ANAきた北海道フリーパスが4月以降も継続販売 ― 道央・道北の在来線3日間乗り放題+ANA FESTA券1000円分、札幌を防衛路線で使う我が家から見た使い道は?


JR北海道とANA(全日本空輸)が共同企画している「ANAきた北海道フリーパス」が、2026年4月以降も継続販売されているというニュースが出ていました。販売期間は2027年3月31日まで。ANA派で札幌や北海道に飛ぶ機会がある方にとっては、地味に使い道のある商品なので整理しておきます。

JR北海道とANA、「ANAきた北海道フリーパス」を継続販売 - TRAICY(トライシー)

JR北海道とANA、「ANAきた北海道フリーパス」を継続販売 - TRAICY(トライシー)

JR北海道と全日本空輸(ANA)は、「ANAきた北海道フリーパス」の販売を4月1日以降も継続している。 道央・道北エリアの座席未指定券を設定している在来線特急列車の普通車指定席の空席と、普通列車の普通車自由席が3日間乗り […]

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ANAきた北海道フリーパスとは ― 道央・道北の3日間乗り放題切符

まず商品の基本情報から。

  • 運営: JR北海道と全日本空輸(ANA)の共同企画
  • 対象エリア: 道央・道北の在来線
  • 内容: 座席未指定券を設定している在来線特急列車の普通車指定席の空席と、普通列車の普通車自由席3日間乗り放題
  • 指定席利用回数: 4回まで
  • 価格: 大人 16,670円 / 25歳以下 13,990円
  • 付属: ANA FESTA利用券 1,000円分(札幌/千歳・旭川・稚内の各空港店舗で利用可)
  • 追加特典: 稚内・旭川の空港連絡バス割引、一部施設での割引・プレゼント

「座席未指定券を設定している特急列車の指定席の空席」というのは、JR北海道で言う「えきねっとトクだ値」「ライラック」「カムイ」「すずらん」などのことで、札幌-旭川や札幌-室蘭などを走る特急の指定席を、空席のある範囲で4回まで使えるイメージです。指定席が満席なら自由席へ、というハイブリッド運用ができる切符ですね。

販売場所は新千歳空港駅の券売機

販売場所は新千歳空港駅の指定席券売機・音声案内券売機。つまりANAで新千歳に着いてから、空港でそのまま買って使い始められる動線。

販売の入り口を「新千歳空港駅」に限定しているのは、ANA共同企画らしい設計で、ANA便で北海道に降り立つ旅行者をJR北海道のネットワークに繋ぐという商品の意図がよく出ています。逆に言うと、新千歳以外(旭川空港・函館空港等)で降りる方や、本州から北上してきた方は買えない切符ということになります。

ANAマイル・ステイタス絡みの言及は今回の発表に無し

ANAファンとして気になるのは「マイル積算は付くの?」「SFCやプレミアム特典との接続は?」あたりですが、今回の発表記事ではマイル積算・ステイタス連動の話は明示されていません。ANAの便を購入する時の通常マイル積算は当然付くとしても、このパス購入自体に追加マイルが乗るような特典があるかどうかは、ANA公式または購入時の案内を見て確認した方が良さそうです。

ANA FESTA利用券1,000円分は、空港でビールやおつまみ・ちょっとしたお菓子を買う時には地味に使える金券。出発前に新千歳のANA FESTAで翌日の機内で食べるおつまみや、ちょっとしたお土産を買うのに普通に使い道があります。

札幌を防衛路線として使う我が家から見た使い道

ここから我が家の話。

私たちは札幌をANAの「防衛路線」のひとつとして使っています。PP(プレミアムポイント)を積みつつ、宿泊は札幌プリンスホテル。アメックス・プラチナ特典でプリンスホテルの上級会員になれているので、朝食無料の特典が地味に効いていて気に入っています。夜はホテル内のラウンジでカクテルタイムというパターンではなく、近場でご近所飲みを楽しむ、というのが基本スタイル。札幌に行く目的が「美味しく飲み食いしつつPPを稼ぐ」という効率重視なので、札幌から先の道内移動はほとんどしていないのが正直なところです。

なのでこの「ANAきた北海道フリーパス」を、我が家がフル活用するかというと、現状は使い道が限定的です。3日間乗り放題のうち、おそらく1〜2回しか乗らない計算になるので、単純な往復切符の方が安いかもしれません。

ただ、こんな使い方なら我が家にも刺さりそうだなと思いました。

  • 札幌+旭川(2拠点滞在): 札幌プリンスで2泊、旭川で1泊、というルートなら特急ライラック/カムイで往復することになって、フリーパスの元が取れる
  • 札幌+小樽(日帰り): 札幌から小樽の日帰り観光を入れる滞在なら、特急で往復+小樽の市内も含めて使える(普通列車の自由席もカバー範囲)
  • 新千歳→札幌の直行往復だけでも: 快速エアポートに乗るだけの旅でも、ANA FESTA券1,000円分の元が取れるか取れないかの境界線
  • 稚内・旭川の空港連絡バス割引: 道北まで足を伸ばす方には、空港連絡バスの割引が地味に効く

我が家の現在の札幌滞在スタイル(札幌プリンスで朝食を頂いて、夜は近場で外飲み)ではフル活用は難しいですが、もし将来「札幌から旭川や小樽に脚を伸ばしてみよう」という気分になる滞在があれば、その時はまず思い出したいパスではあります。

4月以降の継続販売=ANA派の防衛路線層を引き続き取り込みたい意図

ニュースとして読み取れるポイントですが、ANAきた北海道フリーパスが2027年3月31日まで継続販売になったのは、ANAと JR北海道の両方が「ANAで北海道に来てJR北海道のネットワークを使う旅行者層」を引き続き重視しているサインだと思います。

ANA派からすると、札幌・新千歳路線は防衛路線として安定的に使いたい場所。そこに「来てくれたらJR北海道もお得に使えますよ」という商品が継続的に提供されているのは、ANAエコシステム内で北海道との接続を強める動きとして覚えておくと良さそうです。

まとめ:ANAで北海道に飛んで道内を回る方への商品

  • ANA+JR北海道共同企画「ANAきた北海道フリーパス」が2027年3月31日まで継続販売
  • 道央・道北の在来線特急指定席(空席)+普通列車自由席が3日間乗り放題(指定席4回まで)
  • 価格: 大人 16,670円 / 25歳以下 13,990円、ANA FESTA利用券 1,000円分付き
  • 販売は新千歳空港駅の券売機のみ(ANAで新千歳に着いてから購入する動線)
  • 稚内・旭川の空港連絡バス割引も付帯
  • 札幌で完結する我が家のスタイルではフル活用は難しいが、札幌+旭川や札幌+小樽のような道内2拠点滞在ならハマる商品
  • ANAステイタス・マイル積算の追加特典は記事中で明示されていないので、ANA公式で要確認

ANA派で札幌だけでなく道央・道北まで脚を伸ばしたい方には、まず思い出したい切符として頭の片隅に置いておくと良さそうな商品でした。

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出不精夫婦

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