JTA沖縄〜台北線の機内食を一新、ブエノチキンが空を飛ぶ ― 沖縄主力派の私たちは地上で見送る話


JTA(日本トランスオーシャン航空)が、5月1日から沖縄/那覇〜台北/桃園線の機内食を一新するというニュース。プレエコ・エコノミー両クラス対象で、目玉は沖縄のチキン専門店「ブエノチキン」とのコラボ。沖縄/那覇発便では「ブエノチキンアボカドドッグ」、台北/桃園発便では「ブエノチキン冷製トマトパスタ」が提供されるそうで、沖縄に年5〜6回通っている側にとっては、なんとも気になる動きでした。

ニュースのあらまし

JTA、沖縄/那覇〜台北/桃園線の機内食を一新 プレエコで"ブエノチキン"を提供 - TRAICY(トライシー)

JTA、沖縄/那覇〜台北/桃園線の機内食を一新 プレエコで"ブエノチキン"を提供 - TRAICY(トライシー)

日本トランスオーシャン航空(JTA)は、沖縄/那覇〜台北/桃園線の機内食を、5月1日から一新する。 「うちなーの翼」として沖縄の食文化を国内外に発信することを目的とした取り組みの第2弾で、地元企業のブエノチキンやジミー、 […]

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JTAの機内食コラボとしてはこれが第2弾(第1弾はA&Wとのコラボ)。今回登場する沖縄ローカルブランドは以下のとおり:

  • ブエノチキン(1982年創業・浦添市): 沖縄県産やんばる若鶏をにんにくと秘伝のタレに2日間漬け込んでじっくり焼き上げるチキン専門店
  • ジミー(1956年創業・宜野湾市): 今年70周年を迎える老舗洋菓子・ベーカリーチェーン
  • ファッションキャンディ(1975年創業): 沖縄伝統の塩せんべいに黒糖ミルクチョコをかけた「チョコべぇ」がデザートに採用

沖縄/那覇発便の主菜は「ブエノチキンアボカドドッグ」、台北/桃園発便の主菜は「ブエノチキン冷製トマトパスタ」。デザートには両便とも「チョコべぇ」が提供されます。

沖縄には年5〜6回飛んでいるけれど、台北線には乗らない

私たちはマイル運用の関係で、羽田〜那覇・石垣・宮古の沖縄線を中心に年5〜6回は沖縄に飛んでいます。那覇空港のJTA機材も見慣れた存在ではあるのですが、JTAが運航する沖縄/那覇〜台北/桃園線(国際線)に乗ったことはないのが現実です。

那覇に降りたら、いつもの定宿であるダブルツリーbyヒルトン那覇(旭橋駅前)を起点に、夜はご近所のレストランでオリオンビール片手にアグーしゃぶしゃぶやラフテーで一杯、というのが定番ローテ。気分転換で北谷・瀬底・宮古島のヒルトンリゾートに足を伸ばすこともありますが、いずれも那覇・石垣・宮古を入口にするローテーションで、そこから台北まで足を伸ばす計画は今のところないのが正直なところです。

なので今回のニュースは、自分たちが直接体験する見込みは薄いけれど、沖縄ローテ族として地上で見送る側の話、という距離感で読みました。

ブエノチキンが空を飛ぶ動きは、地上から観察していて面白い

ブエノチキン自体は、沖縄に通っていれば名前を聞く定番の存在。ただ、私たちは沖縄でもレンタカーを借りない・歩ける範囲しか動かないスタイルなので、浦添市のロードサイドにあるブエノチキン本店までは物理的に辿り着く手段がない、というのが正直なところ。過去に那覇空港の自販機で販売されているという話を聞いて、空港内を探したこともあるのですが、結局見つけられず終い。今はもう自販機が撤去されたのか、特定エリア限定だったのか、私たちが見つけられなかったのか、いずれにしても入手手段が見当たらない状態でした。

普段の那覇滞在で食べているのは、ダブルツリー那覇の朝食ブッフェの沖縄そば・フーチャンプルー・豚しゃぶ系や、夜はご近所の店でアグーしゃぶしゃぶやラフテーを肴にオリオンビールで一杯、というのが定番。ブエノチキンは「興味はあるけど辿り着けない候補」として、未食のまま頭の中だけで存在感を持っている、という距離感です。

それでも今回のニュースには、不思議と心が動きました。理由はシンプルで、沖縄ローカルの定番ブランドが「県内で食べる」枠を出て、海外便のお客さんに沖縄文化を届ける入口になっている、という構図が面白いから。沖縄/那覇〜台北線の搭乗者にとっては、那覇に降り立つ前から沖縄のソウルフードをひと口体験できる仕掛けで、観光導線としての設計が上手だなぁと感じます。

沖縄ローカルブランドの「県外輸出」が増えていく流れ

JTAの機内食コラボは第1弾(A&W)、第2弾(ブエノチキン+ジミー+ファッションキャンディ)と続いていて、沖縄の老舗ブランドを国際線で発信する流れができつつあるようです。ジミー(70周年)もファッションキャンディも、沖縄県内で長く愛されてきたブランドが、機内という非日常空間で初対面のお客さんに出会う。これは沖縄文化の輸出という意味でも、JTA独自のブランディングという意味でも、地味に良い動きだと思います。

私たちは年5〜6回の沖縄ローテで「県内で楽しむ側」ですが、空を経由して県外・海外に届く沖縄を眺めるのも、それはそれで楽しいニュースの読み方ですね。

おわりに

JTAの機内食一新は5月1日から。沖縄/那覇〜台北/桃園線に乗る方は、那覇発ならアボカドドッグで沖縄ローカルの空気を持って台北へ、台北発なら冷製トマトパスタで那覇に向かう前から沖縄文化に着地する、という設計です。

私たちは台北線には乗らない側ですが、ブエノチキンが空を飛ぶというニュース自体は、沖縄ローテ族として地上で見送る側として楽しく眺めさせてもらいました。車を運転しない私たちにとっては地上のブエノチキンは依然として遠い存在ですが、いつか那覇空港の自販機が復活するなり、ゆいレール沿線で出会える機会があるなり、何かの偶然で食べられたらいいなぁ、と思った一報でした。

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出不精夫婦

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