ANA整備服アップサイクルのトートバッグ4種、ROOTOTE共同開発で発売 ― 1万5,500円〜のファン向け価格帯、2019年から続く取り組みの最新弾
ANAグループから、整備部門の旧作業着を再利用したトートバッグ4種類が発表されたので、興味深く読みました。ANAアップサイクル・プロジェクトとして2019年から続いている取り組みの最新弾で、トートバッグ専門ブランドのROOTOTE(ルートート)との共同開発。価格帯は1万5,500円〜2万4,800円のファン向け価格帯で、ANA Mall内のANAワクワクショップで5月8日午後3時から販売中というニュースですね。
ニュースのあらまし
ANA、整備作業着の再利用バッグ ROOTOTEと共同開発
商品ラインナップを整理すると:
- 新商品 トートバッグ(大): 税込1万9,700円
- 新商品 スクエアトート: 税込2万4,800円
- 再販売 トートバッグ(小): 税込1万8,600円
- 再販売 サコッシュ: 税込1万5,500円
素材はANAエアロサプライシステム(AAS)で実際に使われていた旧紺色整備服。整備部門の作業着が紺色から水色にリニューアルされたタイミングで、退役した旧整備服を再利用しているとのこと。アップサイクル商品の特性上、一点ずつ色合い・風合い・サイズが微妙に異なる個体差ありの一点物仕様。販売はANA Mall内の「ANAワクワクショップ」で、販売元はANAウィングフェローズ・ヴイ王子です。
我が家は買わないけれど、応援はしたい
正直に書くと、私たちはこの手のANA関連グッズをこれ以上は増やしていません。クレジットカード論でも「これ以上のカードは作らない」というスタンスで集中して使っているのと同じスタイルで、グッズ系も「集めない・増やさない」方針です。1万5,500円〜2万4,800円という価格帯も、普段使いのトートバッグとして見るとファン向けの記念品価格に映ります。
とはいえ自腹で集めに行く対象ではないだけで、ANAという日々お世話になっている航空会社へのブランド愛着はしっかり持っているので、こういう取り組みのニュースは普通に楽しく読めます。乗る私たちとしてはANAのエコシステムの一部に居続けている立場ですし、整備の現場で使われていた服が形を変えて使われ続けていくのは、ファンの一人として楽しみに眺めていたい話ですね。
実際に整備の現場で使われていた紺色生地が一点ずつ違う風合いで残っているのは、ANAの整備に思い入れがある人・コレクター気質のあるファンには、ストーリー性のある一点物として刺さりそうな品物です。
嬉しいのは「2019年から継続している」という事実
ANAアップサイクル・プロジェクトは2019年に始動して以降、単発の話題作りで終わらずに継続的に商品ラインを増やしている点が、個人的には一番好印象です。直近で見えている取り組みだけでも:
- 廃棄車輪止め → ドアストッパーやタグ(2026年3月)
- 石垣島で回収したペットボトル → フライトタグ(2026年2月)
- 廃棄シートカバー → 手作りルームシューズ(2022年11月)
と、機内・空港・運航周りの「役目を終えた素材」を継続的に拾い上げて作り直してきています。今回の整備服アップサイクルもこれまでの取り組みの延長線上にあって、「単発のキャンペーンではなく、ブランドとしての継続的な姿勢」が見える点が、サステナビリティの取り組みとして価値あることだなぁと感じます。
サステナビリティの取り組みは「お題目だけ立派で続かない」ケースもあるなか、6年以上続けて商品化を重ねている実績は応援したいポイント。
一点物・個体差ありの面白さ
アップサイクル商品の特徴で、同じ商品でも一つひとつ色合い・風合い・サイズが微妙に異なるのは、量産品にはない楽しみがあります。整備の現場で実際に使われていた服の擦れ・ヤレが、新しいバッグの表情として残るとしたら、それはANAという会社の歴史の一部を持ち歩く感覚に近いはず。
私たちは購入予定こそありませんが、もし将来、もっと身近な価格帯やシンプルな小物(キーホルダー・ポーチ等)が出てきたら気になって覗いてみるかもしれません。今のラインナップは見送りで、また機会があれば、というところです。
おわりに
ANA整備服アップサイクルのトートバッグ4種類、5月8日午後3時から販売開始というニュース。私たちは買い増したりはしませんが、2019年から継続しているANAアップサイクル・プロジェクトの一貫した姿勢として、興味深く読んだ一報でした。
整備の現場で使われていた紺色生地が、ファンの手元で次の役目を持つ。ANAというブランドへの愛着がある方には、ストーリー性のある記念品として嬉しい品だと思います。