円相場が40年ぶりの安値、1ドル161円台へ ― 円安が続くハワイ旅行を、嘆くより楽しく回す我が家の工夫
ハワイに通う身として、見て見ぬふりができないニュースが出ていました。円相場が、1ドル161円台まで下がったというのです。しかもこれは、1986年以来となる40年ぶりの安値とのこと。日本からハワイに行く私たちにとって、円安は旅費にそのまま効いてくる話なので、まずは落ち着いて中身を眺めてみます。
Yen teeters on cusp of 40-year low as BOJ hike fails to stem rout | Honolulu Star-Advertiser
LONDON/SINGAPORE >> The dollar held firm against most peers today, as a peace deal between the United States and Iran hung in the balance, pinning the yen around a two-year low, a break past which would take the Japanese currency to its weakest in 40 years.
ニュースのあらまし
円相場が、対ドルで1ドル161円台まで下がりました。ある夜には161円80銭あたりまで進む場面もあったそうで、これは1986年以来、およそ40年ぶりの円安水準です。さらにこの先、162〜163円まで進む可能性も指摘されています。
見逃せないのは、日本銀行が今週、金利を引き上げた(利上げをした)ばかりだという点です。利上げというのは、ふつうなら円が買われて円高に振れやすくなる方向の動きです。ところが今回は、その利上げをもってしても円安の流れが止まらなかった、という状況になっています。
なぜ円安が止まらないのか
理屈の細かいところは専門家に譲りますが、ニュースで挙げられている理由をかみ砕くと、だいたい次のようなことのようです。
- 日本とアメリカの金利の差: 日本が利上げをしたとはいえ、アメリカの金利のほうがまだずっと高い。お金は金利の高いほうに流れやすいので、ドルが買われて円が売られる
- アメリカでさらに金利が上がるかも、という見方: アメリカの中央銀行の中で、年内にもう一段の利上げを見込む人が増えている
- 日本の財政への心配: 政府の支出が膨らむのではないか、という懸念が円を売る材料になっている
そのうえで、「当面はドルが強い流れが続きそうだ」という見方や、「行き過ぎれば、日本が為替介入(国が市場で円を買って、円安にブレーキをかける動き)に出るかもしれない」という指摘も出ています。
ハワイ旅行にどう効くか ― でも、嘆いてばかりもいられない
円安が進むと、ハワイでの支払いは、円に直すとどうしても高くつきます。同じ10ドルのハンバーガーでも、1ドル140円の頃と161円の今とでは、円で払う金額がまるで変わってきます。ここにチップや税金まで乗ってくると、外で食べる一食の重みは、数年前とずいぶん違うものになりました。
とはいえ、レートを眺めて嘆いていても、旅が楽しくなるわけではありません。我が家は昔から、円安や物価高に対しては「困ったねぇ」で終わらせず、「だったらこうすればいいか」と工夫でかわすほうが性に合っています。円安は確かに痛いけれど、それでハワイ滞在そのものをあきらめるのは、私たちの趣味ではありません。
我が家の、円安とのつきあい方
具体的に、我が家がいつもやっている工夫をいくつか挙げてみます。どれも特別なことではなくて、出不精なりの地味な積み重ねです。
- 滞在先のキッチンで自炊する: 定宿のHGVのお部屋にはキッチンがあるので、ローカルのスーパーで買ってきたお肉や野菜を焼くだけでも、立派な一食になります。外食を一回キッチンに置き換えるだけで、円安ぶんはかなり吸収できます
- ご近所のハッピーアワーを使い倒す: ワイキキ周辺のお店は、夕方の早い時間帯にお得な値段でお酒とおつまみを出してくれるところが多いです。同じお店でも時間を選ぶだけで、払う金額がぐっと変わります
- 現地のドルでチップ代をまかなう: ハウスキーパーさんへのチップなど、どうしても現金が要る場面は、ハワイの銀行に置いてあるドルでまかなう工夫をしています。そうしておくと、行くたびに円をドルに両替して、その日のレートにやきもきする、ということが減ります
こうして書き出してみると、どれも「円安だから始めたこと」ではなく、もともと我が家がのんびり続けてきた習慣ばかりです。結果として、それが円安のクッションにもなってくれている、という感じでしょうか。
まとめ ― レートは変えられないので、できることをのんびり
今回のニュースを、ざっと整理すると、こんな話でした。
- 円相場が1ドル161円台、1986年以来の安値に
- 日銀が利上げをしても円安は止まらず、162〜163円も視野に
- 背景は日米の金利差・アメリカの追加利上げ観測・日本の財政への心配
- 行き過ぎれば為替介入の可能性も指摘されている
為替のレートは、私たちの力ではどうにもなりません。だからこそ、変えられないところで気を揉むより、自分たちでコントロールできる「お金の使い方」のほうを少し工夫する。そのくらいの気の持ちようが、円安の時代にハワイを楽しく続けるコツなのかな、と思っています。痛い話ではありますが、嘆くより、次の滞在で何を作って食べようか、と考えるほうが、私たちには性に合っています。
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