ホノルル空港の近くでオポッサムが1匹捕まった ― ハワイが安心して過ごせる場所でいられる、地道な水際対策の話


ホノルルの空港のすぐ近くで、オポッサム(北米などにすむ有袋類の小動物)が1匹見つかって捕まった、というニュースを読みました。オポッサムはハワイにはもともといない動物で、貨物を扱う倉庫のコンテナの中にまぎれ込んでいたそうです。私たちはハワイへ行くたびにこの空港を使うので、「あのあたりでそんなことがあったのか」と、つい記事を最後まで読んでしまいました。出歩くのが苦手な我が家でも、滞在する場所の環境が気持ちよく保たれているかどうかは気になります。今回のニュースは、ハワイが安心して過ごせる場所でいられる理由を、あらためて考えるきっかけになりました。

ハワイの自然や生き物まわりのニュースは、つい気になります。今回の中身と合わせて、感じたことを書いておきます。

State captures opossum at warehouse near Honolulu airport | Honolulu Star-Advertiser

State captures opossum at warehouse near Honolulu airport | Honolulu Star-Advertiser

State authorities say they have captured a live opossum found at a freight forwarding warehouse near Daniel K. Inouye International Airport in Honolulu.

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ニュースのあらまし

事実の部分を、コンパクトにまとめます。

  • 5月21日の夜、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルルの空港)の近くにある貨物倉庫で、コンテナの中にいるオポッサムが見つかった
  • 倉庫の従業員が気づいて、すぐにコンテナを閉じた
  • ハワイ州の農業・生物防疫を担当する部署が対応し、罠を仕掛けて翌朝に捕獲した
  • オポッサムはハワイにはもともといない動物で、天敵がいないため、島の生態系や希少な鳥にとって脅威になるとして、持ち込みが禁じられている
  • 捕まえたオポッサムは、決められた手順にそって処分され、検査に回された。ほかにオポッサムは見つからなかった
  • ハワイでは過去15年ほどの間にも、各地でオポッサムが捕獲された事例が何度かある
  • 禁じられた動物を見かけたら通報するための、専用の電話番号も用意されている

ざっくり言うと、「ハワイに本来いない動物が、貨物にまぎれて入ってきそうになったのを、水際で見つけて捕まえた」という話ですね。

ハワイが「思ったより快適」なのは、自然にそうなわけじゃない

このニュースを読んでまず思ったのは、「ハワイが気持ちよく過ごせる場所でいられるのは、こういう地道な対策の積み重ねがあるからなんだな」ということでした。

ハワイは南の島ですから、本来はいろいろな生き物がいる土地です。それでも、滞在していて「環境がきれいに保たれているな」と感じられるのは、放っておいて自然にそうなっているわけではありません。今回のように、本来いない動物が外から入ってこないよう、空港や港で地道に見張る仕組みがあって、はじめて成り立っているんだと思います。

私たちは出歩くのが得意ではないので、滞在する部屋やその周りの環境が気持ちよく整っているかどうかは、わりと大事にしています。虫が得意な方でもないので、なおさらです。だからこそ、ハワイの環境を守るための地道な見張りには、静かにありがたいなと感じます。

空港で書く申告書も、同じ水際対策の一部

今回見つかったオポッサムは、貨物の倉庫にいたものでした。ただ、こうした水際の対策は、貨物だけの話ではありません。私たちのような旅行者にも、ちゃんと関わってきます。

ハワイに入るときには、持ち込む食べ物や植物について申告する手続きがありますよね。果物や肉、植物の種など、持ち込んでいいものといけないものが決められていて、旅行者はそれに沿って申告します。出歩くのも手間も好まない我が家にとって、ああいう手続きは「少し面倒だな」と感じる部分でもあります。

でも、今回のニュースを読むと、あの手間にもちゃんと意味があるんだなと思い直します。旅行者の荷物も、貨物のコンテナも、同じように「外から余計なものを持ち込まない」ための入口。空港で書く一枚の申告書も、ハワイの環境を守る地道な仕組みの、小さな一部なんですよね。

私たちは無駄な手間は好きではありませんが、意味のある手間なら、面倒でもちゃんとやろうと思えます。今回の申告のような手続きは、まさにその意味のある手間のほうだと、このニュースを読んで思いました。

地味なニュースだけど、対策が効いている証だと思う

もう一つ感じたのは、こういうニュースが時々流れること自体が、ハワイの水際対策がちゃんと働いている証なんだろうな、ということです。

オポッサムが1匹見つかって捕まった、というのは、派手な出来事ではありません。元の記事も短く、淡々としたものでした。でも、見つけて、捕まえて、きちんと対応した、という地味な積み重ねがあるからこそ、ハワイは本来いない生き物が増えずに済んでいるんだと思います。記事によれば、こうした捕獲はここ15年ほどの間にも何度かあったそうで、ずっと続けられてきた仕事なんですよね。

見つかった1匹は、決められた手順にそって処分されたとのことでした。生き物の話なので、明るい話題とは言いにくいところもあります。それでも、島の環境を守るために長く続けられている取り組みなんだなと受け止めると、静かにありがたく思えます。

まとめ

今回のニュースをひとことでまとめると、「ホノルルの空港近くの倉庫で、ハワイに本来いないオポッサムが見つかり、水際で捕獲された」ということ。短い記事でしたが、私たちには考えることの多いニュースでした。

出歩くのが苦手な我が家ですが、いえ、滞在する場所でゆっくり過ごす時間が長いからこそ、ハワイの環境が気持ちよく保たれていることはありがたく感じます。それは自然にそうなっているのではなく、空港や港での地道な見張りがあって成り立っているもの。次にハワイへ行って空港で申告書を書くときは、「これも環境を守る仕組みの一部なんだな」と、少し違う気持ちで書けそうです。

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