マウイ・カパルア Wine & Food Festival 45周年、6月開催 ― ワイキキ中心派は行かないけど、ハワイのワイン文化の厚みを遠くから愛でる話
第45回Kapalua Wine & Food Festivalが、2026年6月25-28日にThe Ritz-Carlton Maui, Kapaluaで開催されるというニュース。ワイン・フード好きにはお馴染みのハワイ最古級のフェスで、今年は45周年の節目。Grand Tasting Galaから、ピックルボール+ロゼワインというユニークな企画まで揃っていて、ハワイのワイン・フード文化の厚みをまざまざと感じる一報でした。
ニュースのあらまし
45th Annual Kapalua Wine & Food Festival lineup, June 25-28, 2026 | Maui Now
The Kapalua Wine & Food Festival is proud to announce its return for a milestone 45th annual celebration, taking place June 25-28, 2026. As one of the nation’s oldest and most prestigious culinary events, the festival is the ultimate destination for oenophiles and culinary enthusiasts to share world-class cuisine and premium global wines.
主なイベントラインナップは以下のとおり:
- Grand Tasting Gala(6/27、Southwest Airlines スポンサー): 100社以上のワイン・食ブランドが集結する目玉イベント
- Signature Winemaker & Celebrity Chef Dinner(6/26): ワインメーカーとセレブシェフがペアリングする豪華ディナー
- Interactive Wine Seminars: Bubbles & Bumps、Sustainable & Organic Wines等
- Celebrity Chef Cooking Demos: 4コース試食ランチ付き
- Pickleball with Whispering Angel: ロゼワインを片手にピックルボール
- Mixology Pop-Up with Death & Co.: ニューヨークの伝説的バーがマウイに一日限定登場
- Sunset BBQ with Jack Arnold
参加するシェフ陣も豪華で、Maneet Chauhan、Antonia Lofaso(両者ともFood Network)、Michael and Bryan Voltaggio兄弟(初共演)、Zach Laidlaw、Glenn Thompson(Ritz-Carltonエグゼクティブシェフ)、ワインメーカーのJean-Charles Boissetなど、ワイン・フード界のスター総出演。FestivalパスのSwag Bagは「250ドル以上の価値」とのことで、参加者にはかなりお得な内容になっています。
私たちのハワイ滞在は基本ワイキキ中心で、マウイには足を伸ばさない
正直に書くと、私たちのハワイ滞在は基本オアフ島・ワイキキ中心で、マウイ・カパルアまで足を伸ばす計画は今のところありません。理由は単純で、歩ける範囲で完結する効率主義の滞在スタイルを取っているから。ホクラニのフルキッチン+ロングスドラッグス(徒歩1分)+ワイキキマーケットがあれば、ロングステイは何の不便もなく回せるので、わざわざ別島に飛ぶ動機が湧かないのが本音です。
カパルアは美しいリゾート地として有名なのは知っていますし、Wine & Food Festivalは45年も続く老舗で、ワイン・フード好きにとっては聖地のような存在。それでも、自分たちが「マウイに飛んで4日間フェスに参加する」という旅程を組むかというと、現状の出不精スタイルだとピンとこないのが正直なところ。
これは「マウイに興味がない」とか「フェスに価値を感じない」という話ではなく、自分たちの旅のリズム(ワイキキ拠点+歩ける範囲+部屋飲みベース)に組み込みにくい、という事実ベースの距離感です。マウイが好きで毎年カパルアに通う方々の楽しみ方は、それはそれで素敵だなぁと思っています。
それでも、ハワイのワイン文化の厚みは遠くから愛でたい
私たちのワイキキ滞在中の酒事情は、ロングスドラッグスでKendall-Jacksonの白ワインや$10前後のアメリカ産ボトル赤ワインをまとめ買い、ビールはコナブリューイングのBig Wave Golden AleやIPAを箱買い、というのが定番ローテ。「ある程度の質が担保されていれば量を望む」スタンスで、夫婦で気兼ねなくボトルを開けるのがいつもの楽しみ方です。
このスタイルとKapalua Wine & Food Festivalの「ワインメーカーとセレブシェフのペアリングディナー」は、価格帯も体験密度もかなり違う世界。ただ、ハワイにこういうフェスが45年も続いている事実は、ハワイのワイン文化の厚みそのものを物語っていて、ワイキキで$10ボトルを開けている私たちのような層が安定して質の良いワインを手に取れるのも、こういう上流のシーンが土壌として機能しているからなんだろうなぁと感じます。
ピックルボール+ロゼワイン、Death & Co.のミクソロジー出張、サンセットBBQなど、参加していなくても説明を読んでいるだけで楽しい企画が並んでいるのも、フェスとしての成熟度を感じます。45周年でこのラインナップを揃えてくる継続力は、それだけでひとつの文化資産だと思いました。
寄付先が地元還元になっている点も良い動き
このフェスの収益は、UH Maui College Culinary Arts ProgramやAloha Pu’u Kukuiなどへの寄付に充てられているそうで、単なる豪華フェスではなく、地元の料理人育成や環境保全に還元される仕組みが組み込まれています。ハワイのフードシーンの未来に投資する仕掛けがフェスに内蔵されているのは、観光産業として健全な構造だなぁと感じます。
おわりに
Kapalua Wine & Food Festivalは6月25-28日。我が家はマウイには行かない側ですが、ニュースを読みながら「ハワイのワイン・フード文化はこういう厚みの上に成り立っているんだなぁ」と再認識する機会になりました。
次回のワイキキ滞在では、いつもどおりロングスドラッグスでKendall-Jacksonと$10ボトルを買って、コナブリューイングのIPAを開けながら、「マウイで45周年フェスが盛り上がっているんだろうなぁ」と思いを馳せる、くらいの距離感で受け止めようと思います。