ワイキキのクヒオ通り、アンバサダーホテルに入っているレストラン「フェイバリット・サン(Favorite Son)」は、毎日朝7時から夜10時まで開いていて、パウハナ(ハワイでいうハッピーアワー)は毎日午後4時から6時です。地元のテレビ局 Hawaii News Now が、学生さんや飲食業で働く人向けの割引とあわせて紹介していました。午後4時というと、私たちが部屋で飲み始める時間とほぼ同じ。気になって、ホテルの公式サイトまで見に行ってしまいました。曜日ごとの催しとメニューの値段を、表にして並べておきます。
ニュースのあらまし
Hawaii News Now が9月12日(ハワイ時間)、グルメのコーナー「What’s Cooking」で、ワイキキのレストラン「フェイバリット・サン」を取り上げました。見出しでは、ワイキキの新しいレストランとして紹介されています。お店があるのは、クヒオ通り2040番地のザ・アンバサダー・ホテル・オブ・ワイキキ(The Ambassador Hotel of Waikiki)。ホテルの公式サイトを見ると、ヒルトンのホテルブランドのひとつ「Tapestry Collection by Hilton」に入っているホテルでした。ヒルトンの名前を見かけると、それだけで少し親しみがわいてしまうのは、ヒルトン派の性分ですね。
New Waikiki Restaurant, Favorite Son offers all-day dining, discounts
A new dining destination in Waikiki is bringing people together by serving local food any time of day.
Hawaii News Now によると、厨房を率いるのはエグゼクティブシェフの Justus Keliehor さん。これまで Basalt Waikiki、Hideout at The Laylow、Ritz-Carlton Turtle Bay で料理のチームを率いてきた人で、忙しい家族や地元の人たちにとって「家の延長」のように感じてもらえるお店を目指している、といった内容が紹介されています。営業は毎日朝7時から夜10時、パウハナは毎日午後4時から6時。(英語の記事を日本語にまとめたもので、そのままの訳ではありません)
ホテルの公式サイトのお店のページでは、ハワイで生まれ育ったものへの敬意を込めたお店、という紹介になっていました。Hawaii News Now の見出しにも「all-day dining(一日を通しての食事)」とあるとおり、朝ごはんから夜のメインまで、同じお店で食べられるのが売りのようです。
営業時間と、曜日ごとの催し
ホテルの公式サイトに出ていた案内を、曜日ごとに並べるとこうなります。
| いつ | 内容(ホテル公式サイトより) |
|---|---|
| 毎日 | 営業は朝7時〜夜10時 |
| 毎日 | パウハナは午後4時〜6時 |
| 月曜 | 決まった値段のコースの日「Pre-fixe Monday」(近日開始) |
| 火曜 | Tacos & Tequila(対象のタコスとテキーラが特別価格) |
| 金曜 | プライムリブの夜(10オンスで48ドル) |
| 土曜 | Waikiki Swim & Social でDJのプールパーティー(午後1時〜5時・入場料なし) |
| 日曜 | 飲食業で働く人の夜(午後8時〜閉店・50%引き) |
曜日ごとに何かしら用意されていて、毎日同じ調子でお店を開けるというより、曜日ごとに来てほしいお客さんを少しずつ変えている印象です。土曜の午後にプールでDJ、というのはワイキキのホテルらしい催しですね。私たちがそこに混ざる姿はあまり想像できませんが、にぎやかな週末の午後が好きな人には楽しい時間なんだと思います。
公式サイトには、屋外の中庭の席で飲んだり食べたりおしゃべりしたりしてほしい、といった一文もありました。曜日ごとの催しは入れ替わることもあるので、狙って行く日が決まっているなら、お店に確かめてから出かけるのが安心です。
メニューと値段は、ホテルのお店らしい並び
公式サイトのメニューから、目についたものを抜き出してみました。
| 種類 | 品物 | 値段 |
|---|---|---|
| つまめる一皿 | Roasted Spiced Carrots(スパイスをきかせて焼いたにんじん) | 14ドル |
| つまめる一皿 | Hawaii Island Crudo | 22ドル |
| つまめる一皿 | Favorite Son Poke(ポケ) | 24ドル |
| ライスボウル | Teriyaki Chicken(照り焼きチキン) | 26ドル |
| ライスボウル | Hawaiian Ahi Poke(アヒポケ) | 29ドル |
| ライスボウル | Loco Moco(ロコモコ) | 28ドル |
| サンドイッチ | Local Fresh Catch Sandwich(地元でとれた魚のサンド) | 28ドル |
| サンドイッチ | Prime Rib French Dip(プライムリブのフレンチディップ) | 29ドル |
| 夜のメイン(午後5時以降) | Guava BBQ Pork Ribs(グァバのバーベキューソースのポークリブ) | 34ドル |
| 夜のメイン(午後5時以降) | Roasted Local Catch(地元の魚のロースト) | 35ドル |
| 夜のメイン(午後5時以降) | Signature Garlic Shrimp(ガーリックシュリンプ) | 38ドル |
| 朝ごはん | Loco Moco(ロコモコ) | 28ドル |
| 朝ごはん | Steak and Egg Sandwich(ステーキと卵のサンド) | 25ドル |
| 朝ごはん | Bacon Egg & Cheese Sandwich(ベーコン・卵・チーズのサンド) | 19ドル |
| デザート | Chocolate Almond Cake(チョコレートとアーモンドのケーキ) | 14ドル |
| デザート | Mango Pot de Creme(マンゴーのポ・ド・クレーム) | 12ドル |
フレンチディップは、薄切りのローストビーフを挟んだサンドを肉汁のスープにつけて食べるもの。ポ・ド・クレームは、小さな器で固めたカスタードのようなフランスのデザートのことです。
ロコモコは28ドル
ロコモコは、朝ごはんの欄にもライスボウルの欄にも28ドルで出ていました。1ドル150円で計算すると4,200円ほど。ここに税金とチップが乗るので、ホテルのお店で座って食べる一皿は、今のワイキキだとこのくらいになるんだなぁ、というのが率直な感想です。
ロコモコは、私たちもハワイでいろいろ食べてきた一皿です(その話はハワイのロコモコのランキングにまとめています)。ワイキキで最近当たりだったのは、HI Burger のロコモコと、ABCストアのロコモコスプリーム。どちらも持ち帰りの一皿でした。
朝は部屋のキッチンでライオンコーヒーを淹れて、フルーツで軽く済ませるのがいつもの流れなので、朝7時の開店にお世話になる機会はたぶんなさそうです。それでも、朝からしっかり食べたい人にとっては、7時から座れるお店がクヒオ通りにあるのは心強い話だと思います。
ポケとガーリックシュリンプ
ポケは、つまめる一皿が24ドル、ライスボウルが29ドルの2種類。滞在中の部屋飲みでポケはよく買うので、つい目が行きます。
夜のメインにはガーリックシュリンプが38ドルで並んでいました。私たちがワイキキで買うガーリックシュリンプは、フードトラックパークなどで持ち帰るプレートです。同じ名前でも、夜のメインとしてお皿で出てくるこちらは、別の料理と考えたほうがよさそうですね。
割引は、この街で暮らす人や働く人に向いたものが中心
Hawaii News Now の見出しにある「discounts(割引)」の中身も見ておきます。
- 学生証を見せると15%引き(ホテル公式サイトと Hawaii News Now の両方に記載)
- ホテルの宿泊客も15%引き(Hawaii News Now の紹介による)
- 日曜の夜8時から閉店までは、飲食業で働く人が50%引き
- お店を使うと、駐車場が3時間無料
- 公式サイトの「Paw Perks」(犬連れのお客さん向けの特典)には、水のお皿、テニスボール、季節の果物が並んでいます
眺めてみると、旅行で来ている私たちに当てはまりそうなものは、ほとんど見当たりませんでした。宿泊客の割引も、ここに泊まる予定のない我が家は使う場面がなさそうです。
そのかわり、日曜の夜に飲食業の人が半額になる、という仕組みはいいなぁと思います。ワイキキはホテルやレストランで働く人の多い街なので、仕事を終えた人たちがひと息つける場所があるのは、働く人にとってもお店にとっても悪くない話なんでしょうね。
日曜の夜8時というと、午後3時過ぎから部屋で飲んでいる私たちは、もうすっかり出来上がっている時間です。その時間にお店をのぞくことはまずありませんが、同じ街で働く人たちが週末の終わりにここで乾杯している様子を想像すると、ちょっと温かい気持ちになります。
駐車場の3時間無料は、車で動く人にうれしい一行
我が家はレンタカーを借りずに、歩きとバス、配車アプリで動いているので、駐車場の特典を使う場面はありません。それでも、ワイキキで車を停めるとなると、停める場所と料金のことはどうしてもついて回ります。壊れたパーキングメーターのように、停めたあとの手間もなかなかのものです。
Hawaii News Now の書き方だと、お店で駐車の認証(バリデーション)を受けて3時間無料になる形のようです。食事をすれば3時間は停めておける、というのは、レンタカーで動いている人にはメニューの値段と同じくらい大事な情報かもしれません。どこに停めて、どう手続きするのかは、お店で確かめてから使うのが確実です。
パウハナの午後4時は、我が家の飲み始めとほぼ同じ
私たちの晩酌は、午後3時から4時ごろに部屋で始まって、ビールからワインへと数時間かけてのんびり進みます。基本は部屋飲みですが、お店でしか飲めないお酒がハッピーアワーでお得になるなら、お店で飲むのも好きです。ビーチウォークのヤードハウスのハッピーアワーは、アペタイザーが半額になるので滞在中に一度は必ず行きます(ドラフトビールは半額ではなく、2〜3ドル安くなる程度です)。
フェイバリット・サンのパウハナについては、ホテルのトップページに「クラフトカクテル、地元のビール、みんなでつまめる小皿」を楽しめる、といった書き方がありました。ただ、何がいくらになるのかまでは公式サイトに出ていません。地元のビールがどのくらい安くなって、小皿がいくらになるのか。そこが分かるまでは、行くか行かないかを決めきれない、というのが今の気持ちです。パウハナの中身が分かったら、一度は午後4時に合わせてのぞいてみたいと思っています。
火曜のタコスとテキーラの夜は、奥さんがテキーラのような蒸留酒を得意としていないので、我が家には少し合わないかもしれません。タコスのほうは、フードトラックパークのビリアタコスを好んで食べるくらい好きなんですけどね。
金曜のプライムリブ48ドルに、つい反応してしまう理由
表のなかで、夫がいちばん長く見ていたのは金曜のプライムリブでした。10オンス(約280グラム)の肉に、焼き野菜とポテト、肉汁のソースが付いて48ドル。1ドル150円で計算すると7,200円ほどです。
反応してしまうのには理由があります。ロイヤル・ハワイアン・センターのウルフギャング・ステーキハウスのハッピーアワーには、以前はハワイに行くたびにほぼ毎回通っていました。お目当てのコース「TASTE OF NEW YORK」は、昔は40ドルくらい。それが年々上がって、ウルフギャングの屋外テラス「W Lanai」が1周年を迎えた2026年7月に調べたときは83.95ドルでした。味は今もおいしいと思っていますが、ステーキだけを40ドルくらいで出してくれたらまた通い始めるだろうなぁ、というのが夫の本音です。
ステーキハウスの熟成肉のコースとプライムリブは作り方の違う別の料理なので、並べて比べるものではありません。それでも、肉と付け合わせで40ドル台という数字を見ると、夫は「40ドル台かぁ」とつぶやいてしまうわけです。
ただ、プライムリブの夜が何時から始まるのかは、公式サイトには書かれていませんでした。夜のメインは午後5時からなので、同じように夕方以降だとすると、午後3時から部屋で飲み始めている私たちには、出かけるのが少し億劫な時間です。肉が好きなのは夫のほうで、奥さんはそこまで肉に寄らないこともあって、今のところは表を眺めて終わりそうです。
まとめ
ワイキキのクヒオ通り、ザ・アンバサダー・ホテル・オブ・ワイキキに入っている「フェイバリット・サン(Favorite Son)」は、毎日朝7時から夜10時まで営業、パウハナは毎日午後4時から6時です。学生証の提示で15%引き、日曜の夜8時から閉店までは飲食業で働く人が50%引き、お店を使うと駐車場が3時間無料。曜日ごとに、火曜のタコスとテキーラ、金曜のプライムリブの夜(10オンスで48ドル)、土曜のプールでのDJパーティーが用意されていました。
営業時間・曜日ごとの催し・メニューの値段は、2026年9月にホテルの公式サイトで確かめたものです。宿泊客の割引とシェフの経歴は、9月12日付の Hawaii News Now の紹介によります。パウハナで何がいくらになるのかは公式サイトに出ていなかったので、そこを目当てに行く方は、お店に確かめてから動くのが確実です。
私たちはといえば、パウハナの中身が分かるまでは、午後4時の数字を横目に部屋でビールを開けることになりそうです。それでも、飲み始めと同じ時間にお得になるお店がクヒオ通りにひとつ見つかったと思うと、次の滞在の楽しみが少し増えた気がしますね。











