ホノルル動物園にパンダ誘致構想? 歩いて行ける距離でも「並ぶ系」は見送りたい話


ホノルル動物園にパンダが来るかもしれない、というニュースを見かけました。 第一印象は「へぇ」…のあと、ちょっと間を置いて「えっ、でもパンダって、並ぶやつじゃない?」です。ワイキキから歩いて行ける距離にあるという立地は私たち的には100点満点なんですが、「並ぶ」「炎天下」という2ワードが出てきた瞬間、行く気がスッと引いていく。正直なところをまず書いておきます。

ニュースの要点

Blangiardi looks to bring giant pandas to Honolulu Zoo after accreditation extended | Honolulu Star-Advertiser

Blangiardi looks to bring giant pandas to Honolulu Zoo after accreditation extended | Honolulu Star-Advertiser

The Honolulu Zoo has once again been accredited by the Association of Zoos and Aquariums, city officials announced today.

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Honolulu Star-Advertiser

ざっくり整理するとこんな感じです。

  • ホノルル動物園のAZA(アメリカ動物園水族館協会)認定が、2030年まで4年間延長された
  • ブランジアルディ市長が4月20日〜5月2日にかけて中国を訪問中。成都のパンダ保全研究プログラムも視察予定
  • 市長は「文化交流・経済機会・国際パートナーシップの一部」としてパンダ誘致を構想
  • 実現には「両国間の慎重な調整と合意」が必要で、協議自体は1年以上前から進行中
  • すでにサンディエゴ動物園やワシントンD.C.のナショナルズーはパンダを保有している

動物園の認定自体は普通に延長ニュースで、そこに市長のパンダ構想がくっついた、という流れです。まだ「来ることが決まった」という話ではなく、「市長が現地視察に行ってる」段階。

ホノルル動物園、実は立地はめちゃくちゃいい

ここ、地味にポイントだと思っているんですが、ホノルル動物園ってワイキキのカラカウア通りを東に歩いていった突き当たり、カピオラニ公園の隣にあります。ワイキキのホテルからサンダルで歩いて行ける距離。私たちの「歩いて行けるかどうか」を第一基準にすると、これは相当珍しい優等生なんですよね。

アウトレットに行くには遠いし、ドン・キホーテは敬遠しているし、ダウンタウンまで出るのも億劫。そんな中で、動物園だけは「やろうと思えば徒歩でたどり着ける」。これは普通にありがたい話です。

…なんですが、問題は別にあります。

「並ぶ系」に私たちが弱いという構造的欠陥

ここが今日の本題です。パンダというのは、どの国の動物園でも間違いなく看板アトラクションになる生き物で、サンディエゴでもワシントンでもあの前は必ず人だかりがしています。チケット購入で並び、入場で並び、パンダ舎の前でさらに並ぶ。3段構えの行列。

私たちは基本的に「並ばない」を信条にしていて、ワイキキの人気店でも30分待ちと聞いたら即座に「あー、じゃあ別のとこ行くか」と切り替えます。そこに、ハワイの強い日差しと南国の湿気が加わる動物園の行列に、わざわざ歩いて向かう? 考えただけで汗が出てきます。

しかも動物園って、朝イチで行かないと動物がダレてきて寝るじゃないですか。私たちの朝はライオンコーヒーと窓からの風で始まる、ゆるっとしたルーティンです。「朝イチで動物園へGO」という機動力は、正直言ってもう私たちの生活パターンには組み込まれていない。

「ハワイに来てまで動物園」問題

もうひとつ正直に言うと、ハワイに来てまで動物園に行くか問題。これも毎回、滞在中に頭をよぎってはスルーしているテーマです。

動物を見るのが嫌いなわけじゃありません。ただ、ハワイにいる間はコナブリューイングのIPAと部屋から見える空と、歩いて数分で行けるハンバーガー屋(Betty’s burgerとかHI Burgerとか)と、そういう「ご近所だけで完結する幸せ」の密度が濃すぎるんですよね。動物園のために半日を差し出すと、晩酌開始時間が確実に後ろ倒しになる。これが許容できない。

パンダが来ようがコアラが来ようが、私たちの晩酌の方が優先順位が高い。書いていて「われながらだいぶ怠惰だな」と思いますが、これが偽らざる本音です。

じゃあ、このニュースをどう受け止めるか

とはいえ、このニュース自体は冷ややかに見ているわけではなく、むしろホノルルにとってはいいニュースだと思っています。

  • 動物園のAZA認定が2030年まで維持されるということは、施設としての信頼性が担保されたということ。認定を一度失った過去(2016年)があるので、これは素直に良い話
  • パンダ誘致が実現するかどうかは置いといて、市長が「国際交流・経済機会」という軸で動いているのはハワイの観光産業にとってプラス要素
  • 近年はPGAツアーの撤退ニュースとか、ハワイから観光コンテンツが抜ける話が多かった中で、こういう「来るかも」系の話は貴重

なので、誘致が実現するなら素直に応援したい。ただ、私たちは多分初日から並ばないと思います。ほとぼりが冷めた数年後、平日の閉園間際にサラッと寄って「あ、いたいた」で終わらせるのが私たちらしい楽しみ方かなと。

結論:立地は満点、でも並ぶ気はゼロ

まとめるとこんな感じです。

  • ホノルル動物園は、ワイキキから歩いて行ける距離にある数少ない観光スポット。立地だけなら私たち好み
  • でもパンダが来たら確実に行列になる。並ぶのが嫌いな人間にとっては、立地の良さと行列ペナルティが相殺される
  • ハワイ滞在中の時間は、晩酌の方が優先度が高い。パンダは日本の動物園でも見られる
  • とはいえ動物園の認定更新は素直に良いニュース。誘致が実現したら、落ち着いた頃にのんびり見に行くくらいが身の丈に合っている

結局、「ワイキキの部屋でコナブリューイングを開けてのんびりする」という選択肢に勝てるものは、そうそうないんですよね。パンダが来ても、たぶん私たちは窓の外を眺めながらビールを飲んでいます。

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出不精夫婦

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