ANAスイートラウンジにダイソンのトラベル版ドライヤー設置 ― 使う機会はなさそうだけど、ニュースとしては面白い
ANAがスイートラウンジに「Dyson Supersonic Travelヘアドライヤー」を設置するというニュースを見て、最初に出てきた感想は「ほう、こういうのを置くんだなぁ」でした。ラウンジのドライヤーがダイソンのトラベル版に切り替わるというのは、地味だけど絵としては結構印象的な改修ですよね。
ただ、私たち自身はラウンジのシャワーを使ったことがないので、このドライヤーを実際に握る機会はたぶんないんですよね。それでもニュースとしては普通に面白かったので、距離感を整理しつつ書いてみます。
ニュースのあらまし
ANA、スイートラウンジにダイソンの新トラベルドライヤー設置 4月25日から順次導入 - TRAICY(トライシー)
全日本空輸(ANA)は、「ANA SUITE LOUNGE(ANAスイートラウンジ)」に、ダイソンの新製品ドライヤー「Dyson Supersonic Travelヘアドライヤー」を設置する。 「Dyson Supers […]
設置されるのは「Dyson Supersonic Travelヘアドライヤー」というトラベル特化モデル。羽田空港のスイートラウンジで4月25日から、成田空港のスイートラウンジで4月28日から順次導入されているとのことです。製品自体は現行版と比べて本体を32%小型化、質量を25%軽量化していて、ハンドバッグや機内持ち込み手荷物にも収まるサイズに仕上げてあるそう。ユニバーサル電圧対応なので、本来の用途は出張・旅行に持ち歩く想定なんでしょうね。
ANAが「自宅用のフルサイズ」ではなく、わざわざトラベル仕様の方を選んでラウンジに置いたのは、ちょっと面白いポイントです。ラウンジのカウンターやパウダールームの限られたスペースに収まりやすいという現場的な事情もあるのかもしれません。
2026年からスイートラウンジ自体は楽しみにしている
ここで少し、私たちのラウンジの使い方の話をさせてください。
2026年からスイートラウンジへのアクセス権をいただけるようになったので、ラウンジ自体は今年から実際に使う機会があるはずです。ただ私たちの主目的は、率直に言って「ラウンジで一杯やる」方。ANAラウンジ全般で言えば、温かいうどんとプレモルでスタートして、おつまみ系を少しつまみつつ、出発までの数時間をのんびり過ごす、というのが楽しみにしている過ごし方です。スイートラウンジになるとそこに食事・お酒のラインナップが上乗せされる形になりそうで、出発前の晩酌タイムとしてどんな感じになるかは普通に楽しみに構えています。
ただし、シャワーは使ったことがない
ここがこの記事の本題なんですが、私たちはラウンジのシャワーを使ったことがありません。理由はシンプルで、出発前の生活リズムが完全に「家風呂派」だから。
長距離便の前であっても、私たちは家でゆっくり湯船に浸かってから空港へ向かうのが定番です。時間に余裕を持って動くタイプなので、家を出る前にお風呂を済ませてしまえばそれで完了。空港やラウンジに着いてから風呂に入り直すという発想が、そもそも出てこないんですよね。これは「ラウンジのシャワーが嫌」というわけでもなんでもなく、家で済ませている方が気楽というだけの話です。
なので、シャワーの先にあるドライヤーやアメニティについても、これまで実機に触れる機会がほぼゼロのまま来ています。今回のダイソンのトラベル版が入るというニュースを見ても、「自分が使う」というシナリオが現実的に浮かばないのが正直なところです。
それでも、ニュースとしては面白い
ここからが少し別の話で、「自分が使うか」と「ニュースとして面白いと感じるか」は別物だと思っています。
ダイソンのドライヤーは家電の世界でも結構な存在感があるブランドで、そのトラベル特化モデルをわざわざラウンジ備品として採用するというのは、航空会社のサービス設計として面白い動きだなぁと感じます。普通に考えたら、業務用の据え置きドライヤーを選びそうなところで、あえて「持ち歩く前提のトラベル版」を選んだあたりに、デザインや使用感まで含めた演出意図が見えるというか。出張族の人が「これ、家にあるやつより良さそう」と感じてラウンジで気に入って、帰国後に1台買ってしまう、みたいな導線も自然に成立しそうですしね。
ラウンジの設備アップデートというと、新ラウンジ開業や拡張のような派手なニュースが目立ちがちですが、シャワーブースのドライヤーが変わったというような細部の改修は、実際に使う人にだけ刺さる類いの動きです。私たちは使わない側なので「ヘぇ」と眺めるだけですが、シャワーを使う派の旅人にとってはそれなりに体感差があるアップデートなんじゃないかと想像します。
使う使わないは別として、こういう動きは普通に楽しんで眺めたい
ラウンジ関連のニュースは、自分たちが実際に体験する範囲だけで判断するともったいない部分があるなぁと、今回書きながら改めて思いました。シャワー・ドライヤー周りは私たちには縁が薄いけれど、サービスがどう進化していくかを眺めるのはそれとは別の楽しみとしてあって、ラウンジ全体の方向性を知るための地味なヒントにもなる気がします。
私たちのスイートラウンジ初体験は次のハワイ便あたりになりそうですが、その時もたぶん向かう先は食事カウンターと飲み物コーナーで、シャワーブースの方には足が向かない予感がしています。ダイソンのトラベル版は、もし通りすがりに置いてあるのが見えたら「あ、これかぁ」と眺めるくらいのスタンスで十分。
使う使わないは別として、こういうサービスの細部が動くニュースは、これからも普通に楽しんで眺めていきたいです。