2026年夏のジェット燃料不足で航空券がさらに高騰?ハワイ便への影響と我が家の動かない理由


朝のコーヒーをのんびり淹れていたら、また航空業界が騒がしくなる予感のニュースが流れてきました。なんでも、夏のジェット燃料がガッツリ足りなくなりそうで、欧州を中心に「夏休みシーズンの旅行が大荒れになるかも」とのこと。えっ、これGWが終わったばかりのタイミングで言われると、初夏以降の予定を組んでた人はちょっと冷や汗ですよね。

正直に書くと、私たちはハワイのハイシーズンを避けて飛ぶ派なので、今回の話は「ふーん、夏に動く気力がある人たちは大変そうだなぁ」と他人事感覚で読み始めたんですが、よくよく追っていくとハワイ便にも全く無関係とは言えなさそうな気配。今日はその辺をだらだら整理しておきます。

ニュースの中身

Jet fuel shortages could make travel a ‘total mess’ this summer | Honolulu Star-Advertiser

Jet fuel shortages could make travel a ‘total mess’ this summer | Honolulu Star-Advertiser

This summer is shaping up to be an expensive and uncertain time to fly, especially if you’re planning a European vacation.

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Honolulu Star-Advertiser

要点だけ拾うと、こういう話です。

  • イラン情勢の影響でジェット燃料価格が戦争開始以降70%以上上昇
  • 欧州は5月中旬までに燃料供給が枯渇する可能性があり、6月以降の夏季は減便・容量削減が本格化しそう。
  • アジアの航空会社も中東産原油への依存度が高いため同様に影響を受けると指摘。
  • 国際線の航空券は2月23日時点の776ドルから4月13日には1,064ドルに、国内線も335ドル→358ドルに上昇。
  • ルフトハンザは6ヶ月で2万便削減、KLMは160便削減、ユナイテッドは通年で5%の容量削減を表明。
  • 米国は石油備蓄とインフラのおかげで相対的にダメージは軽い見通し。

なお、原文はNYTの記事をスター・アドバタイザーが転載したもので、ANAやハワイ路線への直接言及はありません。あくまで「欧州とアジアの航空会社が殴られる夏」という大きな話。

「ハワイ便は関係ない」と思いきや…

最初に読んだ時の素直な感想は「あ、メインは欧州の話か。ハワイには直撃しなさそうかな?」でした。実際、米系のハワイ路線は本土発が中心なので、米国内線の話に近い文脈で見ると確かに大ごとにはなりにくそう。

ただ、私たちが気になるのはANAやJALといったアジア系のハワイ便のほう。記事は名指しを避けつつも「アジアの航空会社も中東石油依存度が高いから影響を受ける」とハッキリ書いていて、ここがちょっと引っかかるんですよね。日本→ホノルルは6〜7時間飛ぶ路線なので、当然ジェット燃料を大量に使うわけで、燃料コストが跳ねれば燃油サーチャージや運賃に乗ってくるのは時間の問題。

しかも、ヨーロッパ便がガッツリ削減されたら、その需要の一部はアジア・太平洋方面に流れてくる可能性もあります。ただでさえ夏のハワイは混むのに、欧州を諦めた人たちが「じゃあハワイ」と振ってきたら、それはそれで席が取りづらくなるパターン。特典航空券の枠なんて真っ先に絞られそうで、ちょっと胃が痛いです。

それでも我が家が「夏に動かない」のは合理解

とはいえ、出不精的にはこのニュースは「結果的にうちの動き方は間違ってなかったな」という確認材料でしかなくて。前から書いていますが、ハワイの特典航空券は必要マイルが急増するハイシーズンを避けて、ロー・レギュラーシーズンを狙うのが我が家の鉄則。理由は単純で、同じマイル数で泊まれる日数が増えて、移動コストが薄まるから。HGVのポイントも同じで、ハイシーズンに高ポイントを払って短く泊まるより、安い時期に長く滞在したほうが1往復のフライトの「元」が取れます。

夏は子どもの夏休みに合わせて家族連れがどっと動くのが分かっているので、そもそも我が家のルートには入っていない時期なんですよね。今回みたいに「燃料不足で航空券が爆上がり、しかも減便で取れない」みたいな話が出てくると、夏に飛ぶ層はマイル多く払う+運賃も高い+座席も取れないのトリプルパンチを食らいかねない。考えただけでぐったりします。

我が家はだいたい、暑さも落ち着いてくる秋〜冬や、観光客がガクッと減る時期に長めの滞在を入れて、その間ホクラニのキッチンでだらだらビールを開けるのが定番。そう考えると、今回の燃料不足のニュースは「夏に行く予定がない=直撃を回避できるかも」という地味な保険になっています。

夏に動かなきゃいけない人へのドライな所感

とはいえ、社会人の夏休みは7〜8月にしか取れない、という人が世の中の大半なのは分かっています。お盆休みにハワイ、というプランをすでに組んでいる人にとっては、今回のニュースはまあまあ嫌な話。

そういう場合に私たちが思うのは、「燃油サーチャージの改定タイミングをこまめにチェックしておく」「取れる席は早めに押さえておく」のシンプルな二つくらい。ANAは2ヶ月に一度くらいのペースでサーチャージを見直していて、原油価格が高止まりしているとそのまま跳ね上がります。今からじわじわ上がっていく可能性が高い時期に「あとで決めればいいか」と粘っていると、いざ予約しようとした時には運賃+サーチャージ+税金でエコノミーでも結構な金額になっていた、なんてことになりかねません。

特典航空券派の人は、マイル数は固定でも燃油サーチャージとTaxの現金部分は変動するのがミソ。マイル特典で取った時の現金部分が予想以上に高くて「あれ、こんなに払うんだっけ?」となるパターンが、夏は普通にありえます。

結論:夏は飛ばない、はやっぱり強い

結局のところ、今回のニュースを読んで我が家が出した答えは「夏は飛ばない、というスタンスを今年も継続」というだけのもの。マイルブースト用の外貨定期も、特典の取りやすい時期に向けて静かに積み上げておいて、夏のドタバタが落ち着いた頃にゆっくり予約を入れる。それで十分です。

夏の旅行を諦められない方は、サーチャージの改定情報燃料費の動向をこまめにチェックしておくのがおすすめ。あと、欧州便の混乱で太平洋方面に需要が振れる可能性も頭の片隅に入れて、座席はとにかく早めに押さえる方向で動くのが安心かなと思います。

我が家は今日もホクラニのキッチンを思い浮かべながら、コナブリューイングのビッグウェーブが冷えてる景色を妄想して終わりです。夏のジェット燃料、本当に大荒れになりませんように。

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出不精夫婦

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