つひとつを、現金ではなくカードで切っています。マイルが貯まるANAのカードに、できるだけ支払いをまとめておきたい、という気持ちもあります。

そうなると、海外事務手数料の料率は、滞在中ずっと、あらゆる支払いについて回ることになります。一回の食事だけ見れば小さな差でも、長い滞在で何でもカード払いとなると、塵も積もって、というやつです。だからこのニュースを見て、まず気になったのは「自分たちのカードは今、何%なんだろう」ということでした。

我が家のカードはどうなのか、見てみました

今回値上げを発表したのは、三菱UFJニコスと、その提携で同じ仕組みのカードを出している会社です。記事で名前が挙がっているJALカードのVisa・Mastercard・アメックスも、この提携で発行されているために対象に入ります。

では我が家はどうかというと、ハワイの支払いに使っているのはANAのVisaカードです。これを発行しているのは三井住友カードで、今回値上げをする三菱UFJニコスとは別の会社になります。ということで、私たちのメインカードは、ひとまず11月の値上げの対象には入っていませんでした。

ただ、せっかくなので、自分のカードの海外事務手数料が今いくらなのかも、ついでに確認してみました。我が家のANAのVisaカードは、税込3.63%でした。これはこれで、結構高いなぁというのが、数字を見たときの感想です。今回値上げするカードの4.5%と並べればまだ低い方ではありますが、ふだん意識しないうちに、これだけの料率が為替レートに乗っていたわけです。

そして一つ、頭をよぎったことがあります。こうやって他のカード会社が手数料を上げてくると、我が家のカードを発行している三井住友カードも、おそかれ早かれ似た水準まで上がるのかもしれない、ということです。確かめようのない、ただの予感ではありますが、たぶんそういうものなんだろうなと、今から少し覚悟だけしておこうと思いました。

今回あらためて分かったのは、同じVisaブランドのカードでも、発行している会社が違えば手数料は別、ということです。「Visaだから一律」ではなくて、自分のカードを誰が発行しているかで変わってきます。国際ブランドの違いでも料率は少しずつ動くようで、今回の三菱UFJニコスの場合も、JCBやアメリカン・エキスプレスはVisa・Mastercardよりわずかに低い数字になっています。

次のハワイ滞在の前に、一度カードを見ておこうと思います

今回のニュースは、我が家のカードが11月にすぐ値上げ、という話ではありませんでした。それでも、自分のカードにもすでに3.63%という手数料が乗っていること、そしてこの先もっと上がるかもしれないことを、改めて意識するきっかけにはなりました。

カードの明細や会員サイトを見れば、自分のカードの海外事務手数料が今いくらなのかは確認できます。次のハワイ滞在の前に、財布に入っているカードがそれぞれ何%なのか、一度そろえて見ておこうと思います。国際ブランドや発行会社によって少しずつ違うので、ハワイで主に使うのはどれにするか、それを知ったうえで決められたら、気持ちとしても落ち着きます。

派手なニュースではありませんが、長く滞在してカードをよく使う私たちのような過ごし方だと、こういう地味な数字こそ、知っているかどうかで後からじわじわ効いてくるのかなと思います。

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出不精夫婦

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