キャセイ「ザ・ウィング」香港ファーストクラスラウンジが4月22日リニューアル。ANA一筋の私たちには眩しすぎる話
キャセイパシフィックの香港ファーストクラスラウンジ「ザ・ウィング」が、まさに今日4月22日にリニューアルオープンするらしいです。プレスリリースの写真を見た瞬間、「うわ、眩しい…」と思わず画面から少し目を離しました。ラウンジ自体は大好物なので気になって記事を追ってしまったんですが、結論を先に言うと、私たちには完全に縁がない世界でした。
ニュースの事実
キャセイパシフィック航空、香港国際空港のファーストクラスラウンジ「ザ・ウイング」を4月22日オープン - TRAICY(トライシー)
キャセイパシフィック航空は、香港国際空港にファーストクラスラウンジ「ザ・ウィング」を4月22日にオープンする。 ロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏が率いるスタジオイルゼ(StudioIlse)とのコラボレーシ […]
ざっくりまとめると、香港国際空港ターミナル1の東側にあるキャセイのファーストクラス専用ラウンジ「ザ・ウィング」が、ロンドン拠点のデザインスタジオとコラボして大幅リニューアル。グリーンオニキスのバー、ウォールナット材、中国の伝統建築を意識した花崗岩の床。中華レストラン「Mott 32」と提携したアラカルトのダイニング、個室のマッサージブース、完全個室のワークスペース…要素を並べるだけでクラクラしてきます。
「ラウンジ至上主義」の私たちでも、これは別世界
普段から「ラウンジがあるかないか」はホテル選びでも航空会社選びでも重要な判断基準にしているくらいには、私たちもラウンジが好きです。ヒルトンのエグゼクティブラウンジのカクテルタイムで、無料のビールとちょっとしたおつまみをつまみながらダラダラ時間を溶かすのが至福。ANAのラウンジでは、温かいうどんかそばを食べてビールを飲む、というのが定番の過ごし方になっています。搭乗前の腹ごしらえとしてちょうどいいんですよね。
そんな私たちから見ても、キャセイのファーストクラスラウンジの世界観はちょっと異次元というか、「ここで何をすればいいんだろう…」と戸惑うレベルです。個室でマッサージを受けて、Mott 32の中華を食べて、アフタヌーンティーをキメて、ビストロで一杯やる。いやいや、搭乗までの数時間でそんなに詰め込めないし、詰め込んだところで機内食が入らなくなるやつじゃないですか。
そもそも香港経由でハワイには行かない
ニュースを読みながら冷静に考えたんですが、私たちがキャセイのファーストクラスに乗る未来がまず想像できない。
いつもの通り、マイルの使い道は「ハワイ」と「メキシコ」の特典航空券一択。ハワイはANAのフライングホヌ(A380)のプレミアムエコノミーが定番で、飛行時間も短めだし機内食も十分豪華。わざわざビジネスにすら上げずに「プレエコで十分」と割り切っているくらいです。香港経由でどこかへ行く動機が、そもそもない。アジア路線は現金・有償で乗ることが多いですが、それも長くてもせいぜい数時間の話。ラウンジで仮眠する必要もないし、マッサージを受けるほど疲れるフライトでもない。
もっと正直に言うと、ファーストクラスラウンジに入れるステータスを維持するためにお金や手間をかけるくらいなら、その分ハワイの滞在日数を1日でも伸ばしたい派です。ホクラニの部屋で、窓を全開にしてコナブリューイングのビッグウェーブをダラダラ飲んでいる時間のほうが、私たちにとっては圧倒的に豊かなので。
ラウンジで欲しいのは「豪華さ」じゃなくて「ちょうどいいダラダラ」
過去に、会費がそこそこするカードの付帯ラウンジを「せっかくだから」と使いまくろうとして、結局持て余して解約した経験があります。銀座のダイナースラウンジにも一度行きましたが、そもそも私たちは銀座でブラブラ買い物するタイプじゃない。目的の店で用事が済んだら帰るだけなので、途中で休憩する場所そのものが要らなかった、という身も蓋もないオチでした。
同じ話で、キャセイのファーストクラスラウンジも、「仮に入れたとしても持て余す」気がしてならないんですよね。個室ワークスペースでカタカタ仕事するタイプでもないし、マッサージは機内で寝て回復するタイプだし、Mott 32の中華は、どうせなら市内のレストランで出来立てをビールと一緒にやりたい。
私たちがラウンジに求めているのは、「美味しい温かい食事と美味しいお酒が、人目を気にせずゆっくり楽しめること」、これに尽きます。ANAのラウンジでうどんをすすってプレモルか一番搾りをグラスで飲んでいる時間が、やっぱり一番しっくりくる。エコノミーの機内食とお酒より確実に美味しいし、あれで十分すぎます。
結論: ラウンジ好きでも、一途な私たちは傍観者で十分
ニュースとしては「ああ、キャセイすごいな」「香港経由で長距離行く人には最高だろうな」と素直に思います。同時に、私たちのハワイ往復とANA一筋の生活にはやっぱり関係ない世界だなと、我に返る感じもある。
キャンペーンで大量マイルがもらえるカードがあっても「もうこれ以上は作らない」と決めているのと同じで、ラウンジについても「羨ましい」より「私たちには使いこなせない」のほうが先に来るようになりました。結局、今夜もホクラニの部屋で窓を開けてコナブリューイングを飲むほうが、私たちにはずっと似合っている気がします。